競馬反省会【11/18,19（土・日）分】

今日も、この週末の「おすすめレース」について、その反省会を簡単にやっておくことにしましょう。

ネット上では、いわゆる「後出しじゃんけん」が広く横行しがち。残念なことに、都合のいい部分だけを切り取って成果を強調する「当たった当たった詐欺」が広くはびこる現状には、思わず目を覆ってしまいます。

そんな中、当研究所は常に競馬の本質を追求しながら、メンバー、フォロワーの皆さんの競馬力向上にお役立ていただきたいとの思いを持ちつつ運営しておりますので、成績の良し悪しに関係なく、反省会の模様はレース前の投稿内容とセットにして全編完全無料公開。

良いところばかりでなく、うまく行かなかった部分についてもしっかりと見ていただくことにより、「なるほど、そういうことか……」という何らかの気づきを得ていただけたらうれしいですね。

そんなこんな、肩ひじ張らずに自然体での研究所運営を心掛けておりますので、メンバーシップ「馬券裁判男が本気でつくった競馬質問箱」メンバー外の方も、是非、お気軽にご覧ください。

---

≪土曜日分≫

東京１Ｒ　2歳未勝利：ダ1,600m

【レース展望】

前走のレースレベル比較がカギ。枠の並びとコース適性を慎重に検討して

【注目馬】

◎ ⑪ジョリーロジャー　2番人気3着
前走は負けて強し。ゲートは不安でも、東京マイルなら巻き返しが可能では
○ ⑫セントラルヴァレー　1番人気1着
前走は勝ちに等しい敗戦。レースぶり自体に不安はなく、枠の並びも上々で
▲ ⑬ペイシャスウィフト　3番人気8着
息の入りづらい展開を凌いだ前走には、時計以上の価値有。スンナリ先行で
△ ④サンキャメロン　6番人気5着
決め手ひと息も、レースセンスは上々。ここも好位からの競馬で崩れない

自己評価　３／１０点
ここは、初ダートとなったミルトパワーに一角を崩される形となりましたが、決して読みの筋が悪かったわけではないので、特に悲観すべき結果ではなかったと自己評価しています。

東京２Ｒ　2歳未勝利：芝1,600m

【レース展望】

スローペース必至の組み合わせ。前付けしてひと脚使えるタイプの馬が狙い

【注目馬】

◎ ⑤ヴァルドルチャ　1番人気2着
前走はドン詰まりで何もできず。モレイラＪなら、そのリスクは低減して
○ ②エレクトリックブギ　7番人気5着
前走は着差以上の好内容。Ｃコース替わりを味方につけて勝ち負けも
▲ ⑮ブライトマン　2番人気1着
前走は前に壁を作れない不運も。レースセンスは上々で、前進は必至
△ ⑪イサチルカゼニタツ　5番人気3着
決め手ひと息も、レースセンスは上々。前走より積極的な競馬なら前進も

自己評価　８／１０点
順番はともかく、ここはフォーカスすべき馬のリストの精度がかなり高かったので、人気サイドの決着ではありましたけど、シンプルに合格点を付けておきます。

東京３Ｒ　2歳未勝利：ダ1,300m

【レース展望】

実力差の大きい組み合わせ。前の並びをどう読むかがカギを握って

【注目馬】

◎ ②エチャケナ　1番人気1着
前走のラップを再現できれば、ここは勝てる組合せ。あとはスタートだけ
○ ⑩ピュアバブル　5番人気7着
フットワークのイイ馬。一度使ってのダート替わりなら、変わってもいい
▲ ⑬ギガストーム　8番人気8着
この馬は短距離がよさそう。馬体が絞れて外目を楽に追走できるようなら
△ ①ニシノアヤカゼ　2番人気6着
条件替わりはＯＫ。ハナに行ってエチャケナに徹底マークされると試練も

自己評価　５／１０点
ここは、エチャケナが出遅れて展開の読みを大外しした中で、なんとか単勝馬券だけは死守したという微妙な結果。
その単勝配当が260円だったことを踏まえると、及第点にはやや足りずという評価が妥当なのかな、と。

