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クラバト専門の性能厨が判断する絶対引くべき限定ガチャ【プリコネR】

 プリコネがライフワークになりつつある、ラビちゃんです。昨年の12月からクランバトルを本格的に始め、1年が経過しました。今回は計12回のクランバトルを通して、欠かすことのできない限定キャラについて、語っていこうと思います。

はじめに

 今回のテーマは「復刻が来たとき、引くべきかどうか」です。
 プリコネはほぼ毎月、限定キャラが登場し続けており、恒常落ちという概念もないため、かなりのペースでガチャの更新が行われています。新登場と復刻の全てを回すことはまず不可能ですね(石油王は知らない)。
 恒常キャラはいずれ手に入るので気にする必要は無いのですが、限定キャラは基本的に来年まで復刻されない(一部例外アリ)ので、引くかどうかの判断が重要になります。人権キャラを1年使えないのはめちゃくちゃ痛いぞ。
 判断の際、最も重要な要素は「クラバトで使えるかどうか」です(個人差)。ほかのコンテンツは代用が利きますが、クラバトの場合、代用が難しいor代用できても負担が大きいことが多く、よく使う限定キャラは確保しておきたいところです。

評価について

 今回は5段階で評価していきたいと思います。

 ★★★★★:必須キャラ。引かないと死ぬほど困る。持っていないならクラバトはできないと思えレベル。
 ★★★★☆:なるべく持っておきたいキャラ。編成に幅を持たせたり、柔軟な凸をしたりする上で重要。
 ★★★☆☆:持っていると便利。サポートで借りれば十分ということも多いが、持っていればサポート枠を節約できるということでもある。
 ★★☆☆☆:出番が限られている。まれに使うこともあるが、基本的には持っていなくても問題無し。
 ★☆☆☆☆:ほぼ使わない。クラバトにおいてはまず使うことはない。好きなら煩悩に身を任せてガチャ引こうな。

 なお、2020年12月時点での評価です。今後、評価は当然変わりますし、専用装備の実装で掌返しすることもあります。
 また、僕は150位圏内のクランに在籍しており、そこでの評価が基礎となっています。雑に使っても強いが本気でやると採用されにくいキャラを過小評価している可能性があるのでご了承ください(逆もしかり)。

クリスマスガチャ(12月)

チカ(クリスマス)
★★★★☆:なるべく持っておきたい

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 通称クリチカ。HP回復、TP付与、攻撃バフ、防御バフといたせりつくせりのサポーター。だが、これらが霞む唯一無二の特徴が3体の精霊召喚である。プリコネには敵を倒すとTPが溜まる仕様があるのだが、敵側も同じ仕様。敵が召喚された精霊を倒すと敵のTPが溜まり、UBを誘発することが可能となっている(=被弾によってTPを稼ぐことができる)。この仕様のおかげで後述するニャルとの相性が抜群に良く、居るか居ないかでスコアに大きな差が生まれる。とはいえ、用途は基本的にそれのみ、持っていたとしても育成具合によって有用性が変わる(しかも毎月理想個体が違う!)ので、必須とは言い難い。

アヤネ(クリスマス)
★★☆☆☆:出番が限られている。

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 通称クリネ、アリアヤ。高火力の単体物理アタッカーであるが、インフレの波に置いて行かれている感が否めない。現在の物理アタッカーは激戦区であり、クリネはその中で火力が低い、自傷事故が怖い、耐久が低いといった点で、採用からは遠のいている。奇跡的にクリネと噛み合うボスが居る可能性は残されているが、その場合でも代用キャラは多いはず。クリチカと同時復刻なので、副産物として狙う程度でいいかと。

