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百人一首かるた

私が小学生の頃お正月頃になると父が読み手となって弟と
百人一首のかるた取りをしていました。それは冬休み中
続いていたと思います。
その頃は上の句下の句を聞いてから札を探して取るという
感じでしたが、私は中学生高校生になると、上の句を聞いて
すぐ下の句の札をとるという風に上達していました、最も私が
好きな歌に限ってですが
ちなみに私が好きな歌は小野小町の
「花の色はうつりにけりないたずらにわが身世に
 ふるながめせしまに」です
故郷徳島に住んでいた頃のお話です
その後札幌に住み息子達が小学生になった頃
お正月に百人一首のかるた取をしようと思って
はたと困ってしまいました
何と木札に下の句をくずし字で記した板かるたで
北海道だけの独特のかるたで下の句かるたと言う
のだそうで、下の句を聞きながら板かるたを取ると言う
のでした、私はこのような百人一首には全く慣れていないので
息子達と下の句を読むテープを聞きながら練習をしました
お正月が過ぎても北海道は冬休みが長いので折々に
百人一首のかるた取を息子達としていました
その内に息子達が私より札を取るのが多くなっていました
息子達に聞くとくずし字を絵のように見て覚えていると
言ったので成程そういう感じで取り組むと面白いなあと
思いました
地方によっては方言があるように百人一首かるたも
北海道で違った形で接する事が出来て
北海道独自の文化が根付いている事に感心しました

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