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ジェミニ杯直後 感想

こんにちは。

ジェミニ杯の決勝の結果が出ました。「結果を見るのは怖い!でも早く見たい!」皆さんもそう感じてらっしゃった方は多かったんじゃないかと思います。

結果を言うと私はジェミニ杯グレードリーグAグループで勝利し、ジェミニ杯プラチナの称号を勝ち取ることができました。せっかくなので、ジェミニ杯が発表されてから今日までの経緯と、ジェミニ杯を走ってくれたウマ娘たちを紹介しようと思います。

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1.本番まで

ジェミニ杯では3200mという、走りきるだけでも簡単ではない(脚質や根性値にもよるがスタミナ1200+金回復1で足りない)距離が設定されたことにより、育成の自由度や幅が大きくならないであろうことは最初から予想でき、実際もそれに近いものだったと思います。

自分の場合、距離適性を軽んじたことがタウラス杯で苦汁を嘗めることになった原因の最たるものであると考えていて、今回のジェミニ杯では①ハイレベルなスピード値、②十分なスタミナ値、③長距離適正S、これら3点は絶対に妥協せずに準備しようと考えていました。

ジェミニ杯の告知は5/28の「ぱかライブTV Vol.7」だったそうなので、開催の情報を知って以降は日にフレンドから借りられる継承分3回はすべてジェミニ杯用の長距離育成にあてていました。

友人たちと相談した結果、育成の方針は①スピードはなるべく高く(カンスト狙い)、②スタミナもカンスト狙い、③不発に備え、完走に必要な数より金回復スキルを一つ余分に覚えさせる、と定めました。また長距離でステータスの要求がシビアなことから、成長率にスタミナ20%があるウマ娘がメインとなることもわかっていました。

比較的早い段階育成の方針を立てられたので、あとは本番までに3人の出走ウマ娘を育てきれるかというところでした。

2.ウマ娘紹介

ゴールドシップ(追込)

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結局ゴルシ。

今回のエースです。記録をさかのぼると5/29に育てています。したがってジェミニ杯告知の翌日には完成していたことになります。育成最後の1回の練習で友情スタミナ練習を踏みたかったですが、そう上手くはいきませんでした。スタミナ計算すると金回復が2個発動しないとスタミナが持たなかったり、速度スキルがほとんどなかったりと隙はそれなりにあるゴルシですが、現時点での私の育成としては会心に近い出来栄えでした。特にパワーSに芝適正Sまで乗ったおかげで、ジェミニ杯に出走してくるウマ娘の中ではパワー負けはほぼない状態でした。勝率は4割程度ですが、後述の二人もそれなりに拮抗した強さであったため、勝ちを分け合ったという印象です。

このゴルシが早期に完成してくれたおかげで他の二人の育成に時間をとれたことも大きかったです。

メジロマックイーン(先行)

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エースのゴルシは追い込みの性質上どうしても馬群にブロックされるリスクがあります。したがって保険として1人は前を走るウマ娘がいた方がいいという考えがありました。

先行はスタミナから計算されるHPの倍率の点では不利ですが、専用の金回復(食いしん坊、レースプランナー、余裕綽々等)で優遇されており、優先して採用しようと考えていました。当初、先行枠としては赤テイオー、ブライアン、スペちゃんあたりを考えていましたが、彼女らは固有の発動が安定しないことが難点でした。黒マックイーンはSSRサポカのマックイーンを積めないことがネックでしたが、途中で余裕綽々を覚えることに気づき、固有の安定性やジェミニ杯に適した成長率から採用を決めました。

彼女は2~3日目はほとんど勝てず、3人の中では一番勝率が低い結果となりましたが固有称号の「名優」を初めてとったこともあり、個人的には思い入れのある娘です。

セイウンスカイ(逃げ)

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3人目は差しか逃げかで最後まで迷うことになりましたが、最終的にはジェミニ杯が始まってから完成した、このセイウンスカイに託すことにしました。ステータスだけ見れば3人中で最も高い子ですが、クールダウンガチャに負けたため、金回復が一つとギリギリです。逃げは単騎では終盤に入る前に後続に追いつかれて潰され、逆に複数人いると競り合いでペースを上げて後続との距離を稼ぐという考察をされている方がいらっしゃいますが、実際その信憑性はかなり高いと思います。