東京10Ｒ　晩秋ステークス：ダ2,100m

【レース展望】

先行馬の少ない組み合わせ。前半の位置取りとペースがカギを握って

【注目馬】

◎ ⑯ホウオウバリスタ　2番人気4着
この相手関係なら、大外枠は不利にならず。好位から抜け出す正攻法で
○ ⑫グリューヴルム　4番人気3着
枠の並び上々。ペースが落ち着きそうなメンバー構成で、しぶとさが生きる
▲ ⑪ホウオウフウジン　6番人気11着
単騎で行ける組合せ。マイペースの逃げなら、そう簡単にはバテない
△ ③アイブランコ　11番人気6着
この条件は合いそう。軽ハンデも魅力で、人気薄での一発差し込みを期待

自己評価　２／１０点
ここは、中心視したホウオウバリスタがゲートで躓いて位置取りが後ろに。その影響により、徹底マークで潰せると考えていた人気のオーサムリザルトに勝たれたのですから、明快に敗因を説明できるという意味で、それほど悪い結果ではなかったと総括しておきます。

東京12Ｒ　3歳以上1勝クラス：芝1,600m

【レース展望】

ペリファーニアの復帰戦。全体のレースレベルも高く要注目のレース

【注目馬】

◎ ⑮エンデミズム　2番人気1着
東京マイルでは信頼度絶大。相手はかなり強いが、安定感ではこの馬
○ ⑪アサクサヴィーナス　4番人気3着
折り合い面はカギでも、枠の並びは悪くない。得意の東京マイルなら
▲ ⑥ペリファーニア　1番人気2着
地力上位は明らかも、枠の並びを含め死角なしとは言えず。過信は禁物か
△ ④ダイシンヤマト　3番人気9着
東京マイルがベスト。いかにも相手は強いが、２，３着争いならチャンスも

自己評価　９／１０点
ここは、人気両馬の順位付けの部分を含め、「ずいぶんとうまいことやれたな」と自らを褒めておこうと思います。
休み明けのダイシンヤマトを最後に拾ってしまったことだけが、唯一の減点材料になりました。

京都２Ｒ　2歳未勝利：ダ1,800m

【レース展望】

上位陣は盤石の組み合わせ。絞りに絞ってなんとか好結果を

【注目馬】

◎ ⑩クリノフィガロ　2番人気3着
人気勢の中でもっとも崩れるリスクが低い馬。課題はタイトなローテだけ
○ ⑦アリエスキング　3番人気2着
条件替わりが魅力でもあり、不安でもあり。ただ、勝つ確率だけならこの馬
▲ ⑨ロードフォアエース　1番人気1着
先行力があって、センス上々のレースぶり。砂を被らなければ大崩れはない

自己評価　８／１０点
順番違いは一定の減点材料となりますが、ジャイアントキリングが起こりにくいレースをしっかりと見極め、確実にスコアにつなげることができましたので、ひとまず合格点という評価でいいのかな、と。

京都３Ｒ　2歳未勝利：芝1,600m

【レース展望】

臨戦過程がバラバラで、曲者揃いの組み合わせ。マイル適性を重視して

【注目馬】

◎ ⑦ガロンヌ　5番人気2着
前走は競られて息の入らない流れに。距離短縮を味方に、粘りを増すはず
○ ①カルパ　3番人気4着
前走は前時代的なヒドイ競馬。距離短縮、乗り替わりなら前進は必至で
▲ ⑫サマーアゲイン　6番人気7着
枠の並び上々。連闘策で馬体を絞り、番手外から粘り込む競馬で本領発揮か
△ ⑤ローマンレイク　4番人気8着
子供っぽさが残るも、レースセンスは上々。距離短縮もプラスになりそうで

自己評価　２／１０点
このレース、中心馬の選定は間違っていませんでしたが、タガノデュードを「距離に関係なく詰めが甘い馬」と決めつけてしまった点をよく反省しないといけません。
「マイルに短縮してどうか」と一旦は立ち止まってよく考えたのですけれど、そこから先の判断を誤ってしまいましたので。

京都６Ｒ　2歳未勝利：芝2,000m

【レース展望】

少数精鋭のメンバー構成。人気サイドの決着になる公算が大だが、油断禁物

【注目馬】

◎ ④ハヤテノフクノスケ　2番人気1着
迫力のある好馬体。切れる脚はないが、素直で長くいい脚を使えるのがいい
○ ⑨サウンドノバ　4番人気10着
芝では好メンバー相手に善戦が続く。ここまで相手関係が楽になれば

