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忍殺TRPGソロシナリオ【カチグミ・パーティ警護任務】

ドーモ。本記事は、ダイハードテイルズよりリリースされているニンジャスレイヤーTRPGのソロアドベンチャー(1人でも遊べる短編シナリオ)です。ダイスが1つとメモを取るなにかがあれば遊べます。

現在無料公開されている記事との併用でも遊べる簡易版のルールとなっていますが、詳細な処理などの参照のため、基本ルールブックの購入もしくはマガジン【ソウルワイヤード】の購読を推奨します。

本シナリオを遊んだ感想やリプレイなどを教えていただけると喜んで見に行きます。

ヘッダー画像使用元はこちら(https://www.photo-ac.com/profile/1855800)です。

PC作成な

本シナリオはソウカイヤ所属のニンジャPCでのプレイを想定しています(その他勢力所属や、モータルPCでのプレイは内容のアレンジが必要です。挑戦のためにシナリオを改変してくださっても結構です)。PCを新規作成する場合は、ルールブックや以下の記事などを参考にしてください。

ふわふわローンでサイバネなどを購入する場合、クリア時に規定の【万札】を返済できなければキャラクターロストとなるためご注意くださいね。

PCは作成できましたか?それでは冒険を始めましょう。

オープニングな

ソウカイ・ニンジャである君の今回の任務は、ネコソギ・ファンドが出資している大手菓子メーカー・サトウミズ社の主催するパーティの警護である。財界・政界から多くのゲストが出席するこのパーティに対し、反企業を掲げる闘争グループ、イッキ・ウチコワシが襲撃を企てていることが発覚したのだ。
イッキ・ウチコワシにはニンジャの存在も確認されている。もしもニンジャを投入された場合、自社戦力では荷が勝つと判断したサトウミズ社はソウカイヤへ警護を依頼し、君を含めた複数のニンジャが派遣されたというわけだ。
ゲストに被害が出ることは、ソウカイヤ首領ラオモトの顔に泥を塗ることになる。心して任務にかかってほしい。

本編

君は指示されたポイントに到着した。パーティ会場を見下ろせる高台には、先客が1人。君と協力してこのポイントを担当するニンジャだ。名前は……。
「ドーモ、わたくしはデッドリーチェイサーです」
陰鬱な目つきの女ニンジャは、君の到着に気付くと丁寧なオジギを行った。二振りのカタナを腰に下げている。そのバストは平坦である。君もアイサツを返そう。
「わたくしの得物はこのカタナと、それとカトン・ジツです」彼女は君を見据えて言った。「カトンが必要な場合は言ってください。本日の体調ですと……そうですね、3度使えます」

本シナリオでデッドリーチェイサーはあなたのニンジャの指示並びに行動の結果でその都度使用します。それによってイベントの結果が変化するのです。

カトン・ジツを使用した場合、そのたびに回数を記録してください。本人が言うように、ジツは3度まで使用でき、それ以後はジツを使えなくなります。この使用回数は回復できません。

「賊が侵入するとすれば、あちらの門の方角でしょうか」会場の見取り図を片手に、デッドリーチェイサーがつぶやく。同時に彼女は、門と反対側のパーティ会場を俯瞰しているようだ。礼服やキモノ、イブニング・ドレスに身を包み歓談するカチグミ達。ちらほらと子供の姿も見える。ニンジャ視力を凝らして見れば、テーブルには贅を尽くしたスシやサケ、フルーツ、チョコレートケーキなどが並んでいることがわかった。
「あれ、なんでしょう?」彼女が指差す先には、濃褐色の巨大な恐竜骨格やブッダ戦士像、ネコネコカワイイ像があった。このパーティのために用意したのだろう。色合いから、恐らく素材はチョコレート。チョコレート・スタチューといったところか。
「面妖なセンスですね……子供達は喜んでいるようですが」デッドリーチェイサーは首をひねる。
その時!「革命!」「革命!」「打倒!」「打倒!」「ブルジョワジーを倒せ!」「倒せ!」響くシュプレヒコール!見よ、会場入り口近くに複数台のトラックが停車し、荷台からイッキ・ウチコワシの兵士――彼らに言わせるところの革命戦士達が、次々と降り立つ!彼らは警備員を囲んでボーで叩いて殺し、気勢を上げた!
「来ましたか……酷い事をする」小声で呟くと、デッドリーチェイサーが君に声をかけた。「仕事の時間です。彼らを会場に近づけてはなりません」君も臨戦態勢を取る。無法者どもに、ニンジャの力を見せるのだ!

