ハーフサイズカメラ Olympus Pen D
オリンパス ペンDを衝動買いしてしまった。1963~66年の間に販売されていたハーフサイズカメラだ。
一コマの大きさが、縦24mm、横18mm。
35ミリフィルムの1コマ(縦24mm、横36mm)を縦に2分割した大きさ。
デジカメでいえば、APSーCのセンサーの大きさに近い。
変わっている点は、一コマのフィルムの大きさだけではない。ピントが目測(勘)なのだ!
使い慣れないカメラで、とりあえず作例を撮影してきた。
さて、ペンD(の初期型)に搭載されるF-Zuiko F1.9 32mm(フルサイズ換算約46mm ← 縦横比が35mmとは異なるので、単純に、焦点距離×1.5にはならない)は、発売当初はシャープなレンズという定評があったらしいが、現代のレンズとの比較ではシャープネスにおいては勝負にならない。特に遠景の描写が甘い感じがする。でも、そのまったりした描写が、水彩画(暗い場所だと油絵)のようで魅力がある。
ちなみにフィルムは、富士のネガカラー100。ようやく入手できるようになったようだが、購入できる本数に制限があるし、価格も上がってしまった。
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