クリスティーナ(クリスマス)
★★☆☆☆:出番が限られている

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 通称クリクリ(かわいい)。アタッカー兼サポーターで、UBの使用状況に応じて使用スキルが切り替わる変則的なキャラ。また、隊列移動スキルを持っており、タイミングを合わせてUBを撃つことで先頭に固定することもできるが、耐久は高くないため、四段階目以降は厳しい。また、スキルループの都合か、採用TLが極端に少ない。なお、専用未実装。調整次第で必須キャラになれるポテンシャルは秘めている。

お正月(1月)

ユイ(ニューイヤー)
★★☆☆☆:出番が限られている

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 通称ニュイ、正月ユイなど。物理・魔法バリアと継続回復を付与するヒーラー。目立たないが、魔攻バフ、魔防デバフもかなりの数値を誇る。以前はニュイが居ないとパーティが全滅すると言われるほどの必須キャラであったが、現在はニュイ自身が倒されることもあり、安心できるものではない。一方で、バリアの有用性は高まりつつあり、とくに敵の攻撃に付属するデバフや状態異常を防げる点でピンポイントな起用が多い。クリスマスとバレンタインに挟まれる都合上、無理をしてまで引く必要はないか。

ヒヨリ(ニューイヤー)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称ニュヨリ(ヨリ(ニューイヤー)が出たらどうするんだろうね)、正月ヒヨリ。物攻バフをまき散らしながら、自身も火力になれる物理アタッカー。微量ながら物防デバフもある。枠が厳しい物理アタッカーであるが、隊列の位置や物攻バフのおかげで、刺さる機会も多い。代用キャラは多いものの選択肢の一つとしてかなり使いやすい。惜しむらくは上述したように前後に大きな限定ガチャがあり、余力が残っていない可能性が高いこと。

キャル(ニューイヤー)
★★★★★:必須キャラ

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 通称ニャル、正月キャル。言わずと知れた魔法アタッカー。指数関数的に伸びる魔攻バフは圧倒的火力を生み出す。ニャル実装月はワンパンが多発し、今までのクラバトを文字通り亡き者にした。以降、ニャルを使わなかった月は皆無であり、様々な対策が取られたが、その全てを跳ね返していった。ヤバいわね。火力のみならず、バリアの存在も大きく、天は二物を与えた。ニャルパが組めないとまともに三凸できない月もあり、名実ともに必須キャラ。これで専用未実装なんだからマジでヤバい。絶対に引こう。

コッコロ(ニューイヤー)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称ニュッコロ、巫女ッコロ、正月コロ。限定キャラでは珍しいタンクであり、火力支援とタンクを同時にこなす。四段階目の実装で「敵の攻撃をどう耐えるか」もクラバトのテーマとなり、タンクの重要性は上がっている。挑発と継続回復もあり、タンクが必要な場合は筆頭候補。とはいえ、直近ではタンク兼アタッカーのアキノや無敵を活かしたクリス等に先頭を任せることも多い。一方、TLを組まない凸では生半可な耐久では先頭を務められないことも多く、ニュッコロであれば安心できる。というか、ニャルと同時復刻だから引くだろどうせ。ちなみに専用未実装。

バレンタイン(2月)

シズル(バレンタイン)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称バズル。物理パーティにおけるサポーター兼ヒーラー。HPが最も減っているキャラにピンポイントで回復を飛ばし、TP付与までできる。UB展開中は効果が全体化する。スキルループが優秀であり、バズルでなければ回復のタイミングが合わないといったことも多い。有用なキャラではあるが、現在はモニカ(ラブリー)やコッコロ(プリンセス)、ユニ、ラビリスタといった物理サポーターが続々登場し、最も噛み合うものを選ぶようになっているため、居なくても何とかなることも多くなった。あと、周年イベント(3月)がバレンタイン直後のため、2月は節約ムードだったりする。余裕があるなら確保しよう。

水着(6~8月)

 先に言っておきますが、めちゃくちゃ数が多い。本来であれば7月の後半から8月にかけてのガチャだったのですが、あまりの多さに6月から復刻するようになりました。ヤバいですね☆
 期間が数日しかなかったり、隙間なく復刻したりでジュエル切れに陥りやすいのでしっかりと作戦を立ててから挑みましょう。

