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土曜日の障害戦(8/31)


新潟1R 未勝利


ここは、障害戦で馬券圏内に絡んだ実績を持つのはたった2頭だけ。
しかもその2頭、うち1頭は新潟適性に疑問符が付き、もう1頭は状態面が怪しいときていますので、それなりに紛れる可能性を秘めたレースとなりそうです。

また、展開的に先行馬不在である点がどう出るか。
新潟コースだけに、展開利だけで簡単に勝ち負けまで持ち込めるとは思いませんけど、かといって展開面をガン無視してシミュレーションを組み立てるわけにもいきませんから、そこの部分の取り回しをどうするかで、結構頭を悩ませることになりそうですね。


中心には、⑦イエローウィンを推します。

この馬の前走は、石神Jが序盤からソロっと乗って終いを伸ばすだけの競馬でしたが、前が残る展開の中、後方からしっかりと脚を使えていた点は大きな収穫でした。
また、ここは抜けて強い馬が不在ですし、多少でも時計が掛かるのはこの馬にとってプラスに出そうですから、入障2戦目の今回、一変した走りで勝ち負けに持ち込んでくる公算が高いのではないか。そう考えています。


2番手は、⑤エクセレントラン

この馬にとって、舞台が新潟に替わり相手が大幅に弱化するここは、一気の躍進が見込める舞台設定が整ったと考えていいでしょう。
あとは、ここが休み明けのレースになることと、鞍上が草野Jに戻る点をどこまで割り引けばよいのか……ですが、この相手関係なら、仮に絶好調のデキでなくとも通用してしまいそうですし、時計のかかる馬場になれば草野Jに乗り替わるマイナスはいくらか軽減されそうですので、評価としてはこの位置でいいのかな、と。


3番手は、①トランシルヴァニア

この馬は、平地時代を含め名うての福島巧者であると理解すべきで、新潟コースでは一定の割引が必要になってくると考えていいでしょう。
ただしここは、スローで先行できる可能性が高いメンバー構成となりましたし、鞍上も上野Jに替わって道中にロスをグッと減らしてきそうな予感がしますので、あまり積極的に買いたい馬ではありませんけど、今回はこの位置で拾っておくことにします。


その他、ウインエタンセルは、前走の内容があまりに不甲斐なかったので、現状は本調子にないと判断してスパッと消します。

モンテイゾラは、決め手不足ではっきり新潟は向かないタイプであると評価していますので、展開利が見込めそうな点を考慮に入れても、あえて拾っておくという判断にはなりませんでした。


新潟4R オープン


ここは、いかにもオープン特別というメンバー構成になりましたので、勝負を分けるのは、各馬のコンディションと新潟コースに対する適性と考えていいのではないでしょうか。

展開的には、ブリエヴェールが逃げればそれなりに流れると考えるのが自然で、だとすれば、地力優先の組み立てでここは正解にたどり着けるような気もしています。

ただし、大きな力の差がないメンバー構成となったことは確かですので、割れた上位人気馬の中で、多少の紛れが起こる可能性は十分と思えてならないのですけれど、、、、


中心には、⑧ヴァレッタカズマを推します。

この馬の前走は、大竹柵の着地でバウンドしてから完全にリズムを崩してしまいましたし、相手関係もかなり厳しかったので、大敗という結果はあまり深刻に考えなくてもいいように思います。
そんな中、ここは森一馬Jに手が戻り、かつ置き障害の新潟コースに舞台が替わることになりますので、このレース条件と相手関係であれば、即巻き返しが可能なのではないか、と。


2番手は、⑤サイード

この馬の前走は、相手が揃っていたにしてもややもの足りないレース内容でしたけど、消極的な立ち回りで脚を余した印象もありましたし、休み明けでコンディションがまだ整っていないようにも見受けられました。
そして今回、一度使って乗り慣れた小牧加Jに手が戻るのであれば、こちらも一気の巻き返しを期待していいような気がしています。


3番手は、①リレーションシップ

この馬の前走は、最高の立ち回りができた中での4着ですので、過剰評価はやや危険なのではないかという印象もありました。
ただ、新潟コースではレースぶりが安定していますので、距離短縮がプラスに出そうな面を含めて考えるならば、最低限この位置には評価しないとダメなのかな、と。


4番手は、③エンデュミオン

この馬は、ここのところやや本調子を欠いている印象がありますし、新潟コースが特に合うタイプでもないだけに、スコーンと抜けて勝ち切るイメージはあまり湧いてきません。
それでも、スローペースの中、自ら外を回して勝負を仕掛けて行った前走を一定程度は評価でき、着順ほどレース内容は悪くなかったものと判断して、最後のひと枠で拾っておくことにしました。


その他、アスターディゴンは、この馬にとって最も相性が良くないのが新潟コースというイメージですので、その直感を信じ迷わずスパッと消すことにします。

ハーツシンフォニーは左回り巧者で、新潟では常に自分の力だけ走ってくる馬ですので、正直、エンデュミオンとこの馬のどちらを上位に採るべきか、少し悩んだところはありましたが、こちらは漁夫の利を得てナンボというタイプですので、ならば地力で動いていけるエンデュミオンを上位扱いしたいと最終判断したところです。

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