自己評価　８／１０点
ここは、セレクトセール取引額１億円越えの良血馬、ショウナンガチの出遅れ、取りこぼしをしっかりと読み切れたのがよかったですね。
サウンドノバはタイトなペースを追いかける形になって惨敗となりましたが、青森県産超マイナー血統馬の大逆転劇を予見できたことに関しては、胸を張ってもいい結果だったと思います。
これぞブラッドスポーツである競馬の醍醐味。そんなレースとなりました。

京都７Ｒ　3歳以上1勝クラス：ダ1,800m

【レース展望】

展開は微妙だが、力差のある組み合わせ。馬券力をトコトン駆使して

【注目馬】

◎ ②セットリスト　3番人気8着
前走は、勝負どころで前が詰まって仕掛け遅れ。好枠を引いて今度こそ
○ ⑤レッツゴーローズ　1番人気1着
好メンバーと常に好戦。スムーズなレースができれば、勝ち負け必至で
▲ ⑥ゴーフォマームード　2番人気2着
前走はこの馬の理想の競馬。不器用だが、外目から長く脚を使う形で
△ ④フェルンマンボ　4番人気3着
堅実無比。やや決め手不足の印象も、ほぼ確実に掲示板以上には

自己評価　５／１０点
ここは、中心視したセットリストがハナに行く奇策を打ち、その結果、レッツゴーローズに徹底マークされて潰される格好となりましたが、なんだかんだ２，３，４番手評価の馬が馬券圏内を独占しましたので、反省材料は展開面の読み違いだけ。
いわゆるタテ目決着ではありますが、及第点に近い評価をしていいのではないでしょうか。

京都８Ｒ　3歳以上2勝クラス：芝1,600m

【レース展望】

将来性豊かな馬が集まった超ハイレベル戦。見応え十分のレースを期待！

【注目馬】

◎ ⑦ニホンピロキーフ　6番人気1着
弾けた前走のゴール前は本格化の証し。昇級戦、超強力メンバーが相手でも
○ ②ディオ　1番人気3着
詰めが甘いというよりは、近走は相手が強すぎ。ここも最低限、好勝負には
▲ ③セーヌドゥレーヴ　3番人気2着
前走はレコード決着を演出する好内容。相手は強力だが、ベストの条件なら
△ ⑪アルジーヌ　2番人気4着
こちらも素質馬。京都のマイルはピッタリで、上位争いには絡んできそう

自己評価　１０／１０点
ここは、会心の特大ホームランと評価しておきます。何より、ニホンピロキーフの本格化をタイムリーに探知できた点がよかったですね。
ところでこのレースの馬連3-7は、明らかな過剰投票が入っていると断言してもいいでしょう。馬連の的中票数を調べてみると36,320票となっていますが、このうち概ね15,000票程度、すなわち約150万円分の投票に関しては、客観的に見てなんらかのバイアスがかかっていたとみるべきなのかな、と。
幸い、八百長が疑われるようなレースでなかったのが救いですけれど、こういった不自然なオッズ傾向が表面化するのは、あまり気持ちのいいものではありませんよね。
念のため付記しておきますが、私は決して犯人じゃありませんよ（苦笑）。

京都９Ｒ　蹴上特別：ダ1,800m

【レース展望】

３歳の素質馬が複数頭出走も、その取捨選択がカギを握りそうで

【注目馬】

◎ ⑨メイショウモズ　1番人気1着
レースぶりに安定感あり。京都コースも合う印象で、ここも上位争い
○ ⑭カネトシブルーム　2番人気8着
斤量増は課題でも、枠の並びは上々。マイペースで先行する形なら
▲ ⑥グローツラング　9番人気10着
京都替わりは歓迎材料。スローなら自ら動いて行っても面白いのだが
△ ⑮カンピオーネ　6番人気3着
休ませてようやく本調子に。マイペースに徹し、自分のレースを完遂すれば

自己評価　６／１０点
ここは、中心視したメイショウモズがしっかりと勝ち切って単勝配当が270円。向正面マクリの奇策を打ったヒデノレインボーに一角を崩されてしまいましたが、ひとまずギリギリの及第点という評価にしておきます。