ペコリーヌ(サマー)
★☆☆☆☆:ほぼ使わない

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 通称水ペコ。タンク兼アタッカーだが、おそらくクラバトで使ったことは一度もない。もともとクラバトでタンクは必要が薄く、純粋なアタッカーが求められており、噛み合っていなかった。最近ではタンクも必要となってきているが、時すでに遅し。インフレの波に置いて行かれた悲しい子。巷では「王家の装備がぺコリーヌの本体だからしょうがない」と言われてたり、言われてなかったりする。僕はホーム画面にした時の何とも言えない手抜き感が好きです。

スズメ(サマー)
★☆☆☆☆:ほぼ使わない

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 通称水メ、水スズメ。サポーターとしては優秀なもの、悲しいほどにクラバトに噛み合わない。サポーターの枠が厳しいこともあり、実用圏外となってしまっている。アリーナ・プリーナではなかなかに厄介であり、主戦場が違うと捉えた方が良い。余談だが、水スズと言われた場合、十中八九スズナ(サマー)の方である。名前似すぎじゃないかな。

タマキ(サマー)
★★☆☆☆:出番が限られている

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 通称水タマ。ランダムながらも高火力なUBを持ち、TP吸収により回転率も高い。しかしながら、アタッカーとしては物足りない部分も多く、何よりも通常タマキに押され気味で、物理ボスのTP吸収役というごくピンポイントの採用があるかないかである。その場合もサポートで借りればいいのだが、自前で用意できるとほかの凸が楽になるケースが多いため、持っているのであれば育成するといいかもしれない。

キャル(サマー)
★★★★☆:なるべく持っておきたい

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 通称水キャ、ミャル。圧倒的な魔防デバフ量を誇るアタッカー。今となっては少々火力は物足りないが、もともと魔防デバフが本体である。とくにニャルとの組み合わせが強力で、様々なニャルパに採用されており、できればセットで欲しいキャラ。また、ニャル以外の魔法パでも筆頭候補。これで2年前のキャラなんだからプリコネは盆栽ゲー。余談だが、画像検索したら剥ぎコラがいっぱい出てきた。

スズナ(サマー)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称水ナ(水菜)、水スズナ。クラバトでは珍しい純粋な単体物理アタッカー。専用装備実装以前は全くと言っていいほど使われていなかったが、実装後一変した。スキル、UBともに確定クリティカルであり、安定した火力となる。後衛のアタッカーという点も重要で、噛み合うボスは多い。使う際は0:58付近でTPが全回復することと短期決戦は苦手であることを意識して使うとなお良いだろう。一方で、出番が多いわけではなく、別にデバフ役を編成する必要があることもあり、使うのが少々難しい。なお、後述する水サレと同時復刻であるため、その点では入手するハードルは低い。

サレン(サマー)
★★★★☆:なるべく持っておきたい

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 通称水サレ。味方の攻撃性能と行動速度を底上げするサポーター。特筆すべきは初回行動であり、味方全体のTPを一気に8割程度溜めることができる。UB発動でモードが切り替わるキャラはもちろん、ニャルのようにUBの回数が重要なキャラや大きなバフ(デバフ)をUBに持つキャラなど、初回のUBをなるべく早く撃ちたいキャラは非常に多く、水サレは引っ張りだこである。また、20~30秒程度の持ち越しで味方全員がUBを撃つためには水サレがほぼ必須。持越しまでこだわるのであれば必ず引いておきたいキャラとなる。余談だが、水サレを先頭に置くTLも存在(多くの場合ニャルパ)し、時には倒されることが前提となる場合もある。「うちの水サレが倒れません」という困った事態になることも。倒されることを期待される水サレの気持ちは?

