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Rooney's nico Workshop
2016年6月13日 09:55
さて、というわけでシーズンを半年近く過ぎた10月末に葛の採取にいきました。 工程の写真はほんと少ないのですが、できるだけ載せていきながら説明します。 葛のツタはできるだけその年に新しく伸びた真っ直ぐな若々しい緑色のものを選びます。 太すぎても細すぎても扱いにくいので、ええ感じの太さのツタを選び、葉っぱとそれについてる細枝を切り落として、何本かまとめて40センチくらいの輪っかにして数カ所をヒ
2016年6月13日 10:04
10日間の発酵を経て、ムロに寝かせた葛ツタを回収しに行きます。 あんまり人が立ち入らなさそうな場所とはいえ、10日間も普通の河川敷に放置してたので無事なのか心配でしたが、10日前と変わらずそこに居てくれました。 被せた雑草を取り除くと、なんか発酵してる感がありました。 表面はヌメヌメして、よくわからん虫がちらほら沸いてたのでだいぶ気持ち悪かったですが、ゴミ袋に入れて持ち帰ります。 写真は
2016年6月18日 23:05
葛苧(くずお)まで進めば、次は『葛つぐり』というものを作っていく作業になります。 まずよく乾燥させた葛苧を、細く割いていきます。 この割くこまかさは、織り上げる布の種類や用途によって変えていくのですが、僕は何もよくわからんので1~2mmの細さに割いていきました。 後に判明しましたが、1~2mmというのは葛布の中でも一番細かいくらいらしく、初めてやるには難しかったです。 でまぁ、簡単に
2016年6月11日 12:34
葛布づくりにあたり、まずは葛の事を調べました。葛(くず)という植物は最も代表的な雑草の一種です。 もともとは外来種だったそうだが今は国内で見れない所はないくらい全国に分布しています。河川敷や空き地などによくはえていて、ススキ・ブタクサと並び日本三大雑草に数えられる事もあるそうです。どこにでも根を張り茎を伸ばす生命力の強さから、古来中国などではその根を粉にし、漢方薬として利用されていまし