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「3羽のうさぎ」ごちうさ

 お久しぶりです、将官です!
 学業に追われ長らく記事を書いてなかったため、筆を取ろうと思った次第です。
 今回は短編です。


 ごちうさには「3」が関わるものが多いのではないだろうか?

 例を挙げるとすれば、初期のお店の数が3軒(ラビットハウス、甘兎庵、フルール・ド・ラパン)、ラビットハウスの従業員も3人(ココア、チノ、リゼ)、チマメ隊などのユニットが3人で構成されること、そして主要な兎の数も3羽(ティッピー、あんこ、ワイルドギース)となっている。

↑3人で構成されるユニット例(チマメ隊と新キャラ達)

 以上のことから、Koi先生は「3」という数のユニットを登場させることが多い傾向があると考えられる。また、ユニットの人数にKoi先生の意図があるのではないかと考えている。
今回はそれに対する私の予想を述べさせて頂く。


3羽のうさぎ


西洋アートの技術が関わっている可能性がある。これは先程、例に挙げた「うさぎが3羽」という部分から着想を得ている。詳しく説明する。

 古来より西洋ではうさぎを神聖な動物として扱っていた。
 理由としてうさぎは多産であることから、生命の象徴とされていたことが挙げられる。
 また当時うさぎは雄雌同体だと広く信じられており、処女性を失わずに子供を産むことから、聖母マリアと関連付けられることが多々あった。
 上記のことからヨーロッパではうさぎが豊穣のシンボルとして大切にされていた。

↑イースターにおけるうさぎの写真。
神話の中でもうさぎは神聖な動物として登場することが多い。



 次にうさぎと「3」の関連について解説する。



上記の通りうさぎは神聖な動物であり、聖母マリアとも関連付けられていた。そして絵画や建築物の装飾にうさぎが使用されることも多々あった。その際うさぎは下記の写真のように3羽並べて配置されることが多い。

↑画像はパーダーボルン大聖堂の装飾

この3羽のうさぎは三位一体を表していると言われている。三位一体論とはキリスト教の考え方の1つであり、父、子、精霊は唯一の神が3つの姿になったものであり、本来の姿は1つであるとする説である。

「3つが1つ、1つが3つ」という意味を込めて3羽のうさぎをトライアングル等の連結した輪の形に配置することが多い。


 さて、本題に入るがKoi先生は「3」の数字でキャラを設置することで「3つが1つ、1つが3つ」の考え方を反映しているのではないだろうか?

 ごちうさにおいて3人で表すキャラは、全て木組みの街という性質に括ることが出来ると言える。チマメ隊などの3人のユニットに組み込まれているキャラは基本的にココア達が作り出す木組みの街というカフェに溶け込んでいる。纏めると以下の通りである。

「3人組ユニットはココア達のカフェに溶け込んだ人物が形成しやすい」





 逆に2人組のユニットを考えてみよう。

 例えば、青山ブルーマウンテンと凛ちゃん、狩手結良とリゼ(もしくはココア)、タカヒロさんとティッピー、(ココアが来る前のチノとティッピー)などが挙げられる。纏めると以下の通りである。
 

「2人ユニットでの行動が基本となるキャラは、木組みの街に溶け込んでいないのではないだろうか?」

 勿論これは全体を見た時に感じた根拠のない理論であるが、この例が通じるものが多い傾向がみられる。

↑2人組のユニット例。青山さんと凛ちゃんさん


青山さんと凛ちゃんは特にその具体例だと思われる。この2人は木組みの街というカフェに微妙に溶けきらない。詳しくは過去に書いた「青山翠の人間性の観察」の記事などを参考にして頂きたい。(下のリンクから飛べます。)

https://note.com/rabbitcafe1204/n/n0b0059783907


上記の法則が確かであれば人数によりKoi先生の意図を読み取れるのではないだろうか。

まだ現段階では仮説に過ぎないが、この理論が現実味を帯びてくると面白いな〜と思っております。


余談だが、街の外で登場する人物も2人組が多い。

ココアの実家にはモカとココア母、ロイヤルキャッツの支配人と受付の2人、シャロ母と共に登場する千夜母、(ココア母、チノ母)などが挙げられる。


↑ココア母とチノ母


 



 チマメ達の学年の人数に関しても、チノとフユに対してマヤ メグとナツメ エルと、かなり人数に差が開いている。これにも理由があったりするのだろうか?


想定より長くなりましたが、今回はこの問題提示をもって締めさせて頂きます。
ここまで御付き合い頂きありがとうございます。ごちうさと貴方様に幸あれ🎶

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