アレになるまで。

こんにちは。うさぎさんです。
さりげなーく伝えたりはしておりましたが、この度夫婦そろってCOVIDにかかっておりました。
コロナって書くと給湯器だったりビールだったりを連想してしまう性なので(笑)、敢えてCOVIDと書いてみるw
今回書き残しておこうと思ったのは、色々なサイトを見てもどうにもこうにも流れがピンと来ない話ばっかりだったのでいっそ自分の経験を書いた方が今後の為にもなるんじゃないと思いまして。
症状も個人差あると思いますし、あくまで参考程度で興味あったら読んでみて下さい。
ご質問は直接私までご連絡頂いてOK。

【7月14日】

ヨギボーでゴロンとしていた嫁ちゃんが突然「喉が痛くなってきた」と呟く。
う「ホコリでも吸い込んだんじゃね?」
妻「そうかも」
しかし時間が経つにつれてどんどん痛くなってきたとの事。
熱を測ってみても、6度くらい。やっぱりホコリ?
とりあえずその日の晩は普通に就寝しました。

【7月15日】

朝起きるも嫁ちゃんの喉の痛み変わらず。
コロナかもしれんからゆーさん(うさぎの本名から)は近づかんといてと言われ、自分で#7119に連絡。
近所の東区・T耳鼻科で診断出来ると言われ自力で行くも
「熱無いんですよね?それでも受けたいんですか?」
と言われたらしく、聞いた話だけならヤブ医者臭プンプンw
結局ただの風邪と診断、薬貰って帰宅し安静にしてもらう。

【7月16日】

嫁ちゃんの熱爆上り。一気に8度位まで急上昇。
うさぎは応対コンクールの個別研修日で仕事を休む訳にもいかず、どうしようどうしようと狼狽えながらもとりあえずもう1回別の病院に行くんだぞ!と言い残して仕事。今思えば言い方キツかったかもしれん、ごめんよ。
で、嫁ちゃんは北17条の野沢医院さんで抗原検査。
これ、唾液がPCR検査・鼻綿棒ぶっさし&採血が抗原検査なんですね。
何気に初めて知りました。縁の無い話だと思っていたので(汗)
うさぎさんの昼休憩中に嫁ちゃんからLINE。
「ごめんなさい。陽性だった。」
謝る必要なんてなーんにも無いわと思いながら即職場の頼れるお姉さん(上司)と派遣元の鬼尼将軍に連絡。そこで尼将軍から一言。

「うさぎ君も即、PCR検査を実行して結果を報告してください」

えーと、今日土曜日でしかも既に13時回っているからどっこもやっていないんですけどwwwと話したらそこは自分で探せと。うーんしばきたい。
嫁ちゃんに相談したら陽性センターの電話番号教えてくれたので、電話。
で、そこから更に土日も繋がる保健所の専用窓口の電話番号聴取出来たのでお電話したら週明けじゃダメなんですか?とまー渋られる!
車持っていたらドライブスルー検査も出来ますと言われたので、車は無い!会社が早くしろと凄い!何とかならんのか!と少し駄々をこねた結果
「明日、車で迎えに行きます」
すまないねぇ…と思いながらPCR検査の予約完了。
帰宅したら嫁ちゃんはしきりにごめんねごめんねという始末。ごめんくない。ゆっくり休んで、早く元気になろうなという事でその日からとりあえず別々に就寝。こうしてうさぎも濃厚接触者となりました。

【大事なポイント・その1】

なる時ゃ、なるんだ!誰にもそいつを責める権利はございやせん!!