逃げが彼女しかいないレースでは全く勝てませんでしたが、逆に複数人いた場合は終盤に入るときに先頭をとれていると固有の強みを生かして後続を一気に引きはがし、それをセーフティーリードとして逃げ切る、そんな展開でマックイーン以上の勝率を出してくれました。勝率が高いのに連対率・複勝率が低いのは「展開がハマれば勝ち、ハマらなければボロ負け」といった極端な性質と内容が反映されていると思います。

逃げが複数いると前述のとおり、後続と距離ができる点でエースのゴルシの追い上げに不利となりますが、隊列が縦長になることからブロックされて事故るような負け筋が格段に減ったと感じたことから、決勝でも逃げの採用を決めました。

3.決勝

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逃げが自分のセイウンスカイ以外にもいた結果、レースはほぼ理想的な縦長展開となりました。もしマッチングした2人が格上だったら、相手のゴルシをブロックできず捲られるような事態もあったかもしれませんが、本番は終盤のコーナーでセイウンスカイが固有で後続を引き離し、2番手でマックイーンが真後ろに付け、4位からゴルシが追走する結果になり、最終直線突入時にはTOP3を独占していました。最終直線時には先頭に出ていたゴルシがそのままじりじりとリードを広げ一位入線する形になりました。

予選勝率が92%であったため、勝率で決勝のマッチングを決定していた場合にマッチング相手が強くなるリスクが怖かったですが、実際は同格以下との対戦になりました。

ゴルシのブロック負けをなるべく減らすための逃げ採用がいい方に作用し、タウラス杯の反省であった距離適性もしっかりと準備できたため、決勝で勝利することができたと思います。たまにツイッターで流れてくるような怪物ゴルシと当たることにならなくて本当に良かった……。

4.今回は出番のなかったウマ娘たち

最後にジェミニ杯用として考察したり、実際に育成したものの本番のメンバーとして採用されなかったウマ娘たちを紹介して終わろうと思います。

ミホノブルボン

逃げ候補として真っ先に浮かんだブルボンでしたが、ジェミニ杯までの試行回数の中で長距離Sとステの上振れのセットを引くことができず、また固有がかかりや出遅れで無効になる点から途中で育成をあきらめました。先手必勝を自前で覚える点、パワー10%の成長率がある点は他と差別化できるポイントだっただけに残念です。

ナリタブライアン

差しでの育成を考えていましたが、スピードとスタミナに加えてパワーも必要になる点、また金回復がマエストロとクールダウンしかない点から、彼女の育成も難航し、結果としてあきらめる形になりました。先行運用も考えましたが、先行だと全然固有が出なかったので没に……。

スペシャルウィーク

ほぼナリタブライアンと同様です。ブライアンもスぺちゃんも自前で全身全霊を覚えられる点は強みだと思っていたのですが、スぺちゃんは特に調子が安定せず育成が破綻するケースが多かったため、途中で断念しました。

ナリタタイシン

ゴルシとの追い込み2枚体制も考えましたが、ジェミニ杯に入ってからだったため試行回数をとれず長距離Sとステの上振れを両立できませんでした。自前で覚える金スキル「迫る影」は今回の環境にぶっ刺さっていたと思います。

トウカイテイオー(赤)

先行運用で金回復を4つ詰める点に注目しましたが、固有の出づらさゆえかチームレースで全く勝てなかったので他を優先しました。

ライスシャワー

先行運用で登山家+決意の直滑降が強いのではないかと期待しましたが、調べたところ終盤ではなく最初の坂で発動してしまう模様。よって断念しました。(自前での検証はしていません)

アグネスタキオン&スーパークリーク

ジェミニ杯の条件でスタミナや金回復をアホほど要求されることから白羽の矢が立った固有スキルが回復になっている彼女たち。タキオンは実際に育てはしませんでしたが、ジェミニ杯の予選でちらほらと見かけました。固有が早い段階で安定して発動さえすれば勝てるだけのポテンシャルはあったと思います。スーパークリークは育成ギミックの「小さな綻び」がとにかくしんどく、またSSRサポカのクリークを入れられないことも致命的でした。


長くなりましたが、以上が私のジェミニ杯に挑んだ内容のまとめになります。ありがとうございました。



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