初心者が健康麻雀を強くなる為の麻雀研修_in金沢文庫__4_

平成生まれの麻雀自体を知らない世代に麻雀を教えてみた

平成生まれのニュージェネレーション堀田先生は麻雀未経験者でございます。イベントに向けて猛特訓中ですが、入社面接時に平成生まれの彼に最初に聞いてみました。

 

私「麻雀って知ってる??」

 

と。
返ってきた返事は

 

 

堀「見たことがありません。。。」

 

 

私「えっ・・・・」

 

 

恐ろしい返事です。
そうか、自分がドンドン年を重ねて「昔ながらの」人に括られてしまったのかと衝撃を受ける言葉です。こんな面白いゲームがあるのに、なぜ今まで出会っていないのか?!堀田先生からすると、そんなゲームより他に一杯楽しいことがありますよ、風な答えで泣きそうになりました。

平成生まれの子は麻雀自体を知らない?!ギャンブルをしなくなる世代達

「お正月は家族で年越し麻雀」なんてよく聞きますが、家族団らんで過ごす時間は現代の子は少なくなってきたのではないでしょうか?そもそも麻雀が廃れた背景は何なんでしょうか?

現在の50~60代の方達に聞くと「大学周りには沢山雀荘があったんだけどねー」と言います。確かに都内は沢山ありますが、地方は壊滅的に少なくなっていますね。

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戦後ピーク時37,000軒!!少し前のコンビニ並みに多かった時代があったんですね。軒並み減っていますが、現在は8,000軒以下が予想されます。

健康麻雀を謳って募りますが、やはり集まるメンバーは年配者が多いんです。若い10~20代は数人しか集まりません。何故か?牌を触ったこともなければ見たこともない。

 平成生まれの子は、先輩や年配の方に教わらなかったのが要因なのでは?

就職氷河期という時代がありました。
この時の親御さんは一つでも上の大学・高校に行かせて、良い就職先につけるように!と息巻いていた当時の姉世代。麻雀なんて頭が悪い不良達がやるもんよ!勉強しなさい!!の影響で、学生生活中に麻雀に触れる機会が減ってきたんでしょうか。

アンダーグラウンドな健康に悪い遊びよりも、外に出てディスコ(クラブ)行こうぜ!的な風潮になったんでしょうか。 

おじいちゃん達の現役時代は、社会人の通過儀礼だったそうです。

1、梯子飲み会
2、接待ゴルフ
3、給料日後の先輩麻雀

これらを熟さなければ会社に居れなかった?ハブかれた男性社会となっていたそうです。いつの日か、そんな古い習慣よりボーリング行こうぜ→海に行こうぜ→カラオケ行こうぜ→クラブ行こうぜ→スマホでポケモン狩ろうぜ(強引) になってきた訳です。

現在ではスマホの普及により、据え置き型ゲームもしなくなる子達も出てきました。私たちがファミコンをやってたのがプレステ4世代から見たらガラクタかの様に。時代の流れとともに、興味が薄れてきたのでしょう。

 

平成生まれの子に麻雀を教えると、みるみるうちに吸収していく

そんな0から教えるのもまた乙かと思いながら、堀田先生に麻雀基礎の【き】から教え始めました。

初心者が健康麻雀を強くなる為の麻雀研修 in金沢文庫 (3)

これが牌と言って、そーず・まんず・ぴんずってのが1~9まで4枚ずつあって・・・2個あたまにして、残り3こずつ綺麗に揃えると・・・

彼はフンふんと聞いて、見よう見まねでゲーム進行を理解してきました。じゃあとりあえずやりながら覚えてみよっか!ということで、私たちはある程度教えたら、実践式で行います。

堀田麻雀研修 (14)

上下の写真は七対子にもいけるし、一盃口にもいけるのに悩んでいる所を、私たちがあーでもないこーでもない、場に何枚出てるからこっちが良いとか言ってるのを真剣に聞いてくれてます。最初は全員の手をオープンにしながら教えていきます。

堀田麻雀研修 (4)

更に狙いたいなら789M-345Sの二盃口があるよと。若い子はさすがと言うか、すぐに覚えてくれるので、5回程度やると、多少は迷いつつも打てる形となってきました。

 

