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【KingSurf】デッキガイド

前置き

こんにちは。 RabbitSweetといいます。
裏面が紫色の頃から遊戯王をやっていたのでカードゲーム歴は20年以上です。
実績としてはハースストーンというカードゲームではマスターズツアーという国際大会に3回ほど出場させていただきました。
今回、運良くWeeklySnapCup#1で優勝することができたので調子に乗ってデッキガイドを公開させていただきます。
noteを使って記事を書くのは初めてなので慣れない部分も多く読みにくい部分もあるかと思いますが暖かい目で見守ってくれるとありがたいです。

デッキリスト


今回大会で使用したデッキはキングピン入りのセラサーファーでした。
こちらがデッキリストになります。

エアロがかわいい

デッキコード
eyJDYXJkcyI6W3siQ2FyZERlZklkIjoiSWNlbWFuIn0seyJDYXJkRGVmSWQiOiJTaWx2ZXJTdXJmZXIifSx7IkNhcmREZWZJZCI6IkJyb29kIn0seyJDYXJkRGVmSWQiOiJDb3NtbyJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiUG9sYXJpcyJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiTWF4aW11cyJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiS2lsbG1vbmdlciJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiU2VyYSJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiSnVnZ2VybmF1dCJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiQWVybyJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiS2luZ3BpbiJ9LHsiQ2FyZERlZklkIjoiU2NvcnBpb24ifV19

大会におけるデッキの選定理由について

このデッキを選んだ理由は大きく

  1. ぶまわりによる明確な勝ち筋がある

  2. メタカードを無理なく採用できる

  3. 一枚のメタカードで詰まない

  4. 初見殺しができる

です。

1.ぶん回りによる明確な勝ち筋がある

ぶん回りとは相手が対応できない強い動きのことだと認識していて、≪シルバーサーファー≫がナーフ(弱体化)されたとはいえ≪セラ≫とのコンボは未だに強力です。
こちらの強力な動きに相手が対応できなければそのまま勝利できることになります。

2.メタカードを無理なく採用できる

同じデッキで対戦していく対戦モードの仕様上、試合が進むにつれて相手のデッキリストを知ることができるので、≪コスモ≫≪シャン・チー≫のような相手を妨害するメタカードが有効に機能する場面が多く、一枚で勝負が決まってしまう場面もあります。

3.一枚のメタカードで詰まない

シングルエリミネーショントーナメントという性質上相手が特定のメタカードを採用していた場合に絶対に勝てない状況は絶対に避けたかったため、デッキパワーは高くても【ギャラクタス】のようなデッキの使用は避けたかったです。
このカードゲームではデッキ枚数が12枚、初手が3枚、6ターンそれぞれ1枚のカードをドローするため、相手が特定のメタカードを採用していた場合、ゲーム終了までにそのカードが引かれる確率は3/4となっていてほかのカードゲームに比べて極端に高く、そのカードの存在があるだけで自分はスナップできず、デッキリストが割れていく対戦モードの仕様上、相手はブラフでもスナップし放題という状況が生まれてしまいます。

4.初見殺しができる

初見殺しというのは、相手が知らない場合に勝てるテクニックののようなものです。
このデッキでは、後述すると≪エアロ≫≪キングピン≫のコンボがそれにあたります。

各カードの採用理由について

セラサーファーパッケージ

3コストカードを並べて強化するというこのデッキの直接的な勝ち筋に貢献しているカード群です。

≪アイスマン≫・≪スコーピオン≫

お手軽メタカードパッケージ。こいつらは目に見えないところで効いてくるカードです。
デッキの性質上できれば先攻を取りたいので、≪スコーピオン≫≪ドミノ≫に差し替えることも検討しています。

≪エアロ≫

最強カードです。強いし、kawaii。
細かいテクニックが多く、プレイングで試合を決めることができます。特に相手の≪ギャラクタス≫の着地に合わせることで簡単に試合に勝つことができます。
細かいテクニックについては後述します。

≪キングピン≫

このデッキの初見殺し要素です。
最終ターンに相手のカードを破壊できることも強みの一つですが、単体としてのパワーも3/4と及第点で、何より相手の行動を縛ることができることが強みです。
簡単に言うとキングピンを置かれたロケーションは相手は一生懸命埋めようとします。そうするとほかのロケーションで勝ちやすくなります。

このデッキのプレイングについて

基本的にはマナカーブ通りに動きます。
大会では自分の手札が悪い状況や、相手がぶん回っているときは初見殺しギミックを機能させるために≪キングピン≫≪エアロ≫のような一般的なデッキリストには入っていないようなカードは秘匿して動きます。
意識することはT6で先攻を取れるようにすることです。
そうすることで、このデッキの最終奥義であるキングピンエアロやエアロコスモがぶっ刺さります。

≪キングピン≫について

≪キングピン≫に対しての一般的な対処法は、

  • ≪キングピン≫のロケーションを4枚のカードで埋める

  • 最終ターンにキングピンのロケーションにすべてのカードを置く

ことです。
しかし、それをわかっている相手に対しては、こちらもさらに思考を進めてそれを逆手に取ることができ、

ことが有効です。
つまり≪キングピン≫は相手の思考を縛って相手の行動を誘導することができるカードということです。
最終ターンのキングピンエアロコンボについては特に強力で、こちらが先攻であれば相手のカードが公開される前に破壊することができるので疑似的な≪コスモ≫として扱うことができます。

≪コスモ≫について

≪コスモ≫というカードは雑に使っても強いカードではありますが、相手の思考を読んで使うとより有効に使うことができます。
特に≪エアロ≫とのコンボはこのデッキの唯一無二のコンボであり、≪セラ≫が出ている状況で先攻を取ってエアロコスモコンボを使うことで(相手の盤面が埋まらない限りは)確定で公開時効果を無効化することができます。
地味に≪キングピン≫ともシナジーしていて、前述した相手の≪キングピン≫の盤面を埋めたくなる心理を利用してやることがなければキングピンの盤面に置くことで無効化することもできますし、相手のロケーションが1つ埋まっている状況では≪ジャガーノート≫と併用することで確定で無効化することもできます。

≪エアロ≫について

かわいい
流行している【シュリゼロ】に対して強く、相手の強いロケーションを1つに固めることで簡単に勝利できます。
こういった、1つのロケーションを捨てるプレイングのことをぼくは「ゴミ箱システム」と呼んでいます。

4ターン目サーファーの有効性について

≪シルバーサーファー≫というカードは一般的には6ターン目に出すことによって多くの3コストカードを強化するカードですが、このデッキにはキングピンエアロやエアロコスモといった6ターン目の強力な動きがほかに存在します。
そして、そのコンボを成立させるためには5ターン目に≪セラ≫を出す必要があり、そしてそのコンボは先攻を取ることによって真価を発揮します。
つまり、詳細は省きますが手札にこれらのカードがある状況では相手によってはこのデッキでのT4サーファーは正当化されるます

最後に

プレイングが明確に勝利に直結するデッキだと思うので皆さんもぜひ使ってみてください。
先ほど公開されたSnapZoneのティアリストに【セラサーファー】の名前がないのは絶対に納得できないのでみんなでこのデッキを流行らせましょう!


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