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2024_中京記念の回顧


今週も、週末に行われた重賞レースについて、簡単に振り返っていくことにしましょう。


日曜 小倉11R 中京記念


ここは、全体のレースラップが12.2 - 10.4 - 11.7 - 11.5 - 11.7 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 12.3

テーオーシリウスとセルバーグがテンから激しく競り合い、息の入らない超ハイペースを演出した結果、まったく同じレース条件で2月に行われた小倉大賞典上位組が、わかりやすく今回も上位入線を果たす結果となりました。


勝ったアルナシームは、なんと言っても道中の立ち回りが100点満点。
ロスなく馬群を捌き最高のタイミングで先頭に立つ形になりましたので、「これで勝てなかったらしょうがない」という素晴らしいレースができたのではないでしょうか。
当研究所的にも、レースシミュレーションがドンピシャにハマったという点において、これ以上ない結果が出てくれて安堵しています。

2着エピファニーは、小倉大賞典の時ほど馬群をスムーズに捌けませんでしたが、それでも当時から斤量が増えていたことを含めて考えるのであれば、大好走と言っていい素晴らしい走りを見せてくれました。
杉原Jも昨年あたりから地味に騎乗ぶりが安定してきていて、今回も落ち着いた手綱さばきを見せていましたね。

3着エルトンバローズは、アルナシームの徹底マークの遭って最後は差されてしまいましたが、自身が目標になってしまったことと、トップハンデで勝ち馬とは2kgの斤量差があったことを考えれば、負けて強しと言える中身の濃いレースができたのではないかと思います。

4着ロングランは、今回も自分の力は確実に出し切っている印象ですが、小倉大賞典当時ほど外が伸びる馬場にならなかった分、馬券圏内には一歩届かなかったという評価でいいでしょう。

5着ニホンピロキーフは、終始外を回る形になった分だけ最後に伸びを欠いた印象でした。
ただ、今回はこうなることが事前に想像できるくらい悪条件が揃ってしまったとも言えますので、この5着を単に力負けと考える必要はないように思います。


◎アルナシーム → 5番人気1着
○エピファニー → 2番人気2着
▲ニホンピロキーフ → 3番人気5着
△エルトンバローズ → 1番人気3着

自己評価 10/10点


それでは引き続き、「本気の競馬力向上研究所」およびメンバーシップ馬券裁判男が本気でつくった競馬質問箱をどうぞよろしくお願いいたします!

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