バカ爆走 2023.5.1

まずはここ3週間、
毎週日曜日noteを書くという
自分との約束を守れていなかった。
情けない。

ただくよくよしてたって仕方ない。
だから今日は平日だけど久々にnoteを書こう。

久々に何を書こうか。
あ!そうだ!
この間、1年ぶりに
プロダクション人力舎の事務所ライブ
「バカ爆走」に行ったんだ!
その事を書こう。

今回の目当ては勿論、あそび。
「あそびの夜遊びラジオ」のヘビーリスナーとして
久々にあそびのコントが見たい!って思って
今回1年ぶりに「バカ爆走」に行こうってなったわけよ。

ん?ちょっと待てよ。
あれ?よくよく考えてみると、
その「あそびの夜遊びラジオ」を
聴くきっかけとなったのが、
1年1ヶ月前のバカ爆走の「バカ爆杯」だった!

そのバカ爆杯であそびは客票7票だったが、
舞台上で生身のたこ焼きを嗜んでいる姿に心惹かれ、
「コントで生身のたこ焼きを使うなんて凄っ!
 ちゃんと湯気も出ているし!
 コント師としての拘りを感じる!
 よし私はこのコンビをこれから応援するぞ!」
って勝手に推していく事を決めたんだった。

いかんいかん。
また前置きが長くなってしまった。
今回のバカ爆走は
正直、私の勉強不足で
初めてネタを見る芸人さんが5組。
その中でも全く情報すらキャッチできていない
芸人さんが2組もいた。

でも流石は人力舎。全組面白かった。
特に面白かったのはこの7組。


2.サニーベア
音響を巧みに使ったコント。
17年前、ジャルジャルを初めて見た感覚と
同じ感覚に陥った。天才。
これからライブシーンの革命児となっていく事、
間違いない。
他のコントも見てみたいと素直に思った。


5.みたらし祭り
みたらし祭りはどのコントも面白いね。
今回のコントに関しては
「病院」「学校」「犯行現場」と同じくらい
やりつくされている
シチュエーションコントだったんだけど
さすがお2人。
まさかそっちの目線で行くとは。

お2人のコントを見て
「やっぱり人間観察が趣味なんて
 気軽にいうべきじゃない。
 人間観察においてもプロ中のプロがいる」
という事を改めて思い知らされました。


6.あそび
宮間様が50~60代の役を演じていたが、
もうね、演技が上手すぎて
本当に58,59歳くらいに見えた。
やっぱり映画を何千本と見ていると、
自身の演技力も磨かれていくものなんだと
気づかされた。

あとは「某大学」の揶揄するくだりがあるんだけど、
某予備校講師だかYouTuberなんだか
わからん連中と違って、
「いやらしさ」が全く無かった。
これはね本当にすごい事。
必要以上に傷つけない。
通っている人が傷つかないように
褒めるべき点はしっかりと褒める。
一言一言の台詞に「こだわり」を感じました。

良いものを見せてもらった。ありがとう。

11.アンダーパー
滅多に同業者を褒めない
口を開けば
やれ…ソロデビュー’sが、ユースフルデイズが
スイッチヒッターがコスモスライダーが
シューティングスターが
と近場の芸人さんの批判ばかり言っていた
弟(元芸人・現俳優)が
「アンダーパーさんが面白い。」
「カミスン(COMING SOON!!)メンバーの中で
 群を抜いて1番面白いと思う。」
「あの人たちはいつテレビに出てもおかしくない。」と
絶賛していたトリオ(現在はコンビ)。

あそび清水さんの師匠である柏信さんが脱退して
どうなることやら…と心配していたけれども
そんな心配いらなかった。

サイコパス役をやらせたら近藤さんの右に出る者は
東京のライブシーンで1人もいないんじゃないかな?

コントの設定も秀逸。
先輩ゲストが1番笑いをとるという
先輩としての威厳もしっかりと保たれていました。


12.雨傘
設定自体に下ネタが含まれていたのだけれど
厭らしさをなにひとつ感じなかった。

2年目とは思えないくらいの演技力の高さ。
誰もが「あるある」と心の奥底では思っているけど
口に出してはなかなかいえない「あるある」を
コントという作品内で体現した素敵さ、
このコントにふさわしい丁度良いレベルの女の女装、
どれをとっても素晴らしい、素晴らしかった。


13.ノーランド
今回、コント中に出てきたお店を
私はほぼ利用した事が無いが、
あ!このお店をこういうシステムなのね!と
すぐさまお店のシステムを理解する事が出来た。

コンビニ、居酒屋など大まかな設定ではなく、
どこか特定のお店をクローズアップする際は
そのお店に行ったことが無いお客さんに対し、
短時間でそのお店のシステムを
いかに理解してもらえるかが鍵を握っているという事を
改めて痛感した。

たいへん勉強になりました。解散が惜しいよ。
和山さんはピンで活動していくとの事なので
同期の岡本匠の仇を是非取ってほしいものである。


14.ぱずるず
現代の日本の家庭問題・格差問題に踏み込んだコント。

私の記憶が正しければ以前拝見したときも
SNSと自己顕示欲の関連性について
コント内で定義していたり、
ブラック企業問題にメスを入れていたりと
現代の日本社会が抱えている様々な問題を
コントの中で謳っているという
女性コント師ではかなり珍しいパターン。

ひょっとして…
女性版ザ・ニュースペーパーになれるんじゃないか?
そんなふうに思いました。

是非、地上波の番組で
現代の日本社会にメスを入れるコントを
披露してほしいものである。


やっぱりね…
バカ爆はね…
他の事務所ライブと比べても
レベル高いね。

また行こう。
次は芸人兼シンガーソングライターの酒井様と
スパイシーガーリックの全裸ジオで
度々ゲストとして登場する細野様のコンビ
ネギゴリラさんを見たいな!バカ爆で!

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