土曜日の障害戦（9/7）

中山１Ｒ　未勝利

ここは、ほぼ標準に近いメンバー構成となりましたが、スピードに勝るメディーヴァルがどんなレースをしてくるのかによって、展開はスローにもハイにも振れそうな予感がします。

森一馬Ｊの騎乗なら、暴走逃げにはならない公算が高いですけど、前付けする馬たちにとってメディーヴァルの存在が目の上のたんこぶとなりそうな点だけは、一応押さえておいたほうがいいでしょう。

中心には、①ルレーヴドゥリリを推します。

この馬は、中山コースでなければほぼノーチャンスといういわゆるクセ馬。
そんな馬にとってここは、相手が軽く展開も向きそうと、見事に好条件が揃った印象なのですよね。
心配材料は鞍上だけで、上野Ｊや小牧加Ｊで好走した時と同じだけ走れるイメージは湧いてきませんが、その分を一定程度割り引いて考えても、この相手ならまだおつりが残るはず。そう判断しました。

２番手は、⑤インディゴブラック。

前走のこの馬は、飛越が雑で非常にロスの大きい競馬となってしまいましたが、それでも勝負どころではこの馬が勝ったかというシーンを作り出しましたので、相手が軽かった点を割り引いても、ここに入ればそれなりの評価が必要になってくるでしょう。
問題は、一回使ったくらいであの危なっかしい飛越が一気に改善されるとは考えづらいのと、メディーヴァルに絡まれる形になったらおそらく抵抗する術はないだろうという二つの点。
その分、今回はピンかパーかというレースになりそうですが、まともに走ったら勝ち負けは必至という意味で、この位置に置いておくことにします。

３番手は、⑧ダノンジャッカル。

この馬は、とにかく気難しいので前半の位置取りが悪くなりそうですし、うまいこと道中で押し上げることができた前走では先頭に立つとソラを使って失速と、まあ人気馬には似つかわしくない危なっかしさのてんこ盛り状態なんですよね。
よって、本当は消してしまいたいのですが、この相手関係だとなんだかんだ上位争いには絡んできてしまいそうですので、一応この位置で拾っておくことにします。

その他、ネッスンドルマとメイショウコホクは、この相手関係なら掲示板程度の走りは見せてきそうですが、両頭ともとにかく決め手不足が深刻ですので、あえて拾うべき必要性は特に感じませんでした。