ブーイングの是非についての持論の話

なんか秋田サポ界隈でブーイングの是非について話が盛り上がってる(?)ようなのでいっちょかみムーブしようと思います。


今まで様々な場所で再三ブーイングの是非についての学級会()が開かれてたのを見てきました。
それらのクソ不毛な学級会を観戦してきた身として、正直なところ「ブーイングは宗教だから関わらない方が吉」と言うのが自分の中での結論です。THE厄介案件。


個人的には「相手方にブーイングやらヤジを飛ばす余力があるのならチャントやコールにもっと気合入れろやボケェ!」派の人間ですので、ブーイングやってる人に対しては「あらあら、ブーイングを飛ばせるだなんて、随分と余裕がおありですわねオホホホホ…」と思いながら視界から消すことにしております。


なお、過去に眺めてた学級会から、ブーイングやってる人らは「ブーイングをすることで相手選手にプレッシャーを与えてミスを誘発する(=自軍選手に有利な局面を生む)ためにやってる」という理論で動いてるらしいです。


理屈としては通ってると思います。


場合によってはスタンドからのブーイングの圧がエグくて選手のミスが誘発されることもあると思います。ええ。

「場合によっては」な!!



正直、ブーイングで相手選手にミスを誘発させるにはどれくらいの圧が必要なのか?って話ですよ。

それこそ数千~万単位のサポーターが一斉にブーイングしたら効果あると思います。そらビビるわ。

しかしそれだけの「数の圧」を作れるクラブが果たしてどれだけあるのか?って考えたら…ねぇ?笑


少なくとも数千人からのオーダーでようやくピッチに影響を与えられる圧力になることを鑑みた上で、翻って秋田ゴール裏の十数人レベルでのブーイングではどうよ?と。

そんなもんハナクソ以下じゃん?っていうな。自明。



アマチュアレベルならともかく、今の秋田のカテゴリはJ2です。

J2クラブともなればそこに所属する選手にも海千山千、百戦錬磨の猛者が揃っている訳です。それこそ過去にJ1で文字通り桁違いの人数からのブーイングを受けながらプレーしてきた選手も普通に居ます。

そんな相手にたかだか十数人程度でブーイングしたところで屁のツッパリにもならんですよ。

つーか、仮に今の秋田のゴール裏のサポ総出でブーイングしたとしても鼻で笑われるのが関の山かと…笑


という訳で、「ブーイングをすることで相手選手にプレッシャーを与えてミスを誘発する」というロジックは(少なくとも今の秋田のサポーター人口という条件下においては)全く的を射てないし、だったら相手選手に対するブーイングよりも自分とこの選手に対するチャントやコールを頑張った方が全然建設的じゃん、と思う次第でございます。


更に言えば、ブーイングにはほぼ相手選手に対するデバフ効果皆無なだけならまだしも、ブーイングすることで周囲のサポーターやスタに見に来たお客さんからの心象が悪くなる可能性があることを考えると全体の収支はマイナスになるんでないかなぁと。
極少のメリットを得るためのデメリットがデカすぎィ。


…と、こんな具合にブーイングに肯定的な方面に対して論破じみたことをやってみた訳ですが、それでもブーイングやる人は止めないと思います。
だってあれは自分のブーイングが相手にデバフ与えてると信じられる自己効力感つよつよマンによる宗教だからね!(諦観)



あ、ブーイングに対しては否定的な文章を書いてますが、天皇杯でジャイキられるみたいな自軍のしょーもない試合とか相手選手のアレなプレーだとか審判のアレなジャッジとかに対する不満・不服の意思表示としてのブーイングについては「まぁ…許容しなくもない…かな…?」というスタンスです。
あくまで否定のスタンスなのは「相手がボール持ったらとにかくブーイング」みたいな「やってる意義が感じられない」やつですので。念のため。




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