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【7月17日】

嫁ちゃんの声ががらっがらになる。
14時。土砂降りの中、一台に怪しいタクシー到着。運転手は全身防護。
…いや、これあからさまにバレるっしょwww
そのまま、とある病院でPCR検査実施。結果は翌日SMSで送られるとの事。そんなに心配はしていませんでした、めちゃくちゃ身体動くし。
帰宅。嫁ちゃんはガラガラの声で大丈夫?ごめんねと呟く。気にすんなって。

【7月18日】

検査した所から「お前、陰性だったぜ」とSMS到着。
派遣元会社に電話連絡し、LINE通話で応対コンクールの練習。
LINEのビデオ通話ってスカイプとそんなに変わらないクオリティな事にびっくりした!しかもグループ作ってLINE通話したら完全にZoom!
俺ちょっと感動しちまったよw
その後は夕食を嫁ちゃんと一緒に取り、就寝。
…?喉が少し違和感。何かある感じ。そしてちょい下痢気味。まさかね…。

【7月19日】

嫁ちゃんの喉が少し回復してきた!喜ばしい。
そしてコロナに対しての保険金も出る事がほぼ決まりらしく喜んでいるw
更には国からの救援物資がガッツリ届いた!!ありがとう、国!!
だが喉痛いって人に大量のあらびきこしょうソーセージはどうなのかwww
一方、うさぎの喉の違和感が取れない状態。
熱は6度。しかし徐々に身体が重くなっていく。
いやいやいや。陰性でしたが何か?コンクールもあるし勘弁な?
その気持ちとは裏腹に喉の異物感と痛みが増幅していくのが辛い。
夜に熱を測ってみたら何とびっくり8.2分!!
明らかに陽性だとは思いましたが、僅かな希望で明日熱が下がるかもしれないから様子見したいと嫁ちゃんに懇願。一晩様子見。
3年連続全道大会進出がかかっているのに不戦敗なんて一番悔しいという気持ちしかありませんでした。

【7月20日】

朝検温。相変わらず8度。観念して野沢医院へレッツゴー。
タクシーも公共交通機関も使うなと言われたので、気合いで原付動かし到着。
とある場所からこっそり入れてくれて個室にお通し→鼻綿棒と採血。
40分位放置プレイかまされた後にじいちゃん先生登場。
「軽いけど、陽性だね」
そりゃそうでしょうなwwwという気分でした。
「発症日が7月18日だから…19日~28日まで自宅療養ね。保健所には病院から電話しておくから」
了解です。ありがとうございます。

今回は経緯についてなので書きませんが、裏でうさぎの沢山の苦悩がとんでもなくありました。でも、ここでは割愛させて頂きます。正直、COVIDとは別の部分で辛かった。興味があればその内語ります。
解熱・痛み止め貰って帰宅。
保健所の専用サイトに症状や疑問点入力して送信。
あとはご飯食べてそのまま寝ました。
こうしてうさぎさんも晴れて自宅療養の仲間入りとなりました。

【7月21日】

嫁ちゃんはどんどん回復に向かっている状態。
一方、うさぎさんはここが関節痛や熱のピークでした。
薬飲んでもまーったく効き目無し!!気力もほぼゼロ。
ただ、明日だけでいいから元気な肉体戻ってきてくれとだけ強く願ってました。

【7月22日】

6.7分まで熱が低下。思考能力もある程度戻ったが油断すると咳がとめどなく出る。頼むから夜までは出ないでくれ。
全てが終わった後、派遣元の本社に連絡。どうやら傷病手当が出るらしい。
会社からは「陽性者を働かせる訳にはいかない」と28日までお休みになりました。
19日~28日までの3日目以降から休んだ期間の給料6割分が出るというちょっとややこしいのですが貰えるだけ嬉しい。
てコトは。22日~25日・28日が出勤でしたが、23日~25日(24・25日が宿直で1日分としての扱いになるのか微妙…)と28日の分が出るんですね。今は書類待ち。
ついでに保険に二つ入っていたので、その内の1つ・道民共済に電話。
うさぎ「すみません。陽性になったんやけど在宅療養でも保険金でる?」
ほけん「入院保険金出ますよ」
うさぎ「何割??」
ほけん「療養期間中満額」
うさぎ「MA・JI?」
ほけん「MA・JI☆」

うさぎの入院保険金は1日につき12000円出ます。
つまり、10日分=120.000円出るという事です。

最高じゃん!!!!
もう1社の分もほけんの窓口から書類送ってもらっている途中ですが、そちらもコロナ療養適用であれば10日分の入院費50.000円が入ります。
つまり、傷病手当と合わせると理論値出れば2週間家でだらだらして200.000円得られるという計算になります。

【大事なポイント・その2】

保険に入っているんだったらその証券見直して電話かけてみろ!出るかもよ!

