第47回 帝王賞のみどころ
体調不良により、レース当日の投稿となってしまいました。どうかご了承ください。
大井11R 帝王賞
今年のこのレースは、地方馬にもワンチャンスありそうなメンバー構成になりましたし、中央馬の中での序列をつけるのにも難儀する組み合わせとなりましたので、最終的は、大井の二千に対する適性を重視してシミュレーションを組み立てる以外に良いアプローチ法が見つかりませんでした。
中心には、⑦セラフィックコールを推します。
この馬は、このレース条件であれば100%に近い力を発揮できそうですし、馬のタイプ的にも、ムルザバエフJよりもレーンJのほうが手が合う印象なんですよね。
もちろん、不器用で取りこぼしが多い点は気になりますけど、そこそこテンからペースが流れそうな組合せであることを考え合わせると、中心視はこの馬という結論にならざるを得ないのかな、と。
2番手は、③ディクテオン。
この馬は、この条件で最後の最後に脚を使う競馬をしたら面白いのではないかと考えます。もともとは、東京2,100mを主戦場としていた馬ですし、その観点からすると、大井の二千が合わないはずがないのですよね。
まあ、スローになったらどこさもないでしょうが、セラフィックコールが完勝する確率が高いと考えるならば、この馬の追い込みをケアしないという選択はありえませんので。
3番手は、⑤ノットゥルノ。
この馬の大井巧者ぶりは言わずもがなですし、内目の枠を引いてロスの少ないレースができそうな点にも好感が持てます。
ここは好位からのレースになりそうですけど、この馬らしいインをタイトに回る競馬ができるようなら、シンプルに勝ち負けになっても驚きはしないですね。
4番手は、④サヨノネイチヤ。
正直、前走の時計だと「ここでは入着級まで」という評価が妥当なのでしょうが、地の利と今の充実ぶりを考えれば、馬券圏内に喰い込んで来る可能性は十分に感じられます。
あとは、鞍上が自分の競馬に徹することができるかどうか。よそ行きの競馬をしてどうにかなるような相手関係ではありませんので、結果は二の次と割り切って乗ったほうが、結果としてよい着順を得られることにつながるのではないでしょうか。
その他、ウィルソンテソーロに関しては、この条件だとベストよりも距離が1ハロン長いことは明らかですので、道中の立ち回りで何かひとつでもロスを生じるようなら、即馬券圏外に去ってもおかしくはないと判断しました。川田Jに完璧に乗られてしまった時は、「すみませんでした!」でいいと腹を括ります。
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