ムラト族／dominate資料
概要
dominate_ep1～ep9の全作品に登場。
ムラト族は薄暗い峡谷に独自の文化を持つ村を形成して住んでいる種族です。H属の人間種で男女とも地味な容姿。他者との交流を余り好まず、暗い性格で趣味に耽った生活をしています。
平均的な種族ステータス
生命C、腕力C、持久C、機敏D、器用C、魅力E、魔力E
得意武器、なし
男性
平均身長160cm前後
女性
平均身長150cm前後、ヴェスタの加護、平均Bカップ
生物学的特徴
Ｈ属ムラト族
ムラト族は全体的に能力値が低く、特に魅力、魔力関係の能力は低調で性能的に長所のない種族です。特殊な病気には強いですが成人病や精神病などのＲ属とは別の病気に罹りやすいので上手く欲望を制することは必要です。
Ｈ属 Homo genus
Ｈ属は最初に誕生した人属です。化石文明時代のＨ属はサピエンス一種だけでしたが、本作の時代では人類もいくつかの種に分派しています。
Ｒ属等の遺伝子の祖先になったという説もありますが詳しくは分かっていません。
Ｈ属はＲ属、Ｇ属、Ｂ属、Ｅ属、Ｄ属と混血可能で、その子供は全てＨ属になります。不可逆的で特殊な事情が無い限り子孫がＲ属などに戻ることはありません。
女性の持つヴェスタの加護以外の特殊な力は一切ありません。PN回路(魔力)も非常に脆弱です。
Ｈ属は家畜との相性が良いという特性があります。これはＨ属の性質ではなく家畜の方の特性です。家畜やペットはＨ属に馴れるように野生から改良されたのでアレルギー反応などを抑える仕組みがあるようです。
文化的特徴
ムラト族の文化は、奇妙な食事、特殊な趣味、陰鬱な性癖に特化しています。
興味ある事、面白い事が好きで、常に妄想的な欲望を持っています。特に小説や漫画、ゲームといった創作作品が大好きです。
臆病で能力も低く戦闘は大の苦手です。もし戦闘になった際には男性は盾を扱い密集した陣形で隠れながら戦う場合が多いです。女性が戦う事はほとんどありません。
彼らの特別な技術として、軽くて丈夫なPET素材を飲食物の容器や衣服等に使用しています。また、栄養ドリンク、炭酸飲料などの飲み物、激ウマ棒、カロリーメイドなどの変わった食べ物があります。Ｒ属はこれらを使用したり摂取できないわけではありませんが、優雅さが無いと躊躇う傾向があるようです。
イヌやネコなどの愛玩動物を飼っている者が多いです。ラグナ族でもごく稀にペットを飼う者はいますが、ムラト族に比べれば少数派です。
ムラト族の職業（クラス）
ニート
ムラト族の遊び人です。仕事をするのが嫌で怠惰な生活をしています。全てのムラト族は目指すFIREという上位のニート階級を目指しています。
ラグナ族でも無職はいるでしょうが、ニートと呼ぶのはムラト族だけです。
オタク
ムラト族の技術者です。科学的に優れているというよりネタ的で趣味的、妄想的、奇妙な物を作ります。
スパルタ
身体を鍛えたムラト族です。
Ｈ属は魅力、体格、魔力は劣っているものの、筋肉を鍛えれば弱いわけではありません。
エーゲ海には厳しい訓練で筋肉を鍛えたスパルタという兵士で構成されたラケデモン王国があります。
作品中に登場する主なムラト族
シンデレラ
ep5で登場、「れーじ」という筆名で人気の小説家。『僕凸全部』というタイトルのＢＬ小説が著名です。
頭の回転が速く知識も豊富。戦いや表舞台に出るのは好きではありません。子供の頃は名前負けしているとよく虐められており、本人もコンプレックスになっていました。ムラト族旅団に協力して「イ＝スの奇跡」により、アスンシオン帝国で最も美しい姫の身体を手に入れています。
後宮内では女体で暴走しがちなムラト族旅団の男達をよく諫めて女性の尊厳を守っています。その後は旅団長を慕いつつ、ムラト族の女性らしく趣味と妄想に生き続けているようです。
ムラト族の身体と入れ替わった人の感想
アナウンサー「今日はアスンシオン帝国の首都にある職業斡旋所にやってきました。あっ、あそこにムラト族の中年男の身体になった元後宮妃のセーラ・デューク・カザンさんがいるようです。お話を聞いてみましょう！」
セーラ「ううっ、どうして私が工場で働かなくてはならないの！ 酷いわっ！」※ep5
ア「やはり労働は大変ですか？」
セ「当たり前でしょう！ 私は伝統ある大貴族、カザン公爵の末裔なのよ！」
ア「血統は身体にありますから…ムラト族の身体になったお気持ちはどうですか？」
セ「髪は薄いし髭は汚いしお肌は荒れてるし…とにかく汗と臭いで不快なのよっ！」
ア「ラグナ族は髪は豊かなのにムダ毛は生えないですよね」
セ「それより股関が気持ち悪いのよ！ 変な感情が沸き上がってきて…辛いの！！」
ア「立場、種族、性別の３つからだと、どの変化が一番大変でしょうか？」
セ「全部イヤッ！ 女の子を返して！」
ア「やはり性別の差は大きそうです。セーラさんの前途は大変そうですね」