イッキ・ウチコワシ兵士を任意の方法で攻撃してください。

特に特筆するものがなければ【カラテ】【ワザマエ】で判定し、難易度:NORMALで成功すればイッキ・ウチコワシに攻撃できます。

【ジツ】を持つ場合は、規定の【精神力】を消費し、【ニューロン+ジツ】で判定を行ってください。なお、攻撃系以外のジツでも構いません。モータルが目前でニンジャのブンシンやムテキ・アティチュードなどを目にすれば、ニンジャ・リアリティショックで戦闘不能となります。

この判定は【精神力】を1消費することで、自動的に成功にできます。これを【精神力成功】と呼び、本シナリオでは以後も難易度:HARDまでの判定で行う事ができます。

また本シナリオでは、イッキ・ウチコワシ構成員を殺害した場合には【DKK】は変動しません。

なお、ここでデッドリーチェイサーにカトンの使用を指示しても構いません。

●成功した

君の攻撃で、イッキ・ウチコワシ兵士は次々に倒れる!「ニンジャ!?」「ニンジャナンデ!?」動揺が広がる!「イヤーッ!」デッドリーチェイサーがカタナで兵士を切り捨てる!「お見事!ですが、まだまだ来ますよ!」

●失敗した、もしくはカトンを指示した。

君の攻撃をかいくぐり、イッキ・ウチコワシ兵士が会場内部へ迫る!「カトン・ジツ!イヤーッ!」「アバーッ!?」だが、デッドリーチェイサーが放った超自然の炎が、兵士を焼く!「しっかり!まだまだ来ますよ!」

カトン・ジツの残り回数を-1してください。

この判定を残り2回、つまり合計三度繰り返してください。ただし、三回目は難易度がHARDに上昇します。一度の判定ごとに【精神力成功】を使っても構いません。

三度の判定を終えたら、次へ進みます。

君達ニンジャに恐れをなしたのか、イッキ・ウチコワシ兵士の攻撃が止んだ。IRC通信機に他のエリアの戦況が入ってくる。どうやら各エリア問題なく迎撃を行えているようだ。パーティも依然続いている。会場の内外は、まるで別世界だ。
「お、おのれ……だが、任務は果たした!センテンスジョイ=サンの前では、貴様らなど……!」虫の息の男が、君達に言った。兵士達の指揮を取っていた者だ。「センテンスジョイ=サン?ニンジャですか?」デッドリーチェイサーが男のもとにしゃがむ。
「これ以上は喋らんぞ、薄汚れた売女め!」デッドリーチェイサーは表情を変えず、別の事を聞いた。「……何故警備の方を殺したのですか?多勢に無勢、降伏させれば十分でしょう」男は嘲笑うように言った。「権力者に仕える犬を殺して何が悪い?我らの同志を手にかけた、貴様らの方が余程罪が重いわ!」
男が言い放った直後!「イヤーッ!」デッドリーチェイサーは連続バック転を放った!そのコンマ以下1秒後!BRATATATATATA!「アババババーッ!?」機銃掃射で男は絶命!
君とデッドリーチェイサーが目をやったそこには……ナムサン!イッキ・ウチコワシ旗が翻る、重装甲を備えた戦闘車両!恐らくはネオサイタマ国防軍から奪取したものだ!「あれがパーティ会場に侵入しては大変です。破壊しますよ!」戦闘車両を撃破せよ!

戦闘車両は合計で【体力】に8のダメージを与えることで破壊できます。【カラテ】【ワザマエ(スリケン)】など、ダメージを与えられる手段で攻撃判定を行ってください。難易度はNORMAL、戦闘車両は回避を行いません。

【カラテ】で近接攻撃を行い出目6が3つ以上出た場合、『サツバツ!』が発生し、追加で2のダメージ、つまり通常ならば3のダメージを与えます。他にもダメージを上昇させる効果があれば、それらは全て重複します。

判定の成否に関係なく、あなたのニンジャの攻撃後にデッドリーチェイサーがスリケンで攻撃し、1のダメージを与えます。カトン・ジツの使用可能回数が残っているならば、カトン・ジツを指示することで、このダメージを3に変更できます。

『革命!』『革命!』BRATATATATATA!

