繰り返されるキリスト教内部対立:中絶や性転換を認めるオバマ大統領に反対する牧師 過去にはこんなことも。。。
アメリカ歴代大統領は、全員クリスチャンであるとされています。
バラク・オバマ大統領は、公立学校での更衣室やトイレは性別に関わらず各自の選択で男性用、女性用どちらの使用を認めるよう公立学校に通達しています。
また、これに従わない学校には予算を配分しないとして波紋を広げています。
全米11州ではこの通達が憲法に反するとして反対を表明し、福音派のカリスマ的牧師であるフランクリン・グラハム師も聖書の原則に反するとして大統領に反対をしています。
しかし、オバマ大統領も「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」というマタイ7章12節の聖書の言葉を引用し、この通達の根拠としています。
クリスチャンといっても、世の中の事象についての見解は千差万別だということです。戦争についても、参加するクリスチャンも入れば、拒否するクリスチャンもいます。
キリスト教にはたくさんの教派があるのがその証拠のひとつでしょう。
時代をさかのぼること今からほぼ1000年、
西暦1054年に、現在のローマ・カトリック教会と東方正教会が分離しました。
この理由をご存じでしょうか?
問題は聖餐式のパンなんです。
聖餐式とは、、キリストが十字架につけられる前に、弟子たちとともに、パンとブドウ酒で食事をしたことを起源とし、キリストが信じる者の血や肉となって生き続けることを象徴するセレモニーとして、クリスチャンが伝統的に行っている習慣です。「バプテスマ」とか「晩餐式」とも呼ばれています。
本題に戻りますが、
私たちが食べるパンには普通、イースト菌が入っています。もしくは天然酵母ですか最近は??まあどちらでもいいんですが、パン種としておきましょう。
従来、聖餐式では、パン種を入れないパンを使っていましたが、9世紀ぐらいからローマ教会ではパン種を使ったパンを使うようになってきました。
これに東方教会が猛反発し、結局収拾がつかなくなり、、分裂。
もちろん、このことだけで別れたのではありません。復活祭の祝い方とか、結婚のこととか、、意見の相違があったのですが、結局パン問題が分裂の決定的要因になりました。。
ぼくは、些細な問題だと思います。。本質的ではない。
でも、今でも私の意見を批判するクリスチャンもおられるでしょう。
はっきり申し上げて、、
キリスト教の歴史って、こんなもんです。
所詮クリスチャンは不完全な人間。その集合体である教会にも問題は山積。
でも、クリスチャンでない人は、当然クリスチャンを見てキリスト教を判断する。
だから、、少なくとも、、クリスチャンだから、こうだとかああだとか、なかなか単純化出来ないことは肝に銘じておくべきことだと思います。
引用:
GOSPEL PRIME
https://noticias.gospelprime.com.br/obama-biblia-inspirou-banheiros-transgeneros/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?