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お金をかけたからって良くなるとは限らない。

皆さま、こんにちは!

福島みちのく古家再生士Ⓡの高橋です。

2年に渡るコロナ禍..
引き続き、おうち時間を充実させる関連商品の需要が旺盛だそうですね。

雑誌の紙面を見渡しても関連するテーマのものをよく見かけますが、
中でも業種柄、建築・住宅関連本に目が行きますが、お家で過ごす時間が長いからリフォームで快適な時間を過ごしては?という提案が多いです。

「ヴィンテージスタイルの家」「レトロな家」「ナチュラルスタイルの家」などなど、
我々の行う古家再生と近しい趣向の提案も最近は多いのですが、色々見ていますと、
予算高くない!?そんなにお金かかった?そんなにかけてるのに、この出来上がり?
と感じてしまうこともしばしば..

「リノベーション費用1000万円」

それだけ予算有れば良くなるだろうさ!!
良くならないほうがおかしいよ!!
かけた費用とそれにより施されたリフォームのバランスがいまいち合ってないなと思うわけです。

それはなぜなのか?

BeforeとAfterを見比べてもたしかにオシャレにはなっているんですが、
それはレトロな感じに新しく作り上げているということなんです。

使えるところも総とっかえして『新しくレトロな感じに仕上げている』ということなんですね。

たしかに高価な材料をたくさん使用して古い物を新しい物に交換すれば、
それはかっこよくおしゃれにも見えるわけなんですが
工夫次第でもっと予算抑えられる方法があるのではないかと思うんです。

例えば、

和室(旧)

こちらごく普通の和室ですが、襖へのクロス貼り、畳の表替え、塗装を施すだけでこんなにもきれいに生まれ変わります。

私どもも当然明らかに役割を終えている設備やどう加工しても使えない建具などは交換します。


例えばこのキッチンなどは交換はしませ。ダイノックシートを貼るなどしましたらまだ全然使えます。

キッチン(旧)



お住まいになる方の快適性を明らかに損なう部分は換えるんですが、工夫すれば、加工すれば、磨けば使えるのではないか?と思う部分は最大限残しながら再生していきます。

そうすることによって予算を抑えつつ快適性を保つ、凡庸な表現になりますがバランスのとれたリフォームを行うことをいつも意識しています。

このようなバランスを意識した古家再生、定期的に見学会を開催しております。

以下に連絡頂ければ定期的に開催しますイベント情報を配信しております。

https://www.kokuchpro.com/event/0579c5b481e39cc90c94fb59c3b51d1d/

または、古家再生投資にも関心のあられる方は、以下から全古協の会員にな

っていただくと、必要な古家再生投資専門の知識の習得から、

その他イベント情報まで配信されますので宜しければご覧ください。

https://zenko-kyo.or.jp/


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