こちらの攻撃後、戦闘車両の【体力】が残っていれば、戦闘車両は機銃で攻撃してきます。難易度:NORMALの『回避判定』を行ってください。もし攻撃時に【精神力成功】を行っていた場合、この回避時には【精神力成功】は行なえません。

回避に失敗した場合、あなたのニンジャとデッドリーチェイサーの【体力】に、3ダメージを好きなように振り分けて与えてください。これによりあなたのニンジャの【体力】が0になってしまうと任務失敗、【体力】が-1以下になれば爆発四散となります。デッドリーチェイサーは【体力】が4あり、【体力】が0になると戦闘不能に、-1以下になると爆発四散します。

ダメージを受ける瞬間に、ムテキ・アティチュードなどを使用してダメージを軽減することが可能です。この時、攻撃全てをムテキで引き受ければ、あなたのニンジャもデッドリーチェイサーもダメージを受けずに済みます。

あなたのニンジャが機銃攻撃を生き残ったら(デッドリーチェイサーが戦えなくなった場合は、単独で戦闘を続けてください)、再びあなたのニンジャの攻撃判定です。【精神力成功】が可能になります。これを、戦闘車両を破壊するまで繰り返してください!

●デッドリーチェイサーの【体力】が0になった。

「ンアーッ!?」デッドリーチェイサーは銃弾を受け、倒れた。即死こそ免れたが、今後戦闘への参加は不可能だ……!

●デッドリーチェイサーの【体力】が-1以下になった。

「ンアーッ!?みんな……ごめんなさい……サヨナラ!」デッドリーチェイサーは爆発四散した!

●PCの【体力】が0になった。

「グワーッ!」君は倒れた!「○○=サン!しっかりしてください!……あ、あれは!?ンアーッ!?」倒れた君のニューロンに、悲鳴や大規模破壊音が聞こえる……。

デッドリーチェイサーの【体力】も0になったものとして扱います。そのい上で『エンディング』へ進んでください。

●PCの【体力】が-1以下になった。

「グワーッ!サヨナラ!」君は爆発四散した。その後、任務がどうなったのか、君が知ることは無い……。

残念ですがゲームオーバーです。

●戦闘車両を破壊した

『グワーッ!バカなーッ!?』『革命バンザイ!バンザイ!アバーッ!?』KABOOOOM!!戦闘車両は大爆発を起こした。
IRC通信機で、他エリアの状況を確認する。どうやら手こずっているようだ。ともあれ、君達の担当エリアは問題ない。死体の処理はソウカイヤのクローンヤクザ達に任せ、元の配置に戻るべきだろう……。
その時!
「な、なんだこれは!?」「アイエエエエ!?」人々の悲鳴!それも、パーティ会場内からだ!会場への侵入を許したエリアは無いはずだが……とにかく急いで確かめねばならない。君は会場へ走った!

●デッドリーチェイサーが戦闘可能な場合

「参りましょう!妙な胸騒ぎがします……!」デッドリーチェイサーも君と並列して走る!


会場へ辿りついた君が見たものは……悲鳴を上げて立ちすくむカチグミ達!そして……ナムアミダブツ!彼らの前に立ちふさがる、巨躯!巨躯!巨躯!それは展示されていた、チョコレート・スタチュー達ではないか!?
巨大な恐竜骨格が、ブッダ戦士が、ネコネコカワイイがカチグミ達に迫る!もしも踏み潰されては、人間などひとたまりもない!
チョコレート・スタチューが自然に動くはずはない。となれば……可能性は1つ。ニンジャのジツだ。恐らくジョルリ・ジツで、スタチューを動かしているのだ!それも、巨大なスタチューを複数!
よほどの使い手でなくば、これほどのジツを遠くから行使しているとは思えない。つまり、敵ニンジャはこの会場内部に居る可能性が高い……!
カチグミ客に被害が出る前に、ニンジャを探し出し、撃破せよ!

以下の手順でニンジャを探し出し、仕留めてください。この手順1回につき、【精神力成功】はいずれかで1回しか行えません。

(1).チョコレート・スタチューがあなたのニンジャめがけて攻撃してきます。あなたのニンジャはこれを回避できますが、『回避判定』を行う場合、ニンジャの探索が難しくなります。回避しなかった、失敗した場合は【体力】に1のダメージを受けます。【体力】が0になると任務失敗、何らかの理由で-1以下になると爆発四散です!

