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今更ソルフェージュを習い始める音楽科卒業生

2020年1月31日は2020年1月31日は私の東京学芸大学中等教育教員養成課程の卒業演奏会だった。

去年はこの日のためにあったようなものだった。

選曲はVladimir Cosmaのユーフォニアムコンチェルト。私が一次審査も通らなかった全日本管打楽器コンクールの最終審査の課題曲だった。

大学3年生の時に出会ったこの曲は、機動力と豊かな音質を備えたユーフォニアムで演奏するのにとても舞台映えする曲だと感じ、いつか、ステージで演奏したいと思っていた。

この曲に出会った当時はいつか、と思っていたが、結果的に大学卒業をもって楽器からは離れる日々を送ることになったので、難しいコンチェルトを吹ける最後の機会になり卒業演奏会はこの曲を選んだ。

当時を振り返って、技術的に難しいことが多く、違和感の少ない音楽にするので精一杯だった。一方で最後に大曲を演奏し切れたことには満足をしていた。

いま、楽器から距離を置いているわたしはソルフェージュを習おうと思っている。楽器を吹けない間に伸ばせる部分があると思うから。

いつか、また楽器を始めた時に体当たり以外の方法で(むしろ体当たりな練習なんてできなくなってるかも)練習できるように、学生の時蔑ろにしていた部分を補おうと思う。

もともとソルフェージュが苦手だったのは習っていた先生が苦手だった。質問を受け付けず、先生の話に対してなぜを言おうものなら、『あなたってそういうタイプよね〜』と言われたのを思い出すと今でも苦い気持ちになる。
そんな昔の苦手意識をいつまでも言い訳にして向き合わなかった自分が恥ずかしい。


今すぐに会社を辞めて楽器の練習をすることはできないけど、今できることをコツコツと、夢に向かって取り組むようにしたい。

人間的にも音楽的にも基礎能力向上!頑張って毎日成長していこうね!私!!

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