リウマチ治療 【生物学的製剤の変更】

自分から希望して早々に生物学的製剤による治療を開始した私。

今はシムジアを愛用しているが、ここに至るまで紆余曲折(?)あった。

私にとって初めての生物学的製剤はヒュミラ。
何種類か経験した後の今だから評価できるヒュミラの良いところ。

針が細めで痛みが少ない。                           シリンジタイプ使ってたけど、なんだか全体的にコンパクト!
アタッチメントをつければ、ペンタイプみたいに簡単に使えた。
(もしかしたら、今はちょっと違うかも?)

ヒュミラの使用開始から最初の数週間で、最悪の体調からは脱することができた。

でも、以前書いた記事にあるとおり、2ヶ月経つ頃には、その効果も頭打ちになってしまった。

その次に出会ったのが、シムジア。
今も手放せない私の良きパートナー。
第二子妊娠中・産後も共に乗り切った頼もしい子。

なのに、私は「浮気」してしまった・・・。

あれは1年ほど前のこと。

転居に伴い、リウマチ治療の通院先を変更することになった。

新しい通院先での初診時に、もっと安価なエタネルセプトを勧められた。

バイオシミラーの生物学的製剤だが、効果はシムジアとほぼ同等、もしくはそれ以上と言われた。

治療費の節約にもなるという言葉に押され思い切って変更することにした。

変更後の最初の1〜2ヶ月、特に体調の変化もなかったので、そのままエタネルセプトで治療継続していくつもりだった。

コロナ禍の通院も億劫だったので、3ヶ月分(だったかな?)のエタネルセプトをまとめて処方してもらった。

しかし、後からこの選択を激しく後悔することに・・・。

前回処方分のを含め、冷蔵庫には10本以上のエタネルセプト。

冷蔵室のスペースを取って邪魔だなぁと思いながら、2週間に1本ずつ消費し始めたころ、異変に気づく。

注射部位が異常に痒くなるのだ。

でも、注射後数日を乗り切ればなんとかなるので、耐えていた。

回数を重ねるごとに、ひどい痒みと腫れが1週間以上続くようになった。

ようやく治る頃に次の注射日がやってくるので、注射がストレスになってきた。汗

最初の頃はツベルクリン反応程度のものだったのが、蜂にでも刺された?!というくらい、ひどく腫れ上がって、夜の寝つきが悪くなるほどだった。
(↑蜂に刺されたことないから、本当のことは知らないけど・・・笑)

自宅冷蔵庫にあるエタネルセプトが残り5本くらいになった時、耐えかねて病院を受診した。

どうやら私の体にエタネルセプトに対する抗体ができてしまったことが原因いだったようだ。

でも、残ったエタネルセプトをまさか捨てる訳にはいかない。

先生と相談し、痒み止めの飲み薬・塗り薬を服用しながら、残りのエタネルセプトを使い切り、シムジアに戻すことした。

残りのエタネルセプトを使い切る1ヶ月間で、副反応が酷くても効果が全くない訳ではないし、リウマチが急激に悪化することもないらしい。

もちろん、処分してすぐにでもシムジアに戻すこともできたけど、貧乏性なので、意地でも使い切ってやるぞ!という気合いで、その後1ヶ月、痒み止めと共に頑張って乗り切った!!笑

生物学的製剤の「浮気」の代償、なかなか大きかった・・・苦笑

シムジアに戻ってからは、何事もなかったかのような平穏な日々。

もし今後、生物学的製剤を変更するような局面に立たされた時は、最初のお試し期間(1〜2ヶ月)過ぎても、慎重に少しずつ処方してもらうことにする。

最大量処方してもらうと冷蔵庫のスペースも狭くなっちゃうからね。

ちなみに、いま4人家族だけど、独身時代に買った315Lの冷蔵庫をまだ使ってる・・・。

次、買い換える時は、絶対に生物学的製剤専用のスペースも考えた冷蔵庫選びをする!笑

「失敗」を糧に人生を楽しく賢く生きていこう♫


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