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芦別にて

夫の転勤で星の故郷というキャッチコピーのある芦別に
2年間住んでいました
芦別は札幌から特急で2時間ほどの所にある
一応芦別市であり当時は人口3万位の街でした
旭川や富良野に近くて北海道の内陸部にという所で
冬は最高気温でも-10度位にはなっていたと思います
でも自然が豊かな所で近くには空知川が流れていて
山の方に行くとスキー場とかキャンプ場がありました
当時長男は小学6年次男は小学2年だつたと思います
息子たちは直ぐにこの街に慣れて冬はスキー夏は
家族でキャンプをしたりして楽しみました
元々炭鉱の町として栄えたとの事でその当時も
ひっそりと炭鉱の場は続いていました
星の故郷という位なので夏や冬の夜空はとても美しかったです
そして住まいの近くには市立図書館があってゆったりとした
館内はオールガラス張りで景色がとても良かったです
私はよくその図書館に行ってゆっくりと本を読んだのを
記憶しています
その後夫は釧路に転勤になり色々考えた末に
単身赴任をしてもらう事にしました
私と息子たちは札幌に住むことになりました
この芦別で暮らしたのが家族4人での生活の最後でした
その後は夫とは二度と一緒に生活する事は
なかったです
家族4人で暮らした最後の2年間はいつまでも
心に残っています
人生には色々な事があります
今の平穏な暮らしは悲しみや苦しみを乗り越えて
得た大切な時間です

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