マホ(サマー)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称水マホ。自身に魔攻バフとTP回復をし、ランダム着弾のUBを連発できる。基本的には1体しか居ないクラバトのボスに対しては全弾命中するため、有用性が高い。一方、マルチターゲットや取り巻きの居るボスに対しても、UBが分散することによって部位破壊や取り巻き掃除などの役割が持てることもある(なお、運ゲー)。その例として、2020年11月クラバトでは取り巻きを潰しつつ自身のTPを回復、敵に大ダメージを与え、敵UBを誘発し、取り巻き補充という通称「花火大会」が開発された。しかしながら、単体魔法アタッカーとしてはニャルという大きすぎる壁が立ちはだかり、二番手以降になることが多い。どうでもいいけど、水着がゴリゴリのアタッカーだったことで武闘派揃いのギルマスであるマホもちゃんと武闘派だったことが証明された。

マコト(サマー)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称水マコ。単体相手のみながら、物防デバフと火力を両立する物理アタッカー。基本的にクラバトのボスは単体であり、複数相手だと弱い点は気にならない。火力とHP吸収のステータスが高いのを活かし、盾役として使われることも。しかしながら、最近ではクリスやレイといった似たような役割を持つキャラが使われることが多くなり、最近増えたマルチターゲットのボスは複数とみなされるため、活躍の機会は少々減った。ちなみにデバフだけで見ると通常マコトの方が上。サマーウルフェンブリッツがネットミーム化している。

ルカ(サマー)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称水ルカ。こちらは逆に複数相手専門の物理アタッカー。範囲攻撃が多く、ヒット数に応じて自身の火力がどんどん上がる。登場直後はクラバトで範囲攻撃が求められることが少なかったが、翌月のクラバトでマルチターゲットボス相手に真価を発揮した。バフの都合上、長期戦にならないと火力が出にくく、物防デバフ役も別途必要であるため、持ち越しには不向き。また、ライバルには水カオリ(イベント配布)、ハロミミ(恒常)がおり、現状ではどれを使ってもスコアにほとんど差が無い。専用未実装なのは水ルカのみであるためポテンシャルは一番上。

ハツネ(サマー)
★☆☆☆☆:ほぼ使わない

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 通称水ハツネ、チアハツネ。高火力の魔法範囲アタッカーだが、UBの代償が大きすぎて使いづらい。UBを撃った後、自身が何かしらの攻撃を受けるまで一切の行動が不能になる。後衛であり、被弾機会が少ないため、無策では永遠に寝ることになる。味方からの攻撃でもいい(=ルナのソルコンで起きる)点は不幸中の幸い。ポテンシャルはあるはずだが、UB後のケアが非常に困難で、ケアできたとしても通常ハツネやプリユイの方がお手軽に強い。というか使うのに多大な検証が必要なのに、誰も検証してないから使えないといったほうが正しいかもしれない。一般的には一発デカいのをぶちかませればいいアリーナ向けのキャラ。現在未実装の専用装備は目覚まし時計の予定です(大嘘)。

ハロウィン(10月)

シノブ(ハロウィン)
★☆☆☆☆:ほぼ使わない

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 通称ハロシノ。物理アタッカーであるが、インフレに負けた。UBで敵を倒すと追加攻撃があるのだが、ボス向けではない上に現在の基準だと残念ながらそれでも火力不足。範囲攻撃の頻度が高いのもポイントだが、範囲攻撃の需要が低く、マルチターゲット相手ならば水ルカはじめ、専門家が居る。アリーナならば刺さることも多い。アリーナで使おう。

ミサキ(ハロウィン)
★☆☆☆☆:ほぼ使わない

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 通称ハロミサ。スタンと誘惑で敵の行動を阻害するサポーター。つまり、スタンも誘惑も効かないクラバトでは無能力者。完全にアリーナ用のキャラクターなので、クラバトで使えるかを検討する時点でお門違いである。ちなみに誘惑はハロミサ以外ではイオのみが使え、地味にレアな状態異常。クラバトだとクソ鳥(マダムプリズム)が使ってきて、ムイミ辺りがパーティ壊滅させたりする。呪いはおまけみたいなダメージしか出ないが、状態異常であること自体に意味を見出せる場合(状態異常中は防御ダウンとか)もある。ハロミサの解説じゃないね。

