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【デュエマ】環境外デッキ備忘録 (1) アナカラーランデス

どうも。らすとふです。


今のデュエマの環境って実はかなり攻めっ気が強いんですよね。アビスやマジックをはじめとして、ゴスペルやドラグナー、天門にCOMPLEXと、意外と素直に盾を割りに来てくれます。トリガーケアされるけども。

されるけども!!


ということは、実はカウンターデッキ強いのでは…?(ガン無視

っていうカジュアルDMPの妄想備忘録です。この記事のデッキをぐるぐる回しながらデュエマフェスとかに行って一喜一憂してます。

CS入賞実績とかそんなものはないので、話半分にでもお読みください。自分用の備忘録なので、それでもいいよって方はスクロールを。

なお、デッキリストは2024/06/25時点でのものです。


06/25 追記: デッキリストを更新しました。


アナカラーランデス


デッキリストはこんな感じ。


2024/06/25時点

初動12枚、GS含めた受け札驚異の22枚。驚異的なガン芋りデッキの爆誕です。

基本的には《地龍神の魔陣》か《天災 デドダム》をプレイしてリソースを確保、4ターン目に《龍素記号wD サイクルペディア》を着地させて次のターンに《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》や《英知と追撃の宝剣》をぶん回すのが目的です👍
なるべく低価格でおさまるようには組んでいますがさすがに《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》は欲しい。高いけど。
山札が減っても《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》を唱えればモーマンタイ。

以下、採用カード解説。

採用カード


いつもの


フェアリー・Re:ライフ

親の顔より見た初動。トリガーで使うよりも1面止められる方が強いのでGS付きを4枚採用。

初動で《地龍神の魔陣》と一緒に来たら、《フェアリー・Re:ライフ》はマナに埋めて《地龍神の魔陣》を打った方が選択肢は広がるし山も掘れるので、そこは臨機応変に行こう。

わんちゃん自由枠でもいい説はある。俺は初動安定しないと不安で夜しか眠れないタイプの人間なので積みます。なおこれ抜いて何入れるかといわれると何も思い浮かばない。

《龍素記号wD サイクルペディア》効果で墓地にあるコイツを打てるけど、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》では打てないから注意。まあ、まず打たないですけどね。



ストーンオーシャンにいたわこんなスタンド

地龍神の魔陣

山札を3枚掘れる初動。もちろん4投。GS付きなため受け札にもなってくれる。

序盤は素直にマナブーストするほうが選択肢が増える。《得波!ウェイブMAX》でマナ回収ができるので、ハンデスされたくないカードをマナに逃がすことができる。総じて手札補充モードは頻度少なめになる。

なおこのデッキに2-4-6マナカーブは存在しないので、実は《天災 デドダム》をプレイして3-5を目指すほうが多い。でも《天災 デドダム》は後述の理由で出したくない時がまれにあるので、その時によく使う。

《龍素記号wD サイクルペディア》で使いまわしたい呪文その1。墓地から打って追加でリソースを確保しにいく動きがとても強い。マナブーストして次のターンに《英知と追撃の宝剣》を2連打しよう。あなたの勝ちです。



そろそろインフレが追いついてきた

天災 デドダム

いつもの。以上。

と言いたいところだが、実はこのデッキの《天災 デドダム》は最強ではなく、ちょっと最強程度に留まっている。

もちろん3-5のマナカーブがこのデッキの理想的な動きであるのは間違いないが、対面によっては《フェアリー・Re:ライフ》と《地龍神の魔陣》に分けて打ったりしないといけない。

わかりやすい例はアビスのマッハファイターとか、《飛翔龍 5000VT》のコスト軽減カウントとか、除去されて《DARKMATERIAL COMPLEX》のカウントになってしまうような対面。2ターン目までには相手のデッキがわかることが多いので、しっかり相手のデッキを把握してからプレイするか見極めよう。

ちなみに上記以外の時は絶対にプレイしましょう。義務です。




まじで強い

得波!ウェイブMAX

環境にかなり刺さるST受け札なので4枚採用。実は《聖魔連結王 ドルファディロム》の呪文ロックをすり抜けて運用できる。

場に水と自然が1体以上いないと両方のモードが使えないため、場面によって使い分ける。

モード1はシンプルなアンタップインマナブーストと任意のマナ回収。このカードのおかげでピン採用のカードが初手に来てしまっても気兼ねなくマナに置くことができる。

モード2は強力な踏み倒しメタで、相手のマナより大きいクリーチャーを全バウンスできる。《オリオティス・ジャッジ》と違いマナと同数のクリーチャーはバウンスできないが、現環境の革命チェンジバカ野郎《芸魔王将 カクメイジン》や《アビスベル=覇=ロード》など、かなりの範囲に対応できる。対応範囲をつぶさに知りたい方は以下のリストを参照してください。

  • 革命チェンジほぼすべて

  • 天門ほぼすべて、というか巨大基盤のデッキほぼすべて

  • 《飛翔龍 5000VT》

  • 《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》

  • ドラサイ型ザーディクリカ

  • ガイアッシュ覇道 ※バウンスなのでEXターンにはならない。優秀すぎ

  • 《水晶の王 ゴスペル》

  • ザビミラ(?)