麻雀初心者の登竜門~やっぱり皆積み込みが苦手~

初心者が健康麻雀を強くなる為の麻雀研修 in金沢文庫  (4)

シー牌の後は、この重ねる動作ですが、ぐしゃっと崩してしまいますよね?堀田先生も手先は器用なのに、慣れるまでまだ時間がかかるようです。それでも呑み込みが早く、次回の練習時には出来てしまうでしょう。

今日まで覚えた麻雀用語
❶ツモ
❷イーペーコー
❸リーチ
❹場風・自風

始めは「牌」という言葉すら知らず、訳も解らないレベルからスタートしましたが、少しずつルールを覚え、用語を覚え、役を覚え・・・。日々、確実にレベルアップしているのを実感しております!

麻雀研修2 (2)

また、全て手積みでやっております。手の運動にもなり頭も常にフル回転なので、まさにこれは質の高い「脳トレ」※白衣でやってると異様な光景ですが


堀田先生の初めて麻雀した時の本人感想

「麻雀って、難しそうだし敷居高いなぁ」なんて思っていましたが、全くそんな事はなく、トランプとか人生ゲームとか、それくらいの気軽さで出来ちゃいます!

普段練習している時は、いわゆる「手積み」で行なっているので、(全自動卓って、どれだけ楽なんだろう・・・)と想像が膨らみ、テンションが上がります。この前までは手積みで苦戦してましたが・・・

堀田麻雀研修 (9)

思えば初めて牌を触った時は、ポロポロ落としたり、積む時にガラガラーっと崩したりと大苦戦していましたが、今ではしっかり持つことが出来ています。

牌を上手に持てると、それだけでゲームの進行がスムーズになるので、より対局を楽しめますね!また、麻雀に慣れてくると相手の表情や手つきを見て、手持ちの牌を予測したりするいわゆる「心理戦」が行なわれるそうな。

牌さばきが上手だと相手に「おっ」と思わせることが出来るかもしれません。カッコイイですね。ひたすら、練習あるのみ。


2017.3.11-第11回-

H30.2.12 健康麻雀教室 (28)

13時過ぎ頃から参加者がじわじわと集まり始め、定刻の13時30分から対局スタート。始めは健康麻雀常連の3名と、今回初参戦の方が1名来られました。初参戦の方は、数十年ぶりの麻雀!そのような方でも、絶賛ウエルカムなのが当院の健康麻雀教室です。

「巷の雀荘が無くなっていくのは、寂しいねぇ・・・。今日が楽しみだよ」

その方も喜ばれていました。

始め来られた方々は、慣れているのでテキパキと対局開始。後ろから見ていた僕は、全自動卓の動きに「おぉ~」と静かに感動。すごいですね、全自動卓。初心者の僕はそれだけ見ていても飽きません。 

皆さんが麻雀を楽しまれている間、お水を出したり、外から見学してたりしていましたが、人数が半端になったタイミングで僕も参戦!

まだ、麻雀を初めて5日目(ド素人)の僕ですが、上がりの形と一盃口だけを頭に叩き込んで挑みました。僕の麻雀デビュー戦です。

H30.2.12 健康麻雀教室 (17)

普段の練習は、3人で練習しているのですが、今回は初4人で対局!(当たり前の話ですが)いつもと違った圧迫感と、皆さんの慣れた手つきについていくのがやっとでした。

ですが、ここは「健康麻雀教室」!

不慣れな僕に、皆さんは優しくかつ丁寧に教えてくれました。「ドラは三つ目の牌をひっくり返す」「点棒はこれが千点で、これが一万点で・・・」「これは七萬がくれば一気通貫っていう役なのよ」・・・などなど。

対局を進めていくうちに、少しづつ慣れてきて、更に天の声(「一番左、捨て」「右捨て、立直」)も入り、僕も見事にロン上がり成立!(役無し)
スタッフである僕は皆さんをおもてなしする側なのですが、この日は皆さんに支えられた対局となりました。ありがとうございます。非常に和やかな雰囲気の対局が続きました。

後半には人数が揃い、僕は再び水出しや、対局の様子を写真撮影したりしていました。

普段からやり慣れている方から、22年7カ月振りにやる人まで・・・。本当に様々なキャリアの方が揃いました。レベルの差はあれど、皆で差し入れのお菓子をつまみながら和気あいあいと対局は進行。

僕も後ろで見学しながら、役の勉強。メモメモ。

少しずつ役もわかってくると、対局している方が何を狙っているのか読めてくるので、見学するのも楽しくなってきます。※相手の方が見学者の表情を読んでくる事もあるので、ポーカーフェイスに徹しましょう!

H30.2.12 健康麻雀教室 (1)

 【初心者でも直ぐに覚えれる用語・役】

・オーラス
 →一番最後の対局の事。語源は和製英語の「オールラスト」から来ているそうです。自分が親なのか、順位は何番なのか。状況に応じて何を狙うかが変わるので、一番勝負力が出るとも言われています。

・断公九(タンヤオ)
 →数字牌2~8(断公九牌)のみを使い上がること。シンプルなので初心者でも狙いやすい!

・平和(ピンフ)
 →頭が対子(同じ牌が2枚)+四組の順子(1.2.3など連続の同種牌)が揃った役。ちなみに平和は「PEACE」ではなく「平たい(符が無い)和了(あがり)」という意味だそうです。

・対々(トイトイ)
 →頭となる対子を1組+刻子(ポンを含む)を4組作る役。昔はポンを対(トイ)と呼んでいたこともあり、何度も対をして上がるからこの役名がついたそうです。

・一気通貫(イッキツウカン)
 →同じ牌種で1から9まで揃えること。「イッツー」と略して呼ぶことが多いです。

・七対子(チートイツ)
 →異なった7つの対子を7組揃えると完成する役。わかりやすいのでつい狙いたくなるが、意外と揃う確率は低いそうな・・・。

・大三元(ダイサンゲン)
 →三元牌(白.發.中)で刻子を各1組みずつ揃えた役。狙いやすい役満といわれている。※役満・・難易度の高い役の総称

・国士無双(コクシムソウ)
 →数字牌の各1牌と9牌+字牌13種類全て1つずつ。その中で1種類だけ2枚集めた役満。大三元と並んで狙いやすい役満といわれる。

 役がわかってくると、点数が上がったり、自分が狙う役の幅が増えてくるのでより麻雀を楽しめます。僕もこの日の対局中に、唯一知っている「一盃口」を狙っていたのですが、惜しい所で揃いませんでした。

この役を狙うドキドキ感も、たまらないですね。
5対局も終了し、総合点数の計算が終わり解散となりました。

H30.2.12 健康麻雀教室 (16)

帰り際に「楽しかったよ~」「次回も参戦するね!」「堀田先生強くなるのよ!」などなど、お言葉を頂き嬉しかったです。僕も次回開催までには、役を覚え皆さんと楽しく対局できるようにします!和ごころ整骨院に入社していなければ、多分麻雀とは無縁の人生を送っていたと思います。

何となく、麻雀のイメージは、

「酒と煙草がもれなくセット」
「怖いオジサマ達の社交場」
「飛び交う万札」

のような、ちょっとダークな印象がありました。(麻雀ファンの方、ごめんなさい。ド素人の妄想です)そんなイメージだったので特に始めてみようと思わず、麻雀の「マ」の字も思い浮かぶことなく過ごしてきました。

ですが、やり始めて見た所・・・・麻雀って面白いじゃん!!!

牌を揃えていく楽しさ、ツモる時の期待感、お相手との心理戦、そして役が揃ったときの快感・・・。なぜ、もっと早くに興味をもってやらなかったのか、後悔の気持ちすら出てきます。

早速、地元茅ヶ崎の友人達にも報告したいと思います。「麻雀、めっちゃ面白いぞ!これはハマる!」と。

また、「健康麻雀教室」は酒・煙草・金銭やり取りは一切禁止ですので、とても純粋に麻雀を楽しむことができます。僕と同じように「麻雀って恐ろしい空間なのよね?」と思われている方や、実はやってみたかった方にはもってこいな空間となっております。

普段は整骨院ですが、祝日午後は健康麻雀教室となりますので、気になる方はぜひ一度ご覧になってみてください!

ハマります。

柔道整復師・鍼灸師 堀田悠平

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