京都11Ｒ　アンドロメダＳ：芝2,000m

【レース展望】

帯に短し襷に長しのメンバー構成。近走内容を重視して

【注目馬】

◎ ⑧ロングラン　6番人気5着
地味な存在ながら、相手関係は有利。岩田康Ｊ渾身のイン差しを期待
○ ②マイネルクリソーラ　3番人気2着
末脚堅実。色気を出さず自分のレースに徹すれば、ハマりそうな予感が
▲ ⑩テーオーソラネル　5番人気4着
その気なら行き切れる組み合わせ。単騎逃げなら、多少のハイペースでも
△ ①ヤマニンサンパ　2番人気3着
本質は外回り向き。過度な期待まではどうかも、この相手なら力は上位で

自己評価　４／１０点
ここは、名前を挙げた４頭が全馬掲示板に載ったものの、一番人気だったディープモンスターに力でねじ伏せられるという結果でしたので、外し方としては、これ以上ないくらい美しい形であったと思っています。
中心視したロングランは、最後の直線で進路が塞がる惜しい競馬になってしまいましたが、岩田康Ｊがインにこだわるレースをしてくると読んだ点を含め、シミュレーションの内容としては上々の内容でした。

京都12Ｒ　3歳以上1勝クラス：芝1,600m

【レース展望】

標準的なメンバーレベル。３歳馬の扱いが勝負を分けそうで

【注目馬】

◎ ④マンデヴィラ　4番人気13着
前走の敗因は馬場。京都のマイルはピッタリの印象もあって
○ ⑫レオンバローズ　3番人気3着
京都のマイルはベスト。前に馬を置いて、スムーズに立ち回れるようなら
▲ ⑬キタサンダムール　2番人気12着
前走は強敵相手に善戦。成長力ひと息も、この相手関係なら善戦以上も
△ ⑮テンノメッセージ　6番人気1着
前走好内容。乗り難しさがあって距離延長は微妙も、この組み合わせなら

自己評価　１／１０点
ここは、勝ったテンノメッセージを最後のひと枠で拾えていたこと以外、これといって見せ場のない結果となってしまいました。
中心視したマンデヴィラは、パドック、返し馬と馬に精神的な余裕がなくなっている感じでしたので、前走の敗因分析が誤りであったということ。そこはよく反省しておかないといけません。

福島６Ｒ　3歳以上1勝クラス：ダ1,700m

【レース展望】

先行馬揃いの乱戦模様。コース未経験でも、適性のありそうな馬を狙って

【注目馬】

◎ ⑩ヴァンドゥラン　3番人気3着
おそらくこの条件は合う。展開利に乗じて、機動力を生かせるようだと
○ ①タロントゥーズ　2番人気1着
能力上位、条件ベスト。あとは最内枠で激流に巻き込まれた時がどうかだけ
▲ ⑥レッドデクスター　5番人気競走中止
いい脚が長続きしないが、立ち回りは器用。展開利に乗じての差し込み期待
△ ②ボールドトップ　6番人気6着
地味ながら前走勝ちに価値あり。好枠からうまく立ち回れるようなら一発も

自己評価　３／１０点
ここは、悪くはないシミュレーションの組み立てではありましたけど、 読みどおり揉まれる競馬となった一番人気のライツフォルに、思いがけず力を出し切られてしまったのは完全な誤算でした。要反省ですね。

福島10Ｒ　西郷特別：ダ1,150m

【レース展望】

韋駄天揃いで激流必至か。位置を取れてコース適性の高い馬を狙い撃ち

【注目馬】

◎ ④パロットビーク　5番人気2着
条件ピッタリ。好位からロスなく捌いて来られるようなら、上位争いは必至
○ ③ミロワール　4番人気着16着
若干のハイペースでも行くだけ行けば、粘れる条件。スタートを決めて
▲ ⑬ビルカール　1番人気8着
当地での未勝利勝ちが好内容。スタートを決めて中団前の位置を取れれば
△ ⑪ルピナステソーロ　11番人気10着
コース巧者。２，４走前よりも相手関係が楽になって、３度目の正直も

自己評価　２／１０点
ここは、完全な展開の読み違い。「ミロワールのほうがダッシュが速く、アイファーシアトルを競り負かせる」と考えていたのですが、結果はその逆になってしまいましたので。
ただ、ミロワールの鞍上が急遽変更になるなどの不運があったのも確かですから、中心視したパロットビークが２着と好走したこと含め、そこまで酷い内容ではなかったと自己評価しています。