なお、黒緑アビスは順当にマナを貯めながら面展開もしながらリソースゲームも制圧してくるのでなんもできん。

06/25 追記: 刺さりが悪くなったためデッキリストを更新して不採用としましたが、一応解説は残しておきます。



こいつもストレージ行きか…

Dの博才 サイバーダイス・ベガス

《英知と追撃の宝剣》がSTになる魔法のカード。4枚採用。

貼っておくだけで毎ターン追加ドローがくるので、リソース補充がとても楽になる。

5マナの動きとして《龍素記号wD サイクルペディア》や《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》をプレイできないような手札の場合は、最悪の手段として貼りかえる。

先述のように、《英知と追撃の宝剣》や《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》といった強力呪文が実質ST化するので、ぜひ盾に埋まっていてほしいカード。そのためプレイしたい呪文は常に1枚手札に抱えておくように心がけよう。



実は手がデカすぎる

龍素記号wD サイクルペディア

当然の4投。
このデッキの出力を大きく上げてくれる主力カード。すべての呪文を2回唱えられるようになるため、《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》打ったら7000+9000で16000火力と4ブースト、《英知と追撃の宝剣》打ったら4破壊4ランデス。あなたの勝ちです。

ジャストダイバーなので場持ちが非常によく、次のターンに自分のやりたい動きを強引に押し通せる。理想は3-5-7のマナカーブで、再現性は意外と高い。この動きを通す時間を稼ぐため受けを厚くしている。

終盤は無限EXターンにも必要になる。手札事故った時以外はあまりマナに置かないほうがいいカード。



ちょっと値段上がった

終末王秘伝オリジナルフィナーレ

《天災 デドダム》と合わせて現代の最強のアナカラー基盤を支えてくれる汎用呪文。4枚採用だオフコース!

山札を3枚掘りながらマナ加速と手札補充、(大体確定)除去が打てるため中盤に積極的に打ってリソースゲームを制圧したい。天門の《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》などの耐性持ちクリーチャーをメタれるため、天門対面などは大事にプレイする。

また色基盤として優秀なため、序盤はマナ置きしても大丈夫。後で回収して使おう。

ゲーム終盤は山札掘削要員と盤面処理要員を兼任するため、後ろになればなるほど重要度は増す。



フレーバーテキストがかっこよすぎる

英知と追撃の宝剣

元殿堂カード。時代がついに追いついた。4投しているものの過剰感が若干あるので3投でもいいかもしれない。

初手に来た時は即マナすることで精神的優位をもらい、相手のプレミを誘う。全体火力や全体タップの採用が乏しい現環境では、ジャストダイバーはまず除去されないため、《龍素記号wD サイクルペディア》の圧がすごい。

これを打つのは大体場に《龍素記号wD サイクルペディア》がいるので、4面除去4ランデスすることができる。強すんぎ。打てば勝ち。

なお裁定としてバウンスが先に書かれているため、1体しかいなかったり1マナしかなかった場合は確定バウンスになります。



こいつもストレージ行きか…

九番目の旧王

高火力除去と小型除去を兼ね備える汎用ST呪文。貴重な闇単色マナのため、手札に来た場合はマナに埋めることを考えてもよい。5マナ域の動きでは《龍素記号wD サイクルペディア》を着地させるか《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》を唱えたほうがリソースゲームで優位に立てるからである。

現環境最強のGS吸引機である《同期の妖精 / ド浮きの動悸》対面では特に輝く1枚。選ばない全体除去でメタカードとともに焼きながら、同時に捲れたGSを使用できる。(STやGSの宣言は同時に行わなければいけないが、解決の順番は宣言プレイヤーが好きにしていい裁定)

また12000火力も魅力的。《アビスベル=覇=ロード》や《芸魔王将 カクメイジン》、《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》などの高パワー帯を軒並み除去できるほか、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》といった除去が困難なクリーチャーも対象にとれる。



地味に高い

卍月 ガ・リュザーク 卍 / 「すべて見えているぞ!」

現カードプール内でもかなり強い受け札。これを打って1ターンもらえれば次のターンに自分の動きを通すことができる。

マジックのあたおか革命チェンジを抑制できるのは特に強力で、シンプルに手打ちしてもよい。

ただメインの動きには関与しないことや上面を使わないこと、《龍素記号wD サイクルペディア》でリサイクルしてもうまみがないことから1枚採用。黒マナになってくれるのは嬉しいが多色なんだよなぁ。



頼むから早く再録してくれ

ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」

個人的に全カードの中で最も強い受け札である。ちなみに《卍月 ガ・リュザーク 卍 / 「すべて見えているぞ!」》は2位。

クリーチャーをほぼ展開しないこのデッキとの相性は抜群で、手札に忍ばせておけばほぼ確実にプレイすることができる。で、ついでのようなスマッシュ・バーストね。強すぎる。

こっちが呪文主体デッキだと見抜いて展開してくれた相手には、誠心誠意プレゼントしてあげよう。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》から射出できることももちろんかみ合いの良さを見せているが、やはり上面のスマッシュ・バーストで連打したいところ。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》で唱えてしまうと墓地に行ってしまうので、複数回使用するのが難しくなってしまう。



もはやフレーバーテキストがループ推奨しているように見える

der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡

せっかく神の試練をP殿堂したのに同じような効果持ってきちゃったら意味ないだろ!!