と、いう訳で給料面に対する不安はあっさり消えましたw
ただ、職場に迷惑かけまくったので復帰した後に俺の居場所はあるのかぁ…とか気持ちがマイナスになっていくのが如実に分かりました。
そして俺の夏も終わりました。


【7月23日】

この頃には熱は殆ど収まりました。
咳が相変わらず止まらない状態、痰も結構出るけど日常生活には支障ない。
嫁ちゃんは殆ど回復してきており、25日の自宅療養終了を無事に迎える事が出来そうで良かったです。
しかし、未だも旦那をCOVIDにしてしまった事に責を感じている模様。
悪化せずに治っただけで旦那は満足です、本当に良かった。

【7月24日】

うさぎの分の救援物資到着。
あらびきこしょうソーセージが消えていたwww良かったwww
その代わりにカップ麺に辛みそと黒コショウラーメンが登場しました!
いや、だから喉を労わってよwww
この日もそうめんやゼリーをちゅうちゅう吸いながら療養療養。
嫁ちゃんの携帯に保健所から
「明日からYou、仮出所だぜ!お疲れSAN!」
とSMS到着。同時に療養証明書申請のURLが届いたらしい。
保険金請求の際に大事なものなのでワシも来たら必ず目を通しておかなきゃな。

【7月25日】

嫁ちゃん、出所おめでとう!!!!(*'ω'*)
…と喜びたいですが人体の仕組みの関係で死ぬほど具合悪いらしい。
もう少しお休みくだされ。

うさぎさんは殆ど体調回復したけど、28日までお休み。
自宅の掃除・洗濯をしながら女神転生D2(ソシャゲ)やったりしていたけど気持ちは相変わらず上がりません。これがコロナ鬱というやつなのでしょうか。
それともただの夏バテなのか。
それとも復帰後の居場所なのか。

最悪なタイミングでのチーム移動になりそう(8月から社内別チーム移動)ですが、なるようにしかならないね。

【7月26日~7月27日】

咳も痰も半分以下になりました!

【7月28日】

なう。
今日で自宅療養も終わり。
ただ明日からの仕事に対する不安は今も消えず。
…ま、なんとかなるべ。

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以上がうさぎ家のコロナの流れです。

二人ともワクチン3回目を打って1カ月しか経過していないタイミングだったので、少々驚きました。
ワクチンの効き目が全く無いとは言いません。
少なくとも「完全に防ぐ」ものでは無いですし、副作用を抑えるという認識で打っています。
そして、COVIDが完全に撲滅されない限り、いつかはなるんだろうなと思っていましたからそれがついに来たというだけのお話です。
しかし、もしこの記事を見た人間が、そのまま引用した挙句「ほら、ワクチンなんか意味無いんだ!皆打つなよ!」とかのたまったら私は全力でその方を最大限に非難します。

私が言いたいのは、

・COVIDは風邪と大して変わらない。そんなに怯えるな。
・なった本人が一番辛い。なってみないと見えない景色もある。
 だから、身内だろうが知人だろうが優しく接してやってくれ。
・医療保険は大事だ!マジで大事だぞ!!
・体調がおかしい(特に喉)と感じた時。
 #7119で案内される病院=真面目に検査してくれるとは限らん。
 不安ならゴリ押ししてもPCR受けてもらえ!
・治ったら是非、そいつと遊んでやってくれ。

この5つだけです。
ワクチンの事書きたかった訳じゃありません。

マスコミが重症者や死者数ばかり取り上げて、恐怖のどん底に陥れたいだけにしか感じないので一般市民がこうして軽症だけど陽性になるまでの経緯とそれからの日常を描いたってだけなんですよ。

そして、もしなったらなったでしょうがないと割り切ってしまいましょうって事を言いたかった訳!
今の気分は「あーボケっとしたなー。そろそろ働くかぁ…」って感じですw

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。
おかげさんで、妻も私も元気です。
いざなってしまった時は頼れる所にはとことん頼っていきましょう!

な訳で、誰か遊んで!
一緒に宴ってくれやぁwww


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