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第72回 京都新聞杯のみどころ
京都11R 京都新聞杯
ここは、能力比較が非常に難しい大混戦。しかも先行馬不在でレース展開が読みづらいときましたので、自分なりの拠りどころを見つけて決め打ちを敢行する以外、ぶっちゃけ良いアプローチの方法がみつかりません。
ひとつだけ明確なヒントがあるとすれば、ショウナンラプンタが先週の青葉賞で好内容の2着と健闘したことですが、これもゆきやなぎ賞組のレベルにに一定のお墨付きを与える程度のものであって、決定的な切り札にはなり得ませんので。
ということで、ここは⑭アドマイヤテラを中心視することにしました。
この馬に関しては、インを通した馬が馬券圏内を独占した前走の若葉Sで、唯一頭外を回して勝負に絡んできたレース内容が秀逸。加えて、適性的にも京都の外回りはベストと思えますので、力対力の勝負に持ち込めば、好勝負必至なのだろうと考えています。
ただし、ゲートが遅い馬にM.デムーロJの騎乗では、十中八九出遅れるのを覚悟しないといけませんし、スローになって向正面で自ら動いて行く形になりそうな点がどうなのか、ではあります。当研究所的には、大味なレースになっても脚の使いどころがハマれば勝ち負けに持ち込めると考えていますが、もしも変なところで脚を使ってしまえば惨敗まであるのでしょうから、そこは割り切って狙うしかないのかな、と。
2番手は、⑦ヴェローチェエラ。
この馬は、キャントウェイトやショウナンラプンタなど、なんだかんだ力のある馬ともここまで互角に戦えていますので、これくらいのメンバー構成なら力で見劣ることはおそらくない。そんな気がするのですよね。
もしもゴール前で混戦になるようなら、勝負根性に長けたこういったタイプの馬の出番とも言えますので、鞍上に対する信頼度を含めて考えるならば、これくらいの評価をしておくべきなのかな、と。
3番手は、⑩ハヤテノフクノスケ。
どうでしょう、ここはこの馬の単騎逃げになりませんか。
これまでのレースぶりから、どうも終いにピリッとした脚を使えないようではありますけど、自ら主導権を奪ってレースをコントロールできるようなら、勝ち負けのラインまで持ち込んできても特に驚くことはない。そんな気がしています。
4番手は、⑫インザモーメント。
この馬に強いというイメージはありませんが、レース上手で確実に自分の力を出せる点はしっかり評価しないといけません。
今回はちょっと枠が外過ぎる分、やや評価を下げた格好にはなりますけど、馬群が団子になって終始外々を回らされるようなことがなければ、終いにひと脚使って上位争いには絡んでくるのかな、と。
その他、ここは有力馬が五指に余る印象ですので、枠の並びだったり展開面だったりを考慮して、上記以外の馬は割り切って消すことにしました。
キープカルムあたりは、まともなら勝ち負けに持ち込んできてもおかしくないくらいの力がある馬ですが、距離がやや長そうなのと枠の並びがあまりに悪すぎる点を考慮し、あえて評価を下げた感じになりますので。
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