呪文ループのお供。水マナが多くなってしまうため、最低限盾落ちケアの2枚採用にとどめている。ちなみに上面は実はこのデッキが不足しているエレメント除去。



ループ、というかアルティメット無限ランデス除去EXターンコンボを以下に解説しておきます。

必要盤面:場に《龍素記号wD サイクルペディア》が2体、山札が5枚以下、手札に《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》と《英知と追撃の宝剣》

  1. 《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》を唱える。5ドローしてEXターン獲得、墓地へ。

  2. 《龍素記号wD サイクルペディア》の効果が2回発動、《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》は山札に戻り合計EXターン3ターン獲得。

  3. EXターン①。《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》をドロー、《英知と追撃の宝剣》を唱えて墓地へ。

  4. 《龍素記号wD サイクルペディア》の効果が2回発動、6除去6ランデス。《英知と追撃の宝剣》は山札に戻る。

  5. EXターン②。《英知と追撃の宝剣》をドロー、《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》を唱えて墓地へ。ドローはなしでEXターンを獲得。

  6. 《龍素記号wD サイクルペディア》の効果が2回発動、《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》は山札に戻り、追加でEXターンを2ターン獲得。

この手順を繰り返すことで相手の場とマナが吹き飛びます。
更地になったら残りのEXターンはなにもせず、相手にターンを譲ります。

その後は毎ターン《英知と追撃の宝剣》を唱えて相手のLO負けまで耐久するだけ。

簡単だね!

なおこのデッキで友達をなくしても一切責任は負えません。用法・用量を守って使ってください。



さて。ここまで読むとお分かりいただけるであろう。


《マナ・クライシス》はどこ行った!!


ランデス過激派のために言い訳をしておきます。ぶっちゃけこのデッキ、《マナ・クライシス》打たないほうが強いまである。

最初はもちろん《マナ・クライシス》4投アナカラーランデスを組んでました。でも回してるうちに他のカード入れたほうが《英知と追撃の宝剣》へのアクセスも良いし、強くね? ってことに気づいちゃいました。

ごめんね。



まあそこはファンデッキってことで、許してください。あとデッキビルダーさん良かったら改造してください。

プレイングとかは特にないです。やることが明確なのでひたすらそれを再現する。

リソース確保⇒ペディア⇒宝剣⇒Goodbye みたいな。メタ張られたら除去を合わせて、攻められたら盾にお祈りしましょう。受け札が埋まっている期待値は2.8枚なので、基本的にジャスキルは通さないし+1も通さないはずです。



採用候補カード



ずいぶんと安くなった

黒豆だんしゃく / 白米男しゃく

下面は便利なマナ回収付きブースト呪文、上面は雑に強いロッククリーチャー。序盤にマナに埋めた《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》などのキーカードを回収するのにも使えるし、やることがない時に上面を出して簡単ににロックすることもできる。

環境的に早期に殴ってくるデッキが多いため《九番目の旧王》などのSTを厚く採用しているが、鈍化したら差し替えて採用を検討したいカード。



いま値上がりしてる

ヴィオラの黒像

ロックがほぼ効かない確定除去持ちのSTタマシード。デッキの性質上墓地にクリーチャーが溜まることはあまりないが、受けが呪文に依存しているため呪文ロックが多い環境では採用候補。

黒単色マナは貴重だがあまり増やしすぎてしまいたくないため、《九番目の旧王》や《死神XENARCH・ハンド》と数枚入れ替えるのがよさそう。



性癖

Disジルコン

5枚目以降の《天災 デドダム》として採用するときがある。《芸魔王将 カクメイジン》のメタとして1~2枚採用するのは一考の価値あり。

墓地をあまり積極的に利用できないため、ディスカードがアドバンテージを稼ぎにくいのはマイナスポイント。



環境TOPだったのに…

SSS級天災 デッドダムド

マナ基盤、兼盤面除去札として採用する場合がある。役目を終えた《天災 デドダム》やジャストダイバーが切れてしまい除去されそうな《龍素記号wD サイクルペディア》に乗せて盤面処理を行えるのがメリット。

ただ逆にそれ以上の役割を持ちえないため、今回は不採用。





本当はあと2デッキ書く予定だったんですけど予想以上に疲れたのでまた今度。

お読みいただきありがとうございました。

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