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子供が欲しい気持ちを自覚する【妊活準備 前夜】

私、子供が欲しいのかもしれない。

この気持ちを自覚したのはとても最近です。
遅い…あまりに遅いよ…!(白目)

私自身が末っ子だった事もあり、子供と触れ合う機会の少ない人生でした。取り立てて子供が好きでもなく、嫌いでもありません。どちらかと言うと未知の生物の様な気がして、むしろ苦手意識が少しあったかもしれません。

なので、これまで

「絶 対 に !
 子 供 が 欲 し い !」

とか思いませんでした。

子供ができたらすごいね〜奇跡だね〜
男の子だったら○○と同じ顔になって欲しいな〜
女の子だったら彼氏ボコボコにする〜(※夫談)など妄想話をする程度。

積極的に子供が欲しい訳でもなく
絶対に欲しくない訳でもない。
自然に任せればいいや〜。

ずっとそう思って生きてきました。

ただ、最近、生理が来ると何故かすこし残念な気持ちになっている自分に気付きました。
自分でも何故だかわかりませんでした。

ある日、知り合いが妊娠しました。
おめでとう!(^^) と伝えました。

と、同時に何か
モヤモヤする気持ちに気付きました。

「…いいなぁ」

まさか自分がこんな事を思うなんて
とても戸惑いました。

この時点でも子供が欲しいのか、自分の気持ちがわからず、ふと気になって不妊の事、リウマチ患者の妊娠のことなど調べました。調べれば調べるほど難しさ、不安、恐怖を感じました。

また、別のある日、夫が新しい事にチャレンジしている姿を見て、凄いなぁと思っているにも関わらず、何故か正反対の八つ当たりをかましてケンカになりました。完っ全に私が悪いです。夫氏、ごめんなさい…。

ただ、この時も私が思っていた事は。

「…いいなぁ」

新しい事を何の気兼ねもなく始められる夫を、何故か羨ましく感じること。
子供について、自分の気持ちがわからず、戸惑っていること。
気持ちが妙にスッキリせずにもやもやしていること。

夫は理不尽な私(しかも意味不明に泣いてるし…ホント申し訳ない…)の話をゆっくり聞いてくれました。

「うーん、子供、欲しいんだろうねぇ。
 じゃなきゃ、不妊とか調べないでしょ」

夫にこう言われました。

そうだったのかな…
どうしてかわからないけど
私、子供が欲しくなったのかな…

自分の気持ちを隅々まで確かめて
半信半疑ながらそうかもしれない、と
思い始めました。

あぁ、自分の本当の気持ちを知る事、認める事がこんなに難しいなんて

14歳でリウマチを発症して、激痛で体が動かせなくなると同時に、色々と諦めた事があります。

【子供を産む事】もその1つでした。
この時、思春期だった私は知らず知らず「私は子供を産めないのだ」と拗ね「産まない」と言う、いびつな決意を固めていたのかもしれません。

「私、子供が欲しいかもしれない。
 でもそれはとても難しくて、怖い。」

自分の気持ちに戸惑い、泣きながら、夫に言いました。夫の答えはこうでした。

「うん。でも、やらないで後悔するより、
 やって後悔した方がいいんじゃない?」

背中を押してもらいました。

うん、そうだ。
死ぬ時に「やっぱりチャレンジしておけば良かった」と後悔したくない。

失敗する確率は高い。
でも、可能性はゼロじゃないなら、挑戦したい。

自分の気持ちを認めて、視界がクリアになりました。

人生でもなかなか無い、命がけの大勝負なのではないかしら。

どうなるかわかりませんが、進んでみます。

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