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土曜日の障害戦(4/22)


明日は、福島で平場のオープン戦と未勝利戦の2鞍が行われます。

では、早速、レースのみどころについて、解説していくことにしましょう。


福島4R オープン


ここは、上位人気になりそうな馬たちに微妙な斤量差がある組み合わせとなりましたし、加えてポテンシャル面では最上位のマイネルヴァッサーが長期休養明けのレースとなりますので、まずは力関係の比較が難しいレースとなりました。

さらに、展開面では先行馬の少ない組み合わせにもありましたので、個人的には、それなりに紛れが生じる余地の大きいレースになりそうな予感がしています。


ということで、中心には③ポートロイヤルを推します。

この馬の前走は、勝ち馬をはじめとしてメンバーが揃っていた中での4着でしたから、惜しくも馬券圏外に敗れはしましたけど、この馬なりに中身の濃いレースはできていたと考えます。

ここは、その気になればハナにも行けそうな組み合わせとなった分、明らかに展開面での恩恵を受けられそうですから、いよいよ馬券圏内を賑わせるチャンスが訪れたのではないか、と。適性面では、福島コース、距離とも特にマイナスになることはありませんしね。


2番手は、⑭マイネルグロン

この馬は、序盤の位置取りが悪くなりそうですし、本質的には本場向きの馬だと思っているのですが、ここはいかにも相手に恵まれた印象もありますからねえ~。

スローになって、道中で動いて位置を取りに行けそうなのもいいですし、一度使っての良化も期待できるとなれば、まあ、この位置には評価しておかないといけない気が、、、


3番手は、⑧マイネルヴァッサー

正直、10歳のこの馬に休み明けとこの斤量は厳しいと思いますけど、ここは相手関係がかなり楽ですし、鞍上に勢いがあることをも考慮すれば、なんだかんだ上位争いには絡んでくるのかな、と。

もちろんパドックで体調を確認するまで、安心はできないですけど……。


4番手は、④ニンギルス

前走内容の比較では、この馬が圧倒的な存在と言ってもいいのですけれど、距離延長ははっきりマイナス材料ですし、かなり厳しいレースをした後の中一週というローテーションもプラスにはなりませんので、あえて評価を下げてこの位置としました。

正直、消すところまで考えましたが、「この相手にそれはやり過ぎ」と最後に思いとどまった感じですね。


その他、オメガエリタージュは、距離延長がマイナスな点と、昨秋の福島の走りがひと息だった点を割り引いて選外としました。力差はないので、やられたらゴメンナサイしかありません。

サンデイビスは、掛かる気性が嫌だったのと、時計の掛かる馬場が理想だったので、その点も考慮して消しました。

ホシルミエールは、福島が得意ですし本当は狙いたい馬ではあるのですが……。やっぱり年齢的にピークアウトした感は否めませんし、熊沢Jと手が合うイメージも湧いて来なかったので、ここは潔く狙うのを諦めました。

リバーシブルレーンは、小倉の滞在競馬でパンパンの良馬場が好走条件ですからねえ~。ここは適性面で厳しいと見て、力だけなら通用することを承知でスパッと消すことにします。

福島5R 未勝利


ここは、上位がかなり抜けた人気になりそうですが、適性面でこの条件がぴったりとは思えない中で、それでもおつりが残るのかどうか。

そこの部分について、正確な判断を求められるレースとなった印象が強いですね。


中心には、①トーセンクライマーを推します。

この馬の前走は、最初の障害で鞍上が落馬寸前となる不利がありましたし、その影響もあってその後もロスの多い競馬となってしまいましたが、その中で最後まで諦めずによく走っていたな、と。

そして今回、入障2戦目の上積みが見込めるだけでなく、小野寺Jへの乗り替わりも破壊力抜群と言えますので、ここはこの馬の一変に期待してみたいと思います。


2番手は、②イザトナレバ

なんとなく地味なイメージのあるこの馬ですが、前走は時計的にしっかりと走れていますし、レース慣れと相手関係の弱化を考慮すれば、このメンバー構成なら足りちゃうのではないか、と。

レースセンスが良く、福島コースを問題なくこなせそうな点もプラス材料となりますので、、、


3番手は、⑦プンタアレナス

う~ん、この馬は新潟まで待てば確勝級と言える存在なのですがね。

ただ、スタートに不安があり不器用で本質的に福島向きでない点を考慮すると、この相手関係でも取りこぼしの心配が……。まあ、出遅れようが、外を回されようがおそらく大崩れはしないと思うので、なんだかんだ好走はするんでしょうけど、それでも頭テッパンという感触はなくて、、、


4番手は、④ホウオウヴォーヌ

どうでしょう、この馬の入障2戦目での一変はありませんか……。

もともと気性面に課題がある馬ですから、極端な道悪馬場、かつスタート後に挟まれて大きく下がった前走は度返ししていいと思いますし、ここは伴Jが積極策に打って出る可能性も考えられますので、いろいろと考えて最後のひと枠をこの馬に使うこととしました。


その他、ポールトゥウィンは自信を持って消したとかではないのですけれど……。

センスがいい馬なので、2戦目の上積みもさほど大きくはなさそうですし、前走の相手関係が貧弱だったこと、スローペース必至のレースでは小牧加Jのタメ殺しが怖いことなどを総合的に考慮すると、人気ほどの信頼は置けない。最後はそう判断した次第です。

この馬に関しては、やられたらゴメンナサイ。そう割り切ります。


あとは、ここが障害戦初騎乗となる水沼Jを応援しましょう!

勝ち負けはともかく、なんとか無事にレースを終えてくれることを祈っています。

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