人の想い 掛け算で増やそう

梅雨の晴れ間、汗ばむ季節にまた一年が早いなと感じる星月ピーチです。

本日の書きながらのBGMはピアニストの辻井伸行さんの英雄ポロネーズです。
私、本当に心からクラシック音楽を愛していて、特にピアノ曲は頻繁に聴き入りすぎてすぐ泣く、、、
娘が音楽教室に初めての習い事として通い始めた今春、母が調律し続けてくれていた実家の私のピアノをまた触って、色んな記憶とともに音楽とまた触れ合いたいと思ったりもして、最近特に毎日クラシック三昧です。
ここ数年ライフスタイルの変化でプロのコンサートや舞台にいくことが難しく、魂を揺さぶられる感動をリアルに感じてないので飢えてるのかも。
辻井さんのバンクライバーンのコンクールドキュメンタリーにまたはまる日々ですし、笑
さて、BGMがガーシュウィンに変わったので、軽快にいきましょう!笑

先日、勤める会社が20年目の節目に入り、ヘッドから直接メッセージをいただきました。
20年と簡単に口にできても、その中身は語り終わらないでしょう。
感慨深く、そして周りに支えられてここまで来れた、という言葉でした。
更にコロナ禍で先が見えない苦悩の中、変化することが生き残る道、だと。
未曾有の今、共に生き残りましょう!と締め括られていました。
私も、勤続13年目に入ります。
激動の30代を仕事と共に過ごし、決してこの仕事無しには語れない人生になりました。
生きること、死ぬこと、愛すること、憎むこと、与えること、いただくこと、育むこと、出会いと別れの繰り返しで喜びも悲しみも全てこの十数年の中で沢山濃い経験をさせていただきました。
ヘッドのメッセージで私も走馬灯のように、この13年が頭の中を駆け巡り、様々な想いが湧いてきました。
こうしてダイレクトにコミュニケーションできる関係で自由に仕事させていただけること、そして互いの想いが言葉のチョイスは違えど同じ方向であるということ、この2つがあるから心から仕事に向き合えるのです。
なんて恵まれた状況なんだろうかと、感謝ばかり。
この感謝を形にしたいので、もがきながらも今日も明日も今週も今月も考えて戦うのみです。

人の想いというのは、増えていくもの。
一つを切り分けるのでなく、掛けて何倍にもしていく。この作業を繰り返すことが想いを形にしていくのですね。
大切なのは、この人の想いというものをどれだけ理解でき尊重し、共に歩みたい想いのある人と共鳴できる自分でいられるか。
想いだけが強すぎてもダメだし、理解できても自分の想いがそこになくてはダメ。
辻井さんのピアノを聴きながら、この音楽でいつも美しく心洗われる自分でいたいなという想いがあるので、今日も自分の人生をしっかりと踏みしめ成長するぞ!と思います。

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