キョウカ(ハロウィン)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称ハロキョ、ハロカ。魔攻バフと魔防デバフと同時にこなすサポーター。つまり、ニャルパのお供。とくに魔攻バフをニャルに付与できる点が強い。ニャルの火力が上がる=ニャルの自身へ付与する魔攻バフが上がるでありニャルの立ち上がりをかなり早めることができる。自身に攻撃性能は一切ないため、ニャルのようなアタッカーを用意した上で、ハロキョが死なないように注意する必要がある(攻撃できないためHP吸収もない)のは難点か。ライバルはカスミ。デバフを重要視するのであればカスミ、必要十分なデバフが確保できているならハロキョを優先しよう。あと立ち位置も微妙に違う。ニャルパはパターンがいくつもあり、ハロキョはその中の一つでしかないため、持っているとニャルをもっと使えるようになる程度。もちろん普通の魔法パにも使える。

ツムギ(ハロウィン)
★★☆☆☆:出番が限られている

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 通称ハロツム。挑発持ちの物理受けタンク。敵の物攻を下げるUBを持っており、クラバトでは主に物理ボスに対する魔法パでタンクとして採用されることが多い。いわば物理版オウカ。とはいえ、タンクが必要かつ、クウカ・オウカでは耐え切れない(守り切れない)ケースは少ない。自身は火力に一切貢献しないこともあり、魔法パを使いたいが、敵の攻撃で全滅するような時のみに採用されることが多く、必然的に凸としては二番手以降の採用となる。それでも妥協凸で必ず名前が挙げられるキャラであり、幅を広げたいのであれば有用性は高い。ある意味では、使わなくて済むようになったらクラバト上級者。

プリンセスフェス(不定期、約3か月ごと)

 略してプリフェス。早い時で1か月、遅い時で4か月待ち。開催期間が非常に短く、4日ほどしかないため、悩んでる間に終わる。ピックアップ確率は据え置きだが星3キャラの排出率が2倍になるため、恒常キャラを引くチャンスでもある。プリフェス限定キャラはどれも性能が非常に高く、基本的には限界まで回す一択。でも単体狙いは闇が深いから天井は覚悟してね。ぶっちゃけ全キャラ持ってるのが上位クランの前提なのだが、その中でも優先度がある程度あるため、今回はそれを解説することにします。と言っても毎回ピックアップされる都合上、いつかは引くことになるため、新登場のフェス限を引いた後撤退するかどうかにしか影響しない。ちなみにリセマラするならこの期間がおすすめ、リセマラするゲームでもないけど。

クリスティーナ
★★★★★:必須キャラ

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 通称クリス。火力高い、物防デバフ強い、自己TP回復が強い、無敵も強いと非の無い物理アタッカー。ごくまれに使わないことがある程度で、基本は毎月使う。アタッカー性能はもちろんだが、盾としての性能も高い。UB発動後5秒間物理攻撃無効を活かして、即死するような攻撃をかわしたり、厄介な追加効果を無効化できる。また、TP上昇ステータスが高く、「被弾する→TP溜まってUB撃つ→無敵中に自己TP回復スキル使用→UB撃って無敵延長」のループが組めることも。高い火力のおかげでHP吸収も捗り、ヒーラー無しで盾役を全うできるが綿密なTL作成が必要。そこまでがっちりやらなくても雑に強いから絶対に確保した方が良い。

