Jimbochoグランプリ第四部 2022.5.8

まずはJimbochoグランプリとは
2ヶ月に一度、
今、神保町よしもと漫才劇場で
1番面白いヤツ!を決める
超ガチンコネタバトル。

4部構成になっており、
総合上位10組は
劇場出番が増え、

下位20組前後は
駿河台下スタジオ組と戦う
Jimbochoサバイバルバトルに。

私が行ったのは第四部。
特に印象に残ったのはこの5組。


2.サンシティ
元せみほたる村田さんと
元シドニー和泉さんのコンビ。

「大久保健の友達と喋ろう」(stand.fm)の
村田さんアシスタント回を毎週聴いていて
サンシティが今劇場ではどの立ち位置にいて
どういう想いで舞台に臨んでいるのかも存じているから
どうしても頼む残ってくれ!頼む残ってくれ!と
願いながら漫才を見ていた。前半は。

後半は願う必要すら無かった。
和泉さんの小ボケ1つ1つが輝きを放っていた。
オチもとても綺麗だった。
あ!これは残留だな!ってオチで確信した。
漫才組でいったら今回オチの綺麗さは1番だったと思う。
ルート33、トータルテンボス、スーパーマラドーナの
漫才を見て育ってきたから
これに関しては自信を持って言える。

今回残留したって事は主催が打てる!
村田さん主催で今から神保町に
大久保健さんが来るのとても楽しみです!!


7.バイバイスプリット
1ヶ月前の
「キングオブコント対策学園」で拝見して
感銘を受けたコントが再びグランプリで観られて
兎にも角にも嬉しかった。

私はなにかの病気なのではないかって位、
過去の自分の過ちを
長時間後悔してしまう事がよくある。
1回過去の過ちを思い出してしまうと
それが脳内を埋め尽くし他の物事を
一切考えられなくなってしまう事もある。

だけどね。過去は変えられないんだよ。
でも未来は変えていける。
過去の事で後悔している暇があったら
同じ過ちを繰り返さないよう
未来に向けて行動すればいいじゃないか。

バイスプ兄やんのコントを見て
そんな気づきを得る事が出来た。

いつもコントやバイスプの作戦Bで
数々の気づきを与えてくださりありがとうございます。
感謝しかない。

このコントを死ぬまでに
なんとしてでも
道徳の教科書に掲載する。
そのために偉くなってやる。

あとはさ、コントに限らずだけど
名作はさ、何回拝見しても
新たな気づきが多々得られる。
そんな事も今回バイスプ兄やんのコントを
拝見して思いました。


11.細いとメガネ
このコンビにも特別な思い入れがある。
ツッコミの十河さんが同い年で
地域は違えど同じタイミングで
M-1甲子園に出てたんだよね。

私の知っている限りだと
当時M-1甲子園に出ていて今も続けている方って…
十河さんとフリーで活動している鳥谷尾だいきさんと
俳優のかば太たかひろさんだけのはず。
今もさ…続けてるって本当に凄い。

十河さんが続けている、
しかもずーっと劇場メンバーとして
残留し続けている理由として
「神保町イチの演技力」が1つ挙げられる。

YouTubeにUPされている
ママさんバレーのコントに関しても
今回のCA役にしても
もはや役というよりも
「ママさん」「CA」にしか見えない。
私が存じ上げている全30才の人類の中で
1番演技が上手いと思う。

ここまで十河さんの事ばっかり書いてしまったが、
野本さんもまた凄い方。
今回は普段の野本さんとは真逆の性格の
バカップルの彼女役を演じていたんだけど、
「バカップルの彼女」ぽかった。

普段は本人曰く「おとなしい」方なのに。
どこかに演技に入るときのスイッチを
隠し持っているんだろうな。

自分と真逆の役をスムーズに演じられる人は
心の底から尊敬する。

私がもし自分とは真逆の

男上司に好かれる媚びをちゃんと売れるタイプのOL
体育会系を謳っているいる割には陰湿な女教師
夢の国で働いているのに平気で人様に中指立てる女

とか演じる事になっても絶対演じられないもんな…

演技力に定評のある2人がいつか報われますように!


12.11月のリサ
20日前の
「コント神」で拝見して
笑いながら涙も流したコントが
再びグランプリで観られて兎にも角にも嬉しかった。

前回は自分に子供が出来たら
こんなふうに接する事ができるのだろうか
視点で見ていたが、
今回は違う視点で見ていた。

もう4年前の事だろうか。
私に懐く?珍しい後輩がいた。

その後輩は人のゴミ箱を逐一確認し、
「エスさんって見た目に合わず
 ジャンクフード食べるんっすね。」
「最近、力水ばっかり飲んでませんか?」
「〇〇〇は化学調味料たくさん含んでるんで止めた方がいいっすよ。」

あとは
「同期の〇〇がエスさんの悪口言ってましたよ!」
「エスさんこの間バックヤードで
 こっそり泣いてましたよね?」

となるべく会社では静かにそっと
目立たないようにしておきたい私にガンガン絡んでくる
よくいえば勇敢な悪くいえばおせっかいな後輩だった。

だけど、いつでも明るくて
ズバッと思った事をすぐ口に出してしまう分、
悪口・陰口は一切言わないスッゲーいいやつだった。
私にないものをたくさん持っていたし、
今思うとその後輩なりに
普段笑顔を見せない、自分の事は一切語らない私に
コミュニケーションをとろうとしていたんだと思う。

ある日その後輩が私よりも位の高い上司と揉めた。
そして後輩は会社を去る事になった。

後輩くん本人の意思で辞めた、
今は違う職につき成功している
という噂は耳にしているが、

あのときに私の身を犠牲にしてでも
守ってあげれば良かったなって。
その後輩が私に勇敢に絡んできたように。

たとえ「会社を去る」という結果は
変わらなかったにしても。
せっかくの縁があったんだから。

もっと縁を大事にしよう、
自分の身を犠牲にしてでも守るべきものが
あるときは守ろう。

そんな事を11月のリサの
今回のコントを見て思いました。
こちらも「縁」をテーマにした
道徳的要素が含まれたコント。

このコントを死ぬまでに
なんとしてでも
道徳の教科書に掲載する。


13.ラタタッタ
うん。上手い。
あの~ジェットコースターのような漫才やね。
うん。まあ音楽で…漫才ラッパー?
うん。ヒップホップを聴いてるような…うん。
非常に今っぽい…いい漫才でした!


今回もレベルの高い回だったな。
マジで賞レースが全てじゃない。

Jimobochoグランプリ今回も感動をありがとう。


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