チョコレート・恐竜骨格が、ブッダ戦士が、ネコネコカワイイが、君に苛烈な攻撃を行う!君は耐えしのぎ……敵を探す!

(2).ニンジャを探します。現在の【精神力】で難易度:HARDの判定を行います。ただし【回避判定】を行った場合、難易度がU-HARDになります。U-HARDの判定は【精神力成功】を行えません。ニンジャの発見に失敗した場合、(1)に戻ってください。

君はニューロンを加速させる……そして見つけた!会場の壁の一瞬の揺らぎ!壁と同じ色の布を用いた、恐るべきニンジャ・ステルスだ!

(3).ニンジャを発見した場合、更に何らかの手段で攻撃してください。【カラテ】【ワザマエ】【ジツ(攻撃系)】など、なんでも構いません。攻撃を命中させれば、ニンジャを倒せます!失敗した場合はチョコレート・スタチューの攻撃があなたのニンジャを襲い、その隙に敵ニンジャは別の場所に移動してしまいます。(1)に戻ってください。

●PCの【DKK】現在値が2以下。更に【精神力】の現在値が2以下になったか、2以下で戦闘を始めた

「ニンジャ=サン!これを!」チョコレート・スタチューの前に立ち塞がる君へ、幼い少年が何かを投げ渡した!それは……会場でケータリング提供されていた、チョコレート・オハギ・スシだ!君は素早く咀嚼する!ニューロンが一時的に冴え渡る!

ただちに【精神力】を3回復してください。上限値を越えることはありません。このイベントは一度だけ発生します。

●デッドリーチェイサーが戦闘可能な場合

「こちらはお任せを!あなたは、敵を探してください!」デッドリーチェイサーが、チョコレート・スタチューの前に立つ!「イヤーッ!」

(1)の段階で、デッドリーチェイサーが代わりにチョコレート・スタチューを引き受けます。一度ごとにカトン・ジツの使用可能残数が減っていき、これが0になった場合、代わりに【体力】が1ずつ減っていきます。【体力】が0になった場合、デッドリーチェイサーは戦闘不能になります。以後は彼女が居ない場合と同じように判定してください。

「ンアーッ!?」チョコレート・ブッダ戦士・スタチューに殴打されたデッドリーチェイサーは気を失った!

●PCの【体力】が0になった

「アバーッ!?」君はチョコレート・ネコネコカワイイ・スタチューにノシイカめいてプレスされ、気を失ってしまった。「アババババーッ!?」どうやら仲間のニンジャ達は間に合わなかったようだ。カチグミ達の悲鳴が聞こえる……。

残念ですが任務失敗です。『エンディング』へ向かってください。

●PCの【体力】が-1以下になった

「アバーッ!?サヨナラ!」君はチョコレート・恐竜骨格・スタチューに噛み砕かれ、爆発四散を遂げた。その後、パーティ会場がどうなったのか、君が知ることはない……。

残念ですがゲームオーバーです。

●敵ニンジャに攻撃を命中させた

「グワーッ!?」隠れていたニンジャが、君の攻撃で吹き飛ぶ!同時にスタチュー達の動きはピタリと止んだ!やはりジョルリ・ジツはこのニンジャの仕業だ!かなりの集中を必要とするジツである上、彼自身のカラテの未熟故、ジツの行使中は戦闘行為をまともに行うことができないのである!
「ド、ドーモ……センテンスジョイです」ニンジャは息も絶え絶えにアイサツを行った。君もアイサツを返そう。……どうやら敵は、君の攻撃で脊椎を損傷したようだ。「み、見逃してくれ。頼む。アバッ……」

君は彼にとどめを刺しても刺さなくても良い。

報酬やDKKなどに変化はありません。お好きなようにロールプレイすると良いでしょう。

例1.容赦なくとどめを刺す

君はセンテンスジョイの顔面にストンピングを放ち、カイシャクを行った!「アバーッ!?サヨナラ!」センテンスジョイは爆発四散した!

