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私が初めて道枝くんに会った日



7月25日
道枝くんの二十歳の誕生日。

それだけでもとても嬉しいことなのに、私が道枝くんを好きになって初めて会うことが決まった日になった。泣きそうになるくらい嬉しかったのは、これから先、絶対に忘れないだろう。こんなに早く会えるなんて思ってもいなかった。しかもライブではなく舞台挨拶という形で。

仕事が遅いことで同僚の間では有名な私だが(改心しろ)、その日に即ホテルやら飛行機やらを予約し、何が必要なのかを書き出し、当日への期待に胸を膨らませていた。やる気スイッチ久々についた気がする。その日はなかなか眠れなかった。



7月28日
会えるとわかってからたったの3日しか経ってないせいか、今日から大阪へ向かうのに対して実感がかなり湧かない。

そしてなにわの日。本当はライブに行きたかったよ…。まあそれは置いといて。デビュー発表から1年。私は今年の年明けに好きになった身だったので、この1年が彼らやファンにとってどれだけの濃さだったのかはわからないし、わからなくて当然だと思っている。それでもわたしが好きになった半年ちょっとは毎日が幸せで、情報に追いつくのに必死で、アプデはすぐに撮り溜めしちゃうし、雑誌を間違えて同じもの2冊買ってしまうし、道枝くんはいつ見てもかわいいし、人生ジャニヲタになるだけで面白いなって思った。

今年のなにわの日は、城ホライブ後にインスタライブとTikTokライブが。


なにわ男子インスタライブの様子

明日会えるのが嘘にしか思えなかった。まだ信じられなかった。この日は興奮で眠れなかった。いっぱい持ってきたグッズで一人写真撮影大会してた。完全に動揺してた。結局寝れたのは3時半とか。この感覚が久々で寝れなかったけれど嬉しかった。




7月29日
「今夜世界からこの恋が消えても」公開日。道枝くんの初主演映画公開日。初日に見れることが、また舞台挨拶も直接見れることがこの上ない幸せだった。朝ご飯もうまく喉を通らなかった。もう23歳というのに未だに動揺している自分が子どもみたいだなと自分自身に呆れてしまった。でも今日は絶対良い日になる。それだけはわかっていた。ドキドキしながらホテルを後にしたが、そのドキドキを掻き消すくらいの暑さに少し参ってしまった。30度を超える場所にいるのは多分今年初だったのもあって。歩いて10分程度で今日の現場であるTOHOシネマズ梅田に着いた。自分がまだ緊張しているのがすごくわかる。今同じ場所に道枝くんがいる。その事実だけで頬が簡単に緩む。



友達が当ててくれてのはC列で前から3列目だったのだが、撮影陣などが1列目にいたので実質2列目。もう近すぎた。友達と顔を見合わせる。上手側に、通路のようなテープがあり、まさかここから来るんじゃないか…と目と鼻の先にある場所を見てさらに緊張感が高まった。映画ももちろん楽しみだったけれど、道枝くんに会えるという気持ちがその倍以上あって映画に集中できるか不安だった。開演までがものすごく長く感じた。途中撮影のための練習をスタッフさんの指示のもと行ったのだが、何も頭に入らなかった。

映画の感想は、原作を読んでいても映像ならではの描写のおかげで心がギュッと苦しくなる場面がいくつもあり、涙が溢れた。原作と違うところもあったので、確認のためにまた読みたくなった。あとは三木監督ならではの登場人物たちのナレーション。亀田さんの音楽。やはり映画に欠かせないし本物だなと思った。世界観にグッと引き込まれる。ムビチケがあるので最低あと2回は見ます!大ヒット御礼舞台挨拶もしてほしいな〜という我儘も言ってみたり。

映画終了後、会場がセットやらで騒がしくなり、本当にみちりこが来るんだと思った。写真を友達と撮っていたら「手震えてるよ」と言われた。自分でも笑っちゃう、震えるくらい好きになったひとが今までいただろうか?

梅田会場にて



「登場してもらいましょう」という司会の合図のもと、道枝くん、莉子ちゃんの順で登壇。登る時も降りる時も、道枝くん莉子ちゃんのこと大丈夫か待って見てあげていて紳士かよと思った。いや彼はそういえば紳士だってような………占ってもらったような…?予想していた場所から登壇、友達と手を合わせる。一人じゃ抱えきれない、すぐ目の前に道枝くんがいる。黄緑色ニットの袖口から出る細長い指がとても綺麗だった。すらっとした身長や、色白な肌が透明感を一層増し、今にでも消えてしまいそうな印象だった。首元の黒子もしっかり肉眼で見えた。この日のために北海道を出るときに急いで双眼鏡を購入したのに使わなくても良いくらいの近さだった。


ネットニュースより引用


トークが始まると、司会者の方を見るので道枝くんも莉子ちゃんの顔はあまり見えず(笑)、人柄の良さが出まくりだった。色んなトークも、ほぼネットニュースや公式SNSで見たり聞いたエピソードばかりで逆に安心して道枝くんを見ることができたのが良かった。莉子ちゃんが、サンドイッチを食べるシーンでとんびに途中取られてしまったのは初めて聞いたけれど。


舞台挨拶中盤、司会者の方からせっかく大阪にいるから関西弁でトークをと言われても標準語で話してしまう二人に対して関西弁もっと出してというカンペが。みちりこらしいなと微笑ましくなった。「道枝さんどうですか」という質問に対して莉子ちゃんが「そうですね…(だったような)」と間違って答えてしまい会場が「りこちゃんかわいい…」という空気感になった時に道枝くんもハハハッと笑っていて、そうこの笑い方が好きなんだよ!!!って思った。

道枝くんが何を話していたのかは正直あまり覚えていないけど終始ニコニコで、中継先の人たちのことも気遣っている姿も、私が今まで画面を通して知っていた道枝くんがそこにはいて、胸が苦しくなった。

中継が切れると「ちょっとホッとします」と道枝くんが一言。一度降段し、再びフォトセッションのために登壇。2人ともこちら側に移動してきたので実質2列前に道枝くんが。もう信じられなかった。近すぎた。観客は、紙を持ち、ハートを作るという指示だったのだが「もう少し頑張りましょう」とガッツポーズしながら観客に向かって微笑みながら気配ってくれた道枝くんに「道枝駿佑」を感じて愛おしかった。

撮影後、幸せいっぱいもらえたことに対してこちらが深々と礼をしたいくらいなのに、「ありがとうございました」と2人とも何度も礼をしていて、最後まで律儀だった。捌ける時、莉子ちゃんが道枝くんに手を振ることを勧めるような声かけをしていて、オタク側の気持ちを理解してくれてるのかな?と優しさを感じた。莉子ちゃんのお陰でニコニコみっちが見れたので幸せです。手もげるくらいに振ったけどちゃんと道枝くんに届いたかな?私は届いたと勘違いしているので、道枝くんそこんとこよろしくお願いします!!!!(爆音ボイス)


最後退出する時に座長らしく、全方位に向かって礼をした道枝くんがかっこよかった。舞台挨拶はここで終了。体感時間は5分。今年1番の幸せを味わった気がした。

明日からも電波ジャックで道枝くんの姿を見ることができる。情報過多すぎて幸せだ。

前日の記憶を無くしちゃう真織ちゃんの日記には、開けばいつも透くんがいて。わたしもいつでも今日の道枝くんに会いたいということで今日はnoteに綴ることを決めました。




「どんな記憶も完全に消えるわけじゃないよ」





今日のこと、ほんの少しでいいからずっと覚えていられますように。

セカコイ改めて公開おめでとうございます!
たくさんのひとに愛される作品になるはず。楽しみにしています!最後まで読んでくれた方もありがとうございました。

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