≪日曜日分≫

東京１Ｒ　2歳未勝利：ダ1,400m

【レース展望】

比較的力差のある組み合わせ。人気サイドの決着が濃厚か

【注目馬】

◎ ⑯エースアビリティ　1番人気2着
この条件ではレースぶりが安定。これくらいの相手関係なら、再度勝ち負け
○ ⑭マイネルスピカ　5番人気3着
距離短縮で化けるのは必至。枠の並びも理想的で、馬券圏内突入を期待
▲ ⑨ドレッド　3番人気8着
千四ダートは適条件と見た。砂を被った時にどうかも、スムーズな競馬なら
△ ③チェルシー　4番人気16着
前走は勝ち馬にマークされて失速。マイペースの逃げなら粘りを増すはずで

自己評価　４／１０点
ここは、勝った２番人気のニシノアウェイクに一か八かの競馬でやられただけなので、幸いあまり尾を引く敗戦とはなりません。
実際、田辺Ｊの立ち回りはドン詰まりと紙一重だったわけで、少しばかりこちらに運が足りなかっただけ。その程度の評価にしておこうと思います。

東京２Ｒ　2歳未勝利：芝1,800m

【レース展望】

自分でレースをつくれない馬が多い組合せ。前に行ってしぶとい馬が狙いか

【注目馬】

◎ ⑬ウインアリス　4番人気8着
追い通しでも最後まで諦めずに伸びた前走に光明アリ。積極策に出られれば
○ ③フォーザボーイズ　1番人気1着
レースセンス上々。初戦だけ走れば、ここも余裕で勝ち負けか
▲ ⑥ショウナンナツゾラ　2番人気2着
溜めて切れる馬だけに展開面が課題に。それでも自分のレースに徹すれば

自己評価　１／１０点
ここは、ウインアリスが積極的なレースをして粘り込むと決め打ったのですけれどね……。多少は道中の行きっぷりが改善された感じもありましたが、外々から終始アクセルをふかす競馬になってしまっては、最後、伸び切れないのも仕方がありませんでした。

東京12Ｒ　3歳以上2勝クラス：芝1,400m

【レース展望】

前走マンドローネ組が主力を形成も、別路線組の評価もまたカギに

【注目馬】

◎ ⑭アップストローク　4番人気6着
今はこの条件がベスト。展開も味方しそうで、ここは豪快な大外一気を期待
○ ⑫オメガキャプテン　1番人気3着
レースセンス上々。成長力ひと息の血統だが、この相手なら再度好勝負か
▲ ⑨ペイシャフラワー　7番人気15着
４角で躓いた前走は無理をせず。左回りの千四ならこのクラスでも通用して
△ ④エッセレンチ　3番人気4着
東京なら千四のほうが向く馬。使える脚は短いが、戸崎Ｊに乗り替わるなら

自己評価　０／１０点
ここは、展開とトラックバイアスを読み違っての完敗。中心視したアップストロークは、ひとまず自分の力を出し切ってくれましたので、とにもかくにもこちらの読みの甘さを反省する以外に何もありません。

京都２Ｒ　2歳未勝利：ダ1,800m

【レース展望】

粒ぞろいのメンバー構成。近走内容を信頼し、人気サイドの決着を想定して

【注目馬】

◎ ⑪オーシンハーフ　2番人気1着
前走は人気薄での好走も、レース内容、走破時計とも上々。先行できれば
○ ⑯シーリュウシー　4番人気5着
勝ちを意識した前走はチグハグな競馬に。じっくりと構える本来の形なら
▲ ⑭ベルウェザー　1番人気4着
レースセンス上々、前走時計は及第点。枠の並びは良く、今回も上位争いに

自己評価　６／１０点
ここは、中心視したオーシンハーフが勝ち切って単勝配当が350円。インをうまく立ち回った馬に２，３着をかっさらわれましたが、まずは及第点の評価でいいと思います。

京都10Ｒ　近江特別：芝2,000m

【レース展望】

ハンデ戦ながら力差のある組み合わせ。基本は近走内容を重視して

【注目馬】

◎ ⑪サクセスドレーク　1番人気3着
素質馬がようやく復調。この相手関係なら、ここはなんとかしたいところ
○ ④ウインスノーライト　2番人気1着
前受けしてのしぶとさは特筆もの。昇級しても相手なりに走れるタイプで
▲ ⑥スズカハービン　9番人気13着
脚の使いどころが噛み合えば、このクラスでも通用する馬。うまくハマれば
△ ⑰スカーズ　5番人気17着
近走充実。大外枠はマイナス材料だが、前に馬を置く形に持ち込めるなら

