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土曜日の障害戦(4/1)


明日は、阪神で三木ホースランドパークジャンプステークスが行われます。

では、早速、レースのみどころについて、解説していくことにしましょう。


阪神8R 三木ホースランドパークJS


ここは少頭数のレースとなりましたが、斤量差があったり、乗り替わりがあったり、休み明けの馬がいたりもしていて、おそらくはそれほど簡単なレースにはならない。そんな気がしています。

シミュレーションを組むにあたって、ベースとなるポテンシャル面を重視するのか、コース適性を重視するのか、それとも展開面を重視するのか……。重心の置きどころを間違った瞬間に、「大ハズレ」という現実を突きつけられそうですから、どのファクターを重視すべきかの検討には、十分な時間を割くべき。そうも思います。


展開的には、テリオスルイがハナに行き、番手にザメイダンという並びが有力でしょう。

あとは、レース途中で大胆に動いていく馬がいるかどうかですけど、後ろから行く馬に騎乗するジョッキーの胆力を考えると、淡々と流れての前残りというパターンにも警戒が必要になりそうですから、そのあたりのさじ加減をうまく調整できたらいいな、と。


ということで、ここは④ザメイダンを中心視することとしました。

この馬、昨年は体調面が整わず、本来の力を出し切れずに終わってしまった印象ですが、そんな中でも、阪神ジャンプステークスではテリオスルイに先着していたほど。立て直して少しでも体調がアップしているようなら、62kgの斤量でも番手から抜け出す競馬で好戦できるのではないでしょうか。

パドックで仕上がり状態を確認しないといけないのは、もちろんのことですけれど……。


2番手は、②テリオスルイ

本質はローカル向きの馬でしょうが、それでも近2走の内容なら阪神が舞台でも問題なく走れると見るべきでしょう。

展開面でもここはかなり恵まれそうですから、ポテンシャル面の比較ではやや見劣っても、なんだかんだ勝ち負けに持ち込んでくる可能性は高い。そう考えました。


3番手は、①キャプテンペリー

阪神コースに良績のないこの馬ではありますが、昨年のこのレースを振り返ってみれば、コース適性に乏しいということはなさそうなんですよね。

正直、斤量面はやや厳しいですけど、簑島Jに乗り替わって多少のプラスアルファが見込めますし、このメンバー構成なら上位進出も十分に期待できるのではないでしょうか。


4番手は、⑥メイショウユウスイ

出脚の鈍いこの馬、レース序盤は最後方からの追走となりそうですが、もしも鞍上にその気があれば、この少頭数だと途中から動いて行く競馬ができると思うのですよね。

未勝利時代の対戦成績から、機動力勝負ならテイエムタツマキよりもこちらが上。そしてそのテイエムタツマキが、オープンでも大崩れせずに走っていることを考えれば、「休み明けの昇級戦」という厳しい条件を考慮しても、最後に拾っておく価値はある。そう判断したところです。


その他、テイエムタツマキももちろん勝負圏内の一頭という評価にはなりますが、この馬はヨーイドンの瞬発力比べが大の苦手。今回はそんなレースになると決め打ち、割り切って消すことにしました。

ワンダークローバーは、まだまだ上がり目がありそうですし、鞍上が難波Jというところにも怖さを感じますけど、常識的な比較では、率直にまだ足りないと判断せざるを得ませんでした。


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