例2.気絶させてソウカイヤに突き出す

「や、やめろ!やめてくれ!グワーッ!」センテンスジョイとやらはカラテこそ貧弱だが、なかなか強力なジツを使うニンジャだった。リー先生のラボに送り込めば、良い実験動物としてソウカイヤに貢献してくれることだろう。

例3.見逃す

「……バカめ!イヤーッ!」センテンスジョイは君の情けを踏みにじり、ジョルリ・ジツを発動!再びチョコレート・スタチューを操ろうとし……。
「イヤーッ!」「アバーッ!サヨナラ!」センテンスジョイは君の投げた油断なきスリケンで心臓と脳を破壊され、爆発四散した。

もしくは……。

「イヤーッ!」「アバーッ!サヨナラ!」センテンスジョイはデッドリーチェイサーのカタナに首を切断され、爆発四散した。

センテンスジョイを倒せばエンディングです。

IRC通信機でニンジャの討伐を報告すると、他のエリアもイッキ・ウチコワシの掃討を完了したと報告があった。これで任務は終了だ。
君はあたりを見渡す。カチグミ達は……どうやら軽度のニンジャリアリティ・ショックに陥ったものの、どうやら一連のイクサをパーティの余興か何かと思っているようだ。君はその光景をどう思ったか……。ともあれ、報告のためにトコロザワ・ピラーに向かおう。

エンディング

ソウカイヤ本拠地、トコロザワ・ピラー。帝王ラオモト・カンの評定が始まった。君の成果は……。

●任務に成功した

「ムッハハハハ!良くやったぞ!」パーティを成功させたサトウミズ社は、ラオモトへ多額の謝礼と、いずれ来たるネオサイタマ知事選への協力を誓った。居並ぶニンジャ達を前に、ラオモトは上機嫌である。
「特に貴様!イッキ・ウチコワシのサンシタとはいえ、ニンジャを仕留めたカラテも見事よ!褒美を受け取るが良い!」

【万札:14】【余暇:2日】を獲得、【名声:ソウカイヤ】を+1します。

●任務に失敗した(戦闘車両もしくはニンジャ戦で【体力】が0になった)

「ええい、愚か者どもめ!」パーティはイッキ・ウチコワシの乱入で大惨事となり、カチグミに多数の死者が出た。サトウミズ社は表向きは恭順を続けるものの、内心ではラオモトへの不信感が募ったことだろう。「ケジメせよ!二度と失敗は許さんぞ!」

【余暇:1日】を獲得、【名声:ソウカイヤ】を-1してください。

なお今回は【DKK】の増減は発生しませんでしたが、望むならば『カルマ・ロンダリング』を行っても構いません。内容は公式ルールブックに従ってください。

これにて本シナリオは終了で……おや?


???

評価終了後、デッドリーチェイサーが生存している場合、追加でイベントが発生します

「あの、あなた……。このたびは大変お世話になりました」君に声をかけたのは、先の任務で一緒になった、女ニンジャのデッドリーチェイサーだ。「こちら、つまらないものですが……。よろしければ召し上がってくださいまし」彼女はそう言って君になにかの包みを渡すと、足早に去っていった。

●デッドリーチェイサーの残り【体力】が0~3でシナリオをクリアした

包みを開けると……手作りと思わしきチョコレートクッキーが出てきた。君が勝ち誇った顔で同僚にそれを見せると、その同僚も別の同僚も同じ菓子を持っていた。クッキーの包みをよく見ると『義理』とショドーされている……。どうやら皆に配っているらしい。

アイテム『手作りチョコレートクッキー(義理)』を獲得します。

●デッドリーチェイサーの残り【体力】が4でシナリオをクリアした

包みを開けると……手作りと思わしきチョコレートクッキーが出てきた。通りすがった同僚が、自分のものと君のものを見比べて「マジか」とつぶやいている。君が貰ったクッキーと、同僚の『義理』とショドーされたものは、明らかに力の入り方が違う……!

アイテム『手作りチョコレートクッキー』を獲得します。

その後、ふわふわローンに借金がある場合は返済を行ってください。返済できない場合はキャラクターロストとなります。

さて、これで今度こそ、本シナリオは終了です。
おつかれさまでした!

アイテム

以下のアイテムをキャンペイグンで使用する場合、NMの許可を取るようにしてください。

手作りチョコレートクッキー(義理):
ソウカイ・ニンジャのデッドリーチェイサーがくれた手作りのチョコレートクッキー。
1つ1つ丁寧に『義理』と食用インクでショドーしてある。
【精神力】を1回復(使い捨て)
売却額【万札:1】
*手作りチョコレートクッキー*:
ソウカイ・ニンジャのデッドリーチェイサーがくれた手作りのチョコレートクッキー。
「親愛と感謝をこめて。 赤城 穂月」
【精神力】を3回復(使い捨て)
売却額【万札:3】