自己評価　４／１０点
ここは、中心視したサクセスドレークが、太目残りの分だけ競り負けての３着でしたので、本当に紙一重の結果ではあったと思います。
ただ、色気を出して拾っておいた人気薄の馬は、見せ場もなくまったく動けませんでしたので、これくらいの評価でちょうどいいのかな、と。

京都12Ｒ　西陣ステークス：ダ1,400m

【レース展望】

個性派ぞろいのメンバー構成。近走着順がひと息な実力馬の復調に注意

【注目馬】

◎ ⑤タマモダイジョッキ　1番人気2着
前走は着差以上の完勝。ルメールＪの騎乗なら、脚を余す心配は少なくて
○ ⑭テイエムランウェイ　10番人気6着
地力はこのクラスも通用。大外枠を引いてゲートを五分に出られるようなら
▲ ③メイショウオーギシ　12番人気9着
前走内容に復調の兆しを見た。斤量増は課題だが道中をロスなく立ち回れば
△ ⑪テーオーステルス　2番人気1着
前走内容にもの足りなさが残るも、枠の並びは絶好。この相手関係なら

自己評価　６／１０点
ここは、ギリギリ馬連だけが引っ掛かったという結果でしたので、及第点ちょうどと評価しておきます。
テイエムランウェイが抜群の行きっぷりで番手追走に持ち込んだ時には、思わず「確信歩き」したくらいだったのですけれど、、、
あ～、恥ずかしいったらありゃしない（苦笑）

福島１Ｒ　2歳未勝利：ダ1,150m

【レース展望】

どちらかと言えば的を絞りやすい組み合わせ。人気サイドの決着が濃厚か

【注目馬】

◎ ⑨ビバップ　1番人気1着
前走の１，２着馬は、未勝利では別格の存在。前走と同じだけ走れば好勝負
○ ⑩エクセルブラック　3番人気2着
外に逸走した前走は度返し。右回りのダートに替わり、距離短縮で一変も
▲ ①レヴィテーション　4番人気4着
前走はハイレベル戦。砂を被っても怯まなかったのは収穫で、前進は確実か
△ ⑥ポトマックテソーロ　5番人気13着
血統や走法から、ダート替わりは歓迎のはず。無理せず先行できるようなら

自己評価　９／１０点
ここは、人気サイドの決着となったわりに上々の配当となりましたので、高い評価をしていい結果になったと思います。
３着争いのところは、「あと少しの運があれば……」という感じでしたが、それも競馬なので仕方がありません。

福島６Ｒ　2歳未勝利：芝1,200m

【レース展望】

先行馬揃いで激流必至。トラックバイアスを意識し差しタイプを狙う

【注目馬】

◎ ②マリノバレリーナ　8番人気4着
馬群を捌ける器用さがあって、展開もハマりそう。鞍上強化も魅力で
○ ⑯タイキレヴィン　1番人気3着
距離短縮は歓迎材料。枠の並びも理想的で、ここは勝ち負けに持ち込めても
▲ ⑩コスモララバイ　競走除外
逃げなくても大丈夫。展開は厳しくとも、しぶとく抵抗する根性あって
△ ④マンダリア　10番人気13着
地味ながら、前走時計はマリノバレリーナと互角。あとは鞍上次第の面も

自己評価　採点不能／１０点
ここは、「前に行く馬たちはコスモララバイが楽に潰せる」という前提でシミュレーションを組んでいたのですが、そのコスモララバイが競走除外になったことにより、自分のレースができたシャインヴィーナスに逃げ切られるというなんともスッキリしない結果になってしまいました。
これも競馬と言えばそれまでなんですけど、手の打ちようがないところでシミュレーションが崩壊してしまったのは、悔しい以外に何もありません。

