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阿波踊りの思い出

お盆の頃になると、テレビで阿波踊りが放映されているのを
見て心がウキウキします。札幌住まいとなり50年ほどに
なりますが、夏に帰省した事はないので阿波踊りを
長く見ていません。
 父は徳島出身ではなく、若い頃に転勤で徳島に赴任しました。
阿波踊りをこよなく愛していました。私の子どもの頃は街中の
あちらこちらで踊りが見られたので、踊っている父の姿を間近で見る事が
出来ました。踊りはぎこちなかったですが、とてもニコニコして
楽しそうでした。 
 父の病死後、私は友達のお父さんの職場の連で友人3人と一緒に
踊る機会に恵まれました。さほど練習もせず本番を迎え、最初は
ドキドキしながら桟敷席の人たちをかなり意識しながら踊った事を
覚えています。慣れるに従って、どんどん楽しくなりそれが
「踊らなそんそん」の境地だったのではないかなと思います。
 今年は高額の桟敷席もあったとか。何だか私の若い頃のような素朴な
阿波踊りではなくなっているようです。全国いや世界中に認知されている
のは素晴らしいですが、派手になり過ぎず、阿波踊りを愛する全ての人が
見て参加できるお祭りになつてほしいと思っています。故郷から
遠く離れている私にとって、阿波踊りは自慢です。末長く続いてほしいです。

8月31日徳島新聞読者の手紙欄に投稿文が採用されました
そのことを徳島のフォロワーさんの鉄線さんが教えて下さりました
ありがとうございます。

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