ムイミ
★★★★☆:なるべく持っておきたい

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 天桜覇断剣が本体。クラバトにおいては高火力を常にぶち込み続けるだけのキャラ。専用装備が実装されて、当時でも低くはなかった火力がアホみたいに伸びた。UBでモード変更、TPが時間消費で減り、0になるまでバーサーカーモードという珍しい仕様。そのため、なるべく早くTPを溜めたい&TPを0にしたくないということで基本は先頭に置き、被弾でTPを稼ぐ運用が主体。水サレやプリコロといったキャラでTPをサポートするのも基本となる。単体火力は化け物、範囲火力も化け物であるが、打たれ弱いのが難点。UB発動中のHP吸収は物凄いため、UBを撃つ前に倒されないことと一撃死しないことが運用上の課題。また、UBを撃つまではほぼお飾り状態(意味のない押し込みと効果の薄い物防デバフ)であり、その都合上短期決戦は苦手。非常に強力なキャラではあるが、編成が縛られがちで使わない月もなくはない。でも引こうね。

ネネカ
★★★★★:必須キャラ

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 UBでネネカがもう一人増える。つまりは火力2倍、魔防デバフ2倍である。そりゃ強いわ。また、UBに魔攻バフとTP上昇バフが付随しており、自身が火力となりつつも味方のサポートが可能。当然ながらニャルパにも採用される。範囲攻撃が可能な点も強力で、単体攻撃しか持たないニャルの代わりに部位破壊や取り巻きの掃除が出来る。単体での性能も悪くはなく、UBを撃つ以前から最低限の仕事はでき、持ち越し時も使いやすい。また、分身を囮にすることで通常ではタンク運用ができないキャラを無理やりタンクに仕立て上げることもできる。耐久が決して高くはないプリコロが先頭に立てる影の理由。余談だが、ネネカ実装以前は魔法パの影は非常に薄かった。デバフと火力の両立が難しかったのだが、どちらも強力なネネカ登場を機に魔法パが復権した。そんな経緯もあり、ネネカ抜きの魔法パはほぼ無いため必ず引くべき。

ペコリーヌ(プリンセス)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称プリペコ。耐久力がアホみたいに高く、火力インフレの激しいクラバトでもまず倒されることはない。自身のHPが高いときは高火力、低いときは高耐久という良いとこ取りのキャラ。しかし、いくら高火力とはいえ本業のアタッカーには勝てず、HPがキープできるということはタンクではないアタッカーでも耐えられるということである。また、上述のクリスや巫女ッコロといった火力やサポートと両立できるタンクが用いられがちで、プリペコが輝くのはプリペコでないと耐えられないシチュエーションのみ。残念ながらそこまでインフレしてないため、二番手以降の採用となる。とはいえそれは理想の凸が出来る時のみであり、妥協して凸をしなければならない場面は多い。そのような時、プリペコは雑に投入して、ある程度の火力とパーティの安全の確保が出来ると言えば強さが分かるだろう。ハロツム同様、プリペコを使わなくて済むのはプレイヤースキルの表れである。でも、余裕があれば引こうね。

コッコロ(プリンセス)
★★★★★:必須キャラ

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 通称プリコロ。攻撃以外なら何でもできるサポーター。物理パ・魔法パともにサポーターが欲しいのであれば必ず第一候補に挙げられる。HP回復なしで戦い切れるようなクラバトはほとんどなく、基本的にはプリコロを必ず採用する(一部のパーティでは採用しない)と考えたほうが良い。そのため、自前で持っていることが非常に重要となる。また、味方のクリティカル時の倍率を上げる貴重なUBであり、乗算であることからも火力に大きく貢献する。耐久面もサポートが必要ながら最低限はあり、魔法パのタンクもこなせる。ぶっちゃけクラバトのインフレを1段階進めたのはこの娘。今後、プリコロが採用されなくなる時はプリコロの上位互換が出た時である。そんなことは遠い未来、下手をすれば一生来ないので絶対に持っているべき。

ユイ(プリンセス)
★★★☆☆:持っていると便利

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 通称プリユイ。自己TP回復をしながら、範囲攻撃を連発する魔法アタッカー。永続魔攻バフの持ち主でもあり、長期戦になればなるほど火力が上がる。しかしながら、範囲攻撃特化の宿命、単体相手には火力不足になりやすい難点がある。範囲攻撃特化の中では単体相手でも火力を出せる方なのだが、その場合だとニャルや水マホが優先されがち。現在の魔法キャラの層では魔法2凸は難しく、出番が無いことも多い。とはいえ、妥協編成では採用頻度が高く、主要キャラの節約といった違うメリットが生まれる。もちろんマルチターゲット相手ならば一軍採用も考えられる。現状では引っ張りだことは言えないものの、持っていて腐ることはまずない。余裕があったら引こうね。全く関係ないけど、プリユイだけ大きめのロゴ無し画像が無かったので自分でスクショしてきました。

ラビリスタ
★★★★★:必須キャラ

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 通称ラビ(僕と一緒!)。物攻バフをひたすら繰り返すサポーター。特殊な形で自身も攻撃に参加する。UBの発動中は物攻バフの性能が上がるほか、スキルの発動頻度も上がる。そしてUBの効果終了時には敵全体に多段物理攻撃を行い、自身の行動変化も元に戻る。この際の火力が非常に高く、ラビリスタ自身も火力になる。火力支援だけならばプリコロをも上回り、物理パではほぼ必須の扱い。回復スキルが無いためプリコロと併用することも多いが、HP吸収の都合上、実質的な回復支援にもなり、プリコロを節約することもできる。3凸で3回使うともいわれるプリコロを節約できるのはとても大きい。この点が必須キャラだと判断した最も大きい理由だ。注意点として、UB使用中はUBは発動できず、効果終了時にはTPが-1000(つまり空っぽ)される。そのため常時UB状態は不可能で、ユカリやサレンといったTP補給も気を使う必要がある(発動できないのにTP自体は溜まる)。また、UBの効果終了時に高火力が発生する都合上、戦闘終了までに間に合わないこともある。0:24付近までに発動できなければ効果が終了する前に戦闘時間が切れる。覚えておくといいだろう。

コラボキャラ(不定期)

 2020年12月時点では「Re:ゼロから始める異世界生活」と「アイドルマスターシンデレラガールズ」の2作品で期間限定ガチャが開催されたことがある。リゼロは1年半後に復刻、デレマスは未復刻。復刻が来るかどうか、定かではないですが、今回はちゃんと評価します。

Re:ゼロから始める異世界生活
エミリア
★☆☆☆☆:ほぼ使わない

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 そこそこ高い火力を持つ魔法アタッカーでありながら、UBで味方単体に防御バフと過剰ともいえるほどの回復が可能。だがしかし、刺さる機会が皆無に近い。火力ならばニャルや水マホ、プリユイがライバルとなり、ヒーラーならばプリコロや通常ユイ、ユカリなどがライバルとなるが、どっちつかずになりがちなエミリアは優先しづらい。自身がアタッカーとなりつつ、回復もできるキャラで見てもミオ(イベント配布)がおり、単体回復と複数回復で差を付けられている。もちろん仮想敵次第であるが、実装以来一度も使われていないことを考えると望み薄である。前評判の時点であまり期待されておらず、長らく復刻もなかったことから所持者が極端に少なく、検証がほぼされていないことも使われていない原因の一つではあるが……。好きなら引けばいいんじゃないかなを体現するようなキャラ。

レム
★☆☆☆☆:ほぼ使わない

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 頻度の高い単体回復スキルを持ち、プリコネ初となる凍結スキル持ち。範囲攻撃のUBは行動不能(スタン・凍結など)に対してダメージが上がる性質がある。お察しの通り、クラバトのボスには行動不能が効かないため、レムが使われたことはない。アリーナキャラだからしょうがないよね。ちなみにリゼロイベントで配布されたラムとはすさまじいシナジーがあり、お互いが行動不能をばら撒き、お互いの行動不能状態時の追加効果を最大限まで活かすようなデザインがされている。クラバトで見る機会無いけどね。エミリアと違って、アリーナでは確実に役割があるため、アリーナ目的で引く人も多い。

アイドルマスターシンデレラガールズ
ウヅキ(デレマス)
★★☆☆☆:出番が限られている

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 通称しまむー(島村卯月さんだからね)。範囲攻撃と全体TP付与ができる物理アタッカー。火力自体はそれなりだが、範囲攻撃である点やTP付与が全体である点など、妙に刺さる機会が多い。言ってしまえば範囲攻撃になったジータ。以前はよく使われていたが、プリコロやラビリスタ、ユニといった火力支援しながらTPをばら撒くキャラが増えるにつれ、ウヅキが殴るより高火力キャラを強化した方が結果としてダメージが伸びるようになってしまい、使用頻度は激減した。ちなみにジータもほとんど使われていない。それでも、ピンポイントでの起用は見かけられ、過労死キャラの節約に貢献できることもある。専用装備未実装だが、いつ実装されるかは不明。自社コラボのため、2021年4月ごろが有力視されている(個人の感想)。

リン(デレマス)
★★☆☆☆:出番が限られている

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 通称しぶりん(渋谷凛さんだからね)。リン(ぐ~たら)と紛らわしい。挑発持ちのタンクで、UBで自身のみながらも効果値の高いバリアを展開できる。そして一番の売りは頻度の高い範囲スタンである。つまるところアリーナキャラ。とはいえ、挑発持ちのタンクというだけで一定の需要はあり、少ないながらも物防・魔防デバフもある。不思議な噛み合い方をして使われることがたまにあるため、クラバトの民においても無価値ではない。ほとんどの場合ルカやクウカ、巫女ッコロで代用が可能ではあるが。「青」を「蒼」って書いちゃうような中二病(高校一年生)だけど、プリコネ世界では割と普通。ふーん、よかったじゃん。

終わりに

 はい、というわけで2020年12月までに実装された限定キャラ、全33キャラの紹介をしてきました(アキノ(クリスマス)については実装直後で実力未知数のため記載無し)。ここまでで約12000字です。論文か?
 こうして見ると限定キャラ多いですよね。復刻は大体2キャラセット(一部は恒常季節キャラとセット)なので、一月1復刻でも間に合わない計算になります。来年は水着は4キャラ1セットかな……。なお2キャラ1セットの場合、ピックアップ確率は0.35%です。片方だけを狙う場合、250回で1回出るか出ないかといったところなので、ほぼ天井ですね。プライズガチャが無かったらゲロマズだぁ。
 今回はあくまでもクラバト用キャラということで、ズバズバとぶった斬ってきましたが、性能しか見てませんし、その性能も常に変動するものです。あくまでも個人的意見、それも2020年12月の、ということでどうぞよろしくお願いします。正直、クリクリ・巫女ッコロ辺りは専用装備実装で確実に評価上がるし、ニュヨリ・水マコ辺りはインフレや新キャラで評価下がると思うんですよね。評価が変わったころに別記事でもう一回やるかな……。
 そして、「結局どこからが引くべきラインなの?」ですが、僕は「★★★☆☆:持っていると便利」から上は基本引きます。どうしてもジュエルが無いときはスルーしますが、「★★★★☆:なるべく持っておきたい」からは絶対に引きます。実装時が未プレイでもない限り、そういうキャラは実装時に引いておくべきなんですけどね。見る目を養え。あとは自分が今持ってるキャラとの兼ね合いもあるかもしれません。まぁ、迷ったら全部引けばいいんだよ。

 また、何か意見ございましたらコメント欄にでも書いていただけると嬉しいです。キャラの評価はもちろん、自然に使ってしまっている専門用語が分からないや誤字があった等、何でもオッケーです。

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