福島７Ｒ　3歳以上1勝クラス：ダ1,150m

【レース展望】

混戦模様でも、わりと目付がしやすい組み合わせ。前の並びがカギを握って

【注目馬】

◎ ⑥オンマガトオル　4番人気3着
前走の敗因は、長期休養明けと外枠。一度使ってこの枠、この相手関係なら
○ ③マジックタッチ　2番人気13着
速力上位。うまく単騎逃げに持ち込めるようなら、好勝負は必至で
▲ ⑮ワンエルメス　11番人気6着
長期休養明けは課題でも、この条件は合う。相手関係的に力は十分通用して
△ ⑦ノーブルヴィクター　10番人気7着
他力本願タイプだが、ここはハマりそうな予感も。２，３着争いぐらいなら

自己評価　４／１０点
いや～、オンマガトオルの大出遅れはさすがに読めません。最後はスゴイ脚を使って追い込んできましたけど、福島ではさすがに届かなかったですね。狙いの筋は悪くなかっただけに、無念のひと言しかありません。

福島10Ｒ　五色沼特別：芝1,800m

【レース展望】

裏開催らしからぬハイレベル戦。近走実績とコース適性を重視して

【注目馬】

◎ ⑪ミヤビ　1番人気11着
近走は、強い相手と互角に渡り合う。この組み合わせなら地力上位で
○ ⑤ニューノーマル　3番人気1着
前走の勝ちっぷりは鮮やか。レースぶりが安定し、ここも崩れない
▲ ⑭フルール　4番人気15着
福島巧者。枠の並びも上々で、再度ニューノーマルと接戦に持ち込めそうで
△ ⑯アグラシアド　2番人気12着
近走伸び悩み気味も、距離短縮は好材料。牝馬限定戦なら比較上位か

自己評価　０／１０点
ここは、完全な展開の読み違え。それ以外にまったく説明のしようがないレースとなってしまいました。
まあ、割り切れる結果ではあったのですが、なにはともあれ読みの甘さを真摯に反省です。

福島11Ｒ　福島民友カップ：ダ1,700m

【レース展望】

リステッドらしいメンバー構成。先行馬が揃い、差しが届きそうな雰囲気も

【注目馬】

◎ ⑧ニューモニュメント　5番人気4着
このメンバー構成なら地力上位。コース実績があり、斤量にも不安なし
○ ④スレイマン　3番人気3着
前走好内容。積極的な鞍上を迎え、４角先頭くらいの強気な競馬を期待
▲ ②ダノンファスト　8番人気8着
コース巧者。狙いを定めての出走は心強く、枠もいいところを引けて
△ ⑥ユティタム　1番人気6着
素質上位も、位置を取れなかった時の不安アリ。スンナリなら勝ち負けだが

自己評価　０／１０点
ここは、全体としてはさほど悪い内容というわけでもなかったのですが、それなりの根拠をもって消した馬に勝たれてしまったので、少し厳しめに０点評価としておきます。
前走のパドックの感じから、ワールドタキオンは本調子にないとみていたのですけれど、結果的にその判断は大きな誤りだったわけですから。

福島12Ｒ　3歳以上1勝クラス：芝1,200m

【レース展望】

狙い馬がエントリー。細かいことは全部抜きにして、ここで一発を狙う

【注目馬】

◎ ③ミュージアムピース　6番人気5着
千二がベスト。ハナ争いに加わると厳しいが、控える競馬ならあるいは……
○ ⑬ソレントフレイバー　5番人気3着
初距離も対応は可。外差し有利な馬場を味方につけて、一気の差し込みまで
▲ ⑮フミサウンド　3番人気6着
トラックバイアス有利。これくらいの相手関係で好枠を得れば、上位争いも
△ ④フライングブレード　1番人気2着
前走時計は平凡も、伸びしろは十分。馬体が絞れてくれば、前進は必至で

自己評価　２／１０点
ここは、惜しいと言えば惜しかったな、と。
ただ、一発狙いのつもりだったミュージアムピースは、想定外に穴人気していましたから、事前の目論見が外れた部分を含め、ひとまずは控え目な評価にしておきます。

この週末、特に土曜日は胸を張ってもいいスコアを叩き出すことができましたし、日曜日は複数の不運に見舞われながらもなんとか粘ることができましたので、大いに満足できる結果となり安堵しています。

リスクを負って勝負に出ただけの価値は十分にあった。そう総括していいのかな、と。

それではまた来週、メンバーシップ「馬券裁判男が本気でつくった競馬質問箱」限定投稿を含む当研究所からのさまざまな発信をどうぞお楽しみ！