団塊世代が麻雀強い・上手い人が多い理由
団塊世代=麻雀人口が多い=麻雀強い=駆け引きが上手い
そんな図式があるとつくづく思います。横浜界隈の雀荘(特に伊勢佐木町~関内)では、このオッちゃん強いな!しかも自分が来る前からずっと座ってる!何回打つんだ?という元気な方が多いです。団塊世代とは
厚生労働省の統計では出生数は約800万人と言われています。また、終戦から2~4年後の第一次ベビーブーム世代とも呼ばれていて、突出した人口のため学校は1学年2桁のクラス数で、1クラスには60人前後の生徒がいて、教室不足で体育館を仕切り授業をしていたようです。団塊の世代の大学進学率は15~20%程度で、高卒や中卒で働き口を探す人も多くいました。
1947~1950年代生まれの方々です。今では定年になり、町内会の催し物や地域のボランティア活動をされてる方が多いのが金沢区です。
また高度経済成長期に会社が右肩上がりで成長していったため、頑張れば報われるとい感覚が強く、家族を顧みず、社畜的な働き方をしていたのも特徴としてよく挙げられます。
それには、終身雇用や年功序列などの考え方も影響しており、このような伝統的な価値観を今も持っている人も多いかもしれません。
サラリーマンの黄金期ではないでしょうか。その為先輩からの麻雀誘いも断れなかった方が多い世代ですね。
また、バブル期を体験したかしてないかにも、麻雀の打ち筋に現れてる様な気がします。故小島武夫さんなんかが私の中では憧れでもありました。
資料参考:日本経済新聞
開催告知を出してからアンケート調査をしました。また開催していた健康麻雀教室にお集まり頂いた方の特徴として
・30代以下(若い世代)は、ゲームでならやったことがる
・40~50代は、若い頃はやってたけど、何年もやってない
・50~60代は、お正月とかはやってるよ!
・70代~は、町内の集まりでやってるよ!
の統計が取れました。(※独自の調査で母数が少ないです)
私達ゆとり世代からすると「麻雀ゲームはできるけど、四人集めるの難しいんだよね」「結婚してから、あんまり遊べない」との声が多いです。かくいう私も、育児と仕事で1年程麻雀から遠ざかっていました。
働き盛りの方~中年層までは、やはり「仕事で忙しい」「他の趣味があるから・・・」の意見が多かったです。また「子どもの行事(部活)がある」のと「受験を控えていて」も多いですね。経験はあるみたいです。
それ以上の年代は「おっ、麻雀するの?イイね!」と好感触。最も集まってくれる年代ではないでしょうか。
2016年11月26日-第四回-
育児等の兼ね合いで1年ぶりの再開でしたが、満員御礼で無事に開催できました。参加頂いた10名の雀士の皆様に深く感謝申し上げます。
「20年ぶりに牌を触ったよ~」
との76歳のおじい様もしっかり打ててました。
積み込みが苦手な方でも、スムースに配牌できるよう全自動卓を導入した甲斐がありました。 ご参加頂いた方の平均年齢は、なんと65歳!!
『久しぶりに牌を触った感想はいかがですか??』おじいちゃん達に聞いてみました。
「昔の若い頃より、手が震えるな~。自摸(ツモ)に力がはいらねぇ」
「もうこの手じゃあよー、千鳥も積めねぇや」
嘆いてました。でもぶっちぎりに一位です。(元禄積みは辞めてくれ)
筋力の衰えで、プルプル震えたり、ここぞという集中しようとする瞬間に力が入らなかったりと。年齢で筋力減少は仕方が無いことですが、リハビリとしては良い目標になりますね!
新規の「10年振りに牌を触った」と、金沢文庫でスナックを経営されてるマスターがおっしゃっていましたが、中々の打ち手。「頭の体操になって楽しいわ」とのお言葉を頂きました。
団塊世代は皆、守備が異様に上手い
「サラリーマンん時に先輩から搾り取られてよー、どうにか給料袋からお金が逃げないか必死だったなー」
「接待も腐るほどやったよー、お客さんから上がれないしなー」
「賭け金額、半端じゃなかったなー。○○商事会社のやつらなー」
恐ろしい時代ですね。先輩からのむしり取りが給料日の日にあったらしいです。最も驚いたのが、元証券会社勤務・元銀行員の方々の「賭け金額がマンガそのもの」でした。流石バブルの荒波を乗り切った日本男児。
守備が上手い共通点としましては、たぶん「弱ければ払う金額が半端じゃない」から、だと思います。集中しなければ、ダマに振り込んでしまう。常に相手の手を想定しての磨きかかったものなんですね。
後ろで見てると、まず鳴かない&振り込まない。完先重視の時代でしょうから、必然的に手が重いんですね。カワセミの様に避け、一刀両断の攻撃力が感じ取れました。
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