良き指導者

人生至る所に師がいるものです。
以前冷凍コロッケ加工工場の夜間部でパートの仕事を
したことがあります。
工場は機械を使っての流れ作業、私が担当したのは
ジャガイモの選別でした
倉庫からジャガイモが細長いローラーに乗って
ゴロゴロと出てくるのですが、その機械には
モーターが二か所にありました
家庭の主婦が見た事もない機械を相手の仕事は
疲れます。果たして私に務まるのか不安な毎日でした
でも昼の部のその機械の責任者である50過ぎの男性のAさんが
私の不安を解消してくれました
機械の調子が悪い時などどのように対処すればよいか
実際にやつて見せてくれて実に分かりやすく教えてくれました
新しい事を覚えるのに時間はかかりましたが
Aさんの根気良い指導のおかげで私は夜間部で一人の時でも
何とか仕事をする事が出来ました
教えるというのは相手の立場になつて思いやることでは
ないかなと思います
これは誰でも出来ることではありません
私はこの仕事を通じて良き指導者に恵まれた事を幸せに思っています
働く側からすれば良き指導者良き人間関係に恵まれる事が一番では
ないかなと思います
企業は良き指導者を育て良い職場づくりに努力していけば
人出不足も解消されるのではないでしょうか
仕事は人と人との関係が一番大切な要素です
楽しい職場はみんなの願いです

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