見出し画像

「おれ貯金しないんだよね」

【目次】
・貯金しないんだよね
・やるべきこと
・やりたいこと
・まとめ

・おれ貯金しないんだよね

画像1

さとし君(仮)「貯金してる?」
ぼく「してるよ。してないの?」
さとし君「おれ、貯金しないんだよね。」

大学一年生の春。桜が散りゆくなか言われた衝撃の一言。
当時の僕には聡明に聞こえ、体中に電気が走った感覚を今でも覚えている。その一方で、もちろんこいつは何を言っているんだとも思った。実際、世の中の世帯収入は上昇している傾向にある。

家計の「黒字率」30%超え 18年家計調査
参考)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41062810Y9A200C1EE8000/

貯金をしない人なんて聞いたことない。いや、今よくよく考えれば、貯金がない人は沢山いることはわかる。しかし、さとし君は東京大学に通うインテリだったこともあって、とても好意的に聞こえたのが正直なところかもしなれい。

「なぜ、貯金をしなくていいのか?」
そう聞くと、彼はこう答えた。

「今を生きているんだから」

いつ死ぬかわからない。いつ職を失うかわからない。そんな物騒な時代だからこそ、今を充実させるべきだと思った。それと同時に、自分で生きていくためにはどうすればいいかとも考えるようになった。

この考え方は企業選びや仕事観にも表れるようになっていった。

・やるべきこと

画像2

やるべきこととやりたいことが異なることが多々ある人は少なくないはずだ。意思決定の際にやるべきこととやりたいことどちらを優先するか。

結論から言うと、僕自身答えはない。悩むこともある。しかし、「今を生きているんだから」この点から察するに、悩んでいる「今」は非常にもったいない。何度も言うが、もちろん、考える。悩む。しかし、悩みすぎるのは「今を生きる」考え方としてはマイナスだろう。

・やりたいこと

画像3

やりたいことに振り切った考え方をする人がいる。しかし、これは時に危険を孕んでいることを認識しなければならない。

というのも、好きを仕事にする人が必ずしも幸福度が高いとは言えないのである。

https://blog.tinect.jp/?p=63695&fbclid=IwAR05gJCwxlZrLjCAhx5i060ggCVQkgLi2GUfUQdemYVwaPwndw2CxpujUtