雑談攻略法

結論
雑談は協力ゲームです。
第1勝利条件は相手に気持ちよく喋ってもらうこと
第2勝利条件は自分が気持ちよく喋れること

構成要素は「感想」「質問」「自己開示」

以上

昔の私はコミュニケーションに興味がなく、当然雑談も下手くそだった。
どれくらい興味がなかったかというと、学生の頃昼休みは必ず読書か寝たふりをするほど興味がなかった。
そんな私が雑談に興味をもつことができた攻略法を備忘録としてここに記載する。

①初対面の人との雑談

初対面の相手との雑談は基本は聞き手側に回り質問と感想をセットで述べることでまわしていく。
初対面の相手に自分の興味のある話題をひたすら喋るのはダメです。
そのような人に会った方はぜひ反面教師にして欲しい。

間は3秒以上は空けないほうがいい。
反射で喋っていく必要性がある。そのために会話の構造をあらかじめ把握していく準備が重要だ。

例:相手の趣味が車だった(私は車に全く興味がない)場合
A「〇〇さんは車に興味があるのですね。どのような車が好きなんですか?」
B「私はラリー車両と言って舗装されてない砂地を走る車が好きですね。」
A「それはかっこよさそうですね。」→感想
「ラリー車両が好きになったきっかけはあるんですか?」→質問
B「子どもの頃に車のフェスでみたのがきっかけですね。いろんな車種や塗装を見れて面白いんですよ。」
A「子どもの頃の趣味が大人になっても続いているのはいいですね。」→感想
「Bさんは一つのことにハマると長く続ける人ですか?」→質問

以上の例のように
感想と質問を繰り返して話を回していく。
お喋りな相手の場合はこれだけでまわるが
あまり自分から喋らない相手の場合は②に移行する。

②軽く話をして対話の相手が自分と相性の良い場合、自ら話さない方の場合。

自分の話を振っていくのもおすすめする。なぜなら、相手への質問だけだと興味をもつための気力が尽き、話すネタがなくなるからだ。

現時点での会話から連想される自分の興味、自分の話題を話してみる。
そのうえで「あなたはどう思いますか」と自分の話題を質問形式で投げてみる。
どうしても自分の話ができないならば話題を変えてもいい。

ここでは自分の話題をネタにして質問を生成し、相手に喋らせることが狙いである。自分の話に夢中になって相手を置いてけぼりにしてはいけない。

例:
A「それはかっこよさそうですね。」→感想
「ラリー車両が好きになったきっかけはあるんですか?」→質問
B「子どもの頃に車のフェスでみたのがきっかけですね。いろんな車種や塗装を見れて面白いんですよ。」
A「私もフェスとか行くの好きです。」→感想
「最近、音楽フェスとか言って●●のアーティストの曲にはまってしまいました。ありそうでなかった曲調が心にしみて頭の中でリフレインするんですよね。」→自己開示 自分の話
「Bさんは音楽とか聴きます?」→質問
B「いや、残念ながら私はあまり音楽を聴かないんですよ。」
A「そうですかー。ただ、フェスのお祭り感は楽しいですよね!」→感想
「車のフェスの情報とかはどこで仕入れてるんですか?」→質問

Bさんが話している話題をだいぶ無理やり関連付けて自分の話として巻き込んだ。→勢いに任せて話せば多分バレない。

③相性が悪い、相手への興味が薄い、相手が話す気がない(通称、一言メッセージ)

その関係は切ってもいいし、
自分の話をするためだけの会話相手として捉えてもいい。

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①の相手への質問と
②の自分から話題を投下する二つの手法を駆使して雑談をまわしていく。

雑談の構成要素は「感想」「質問」「自己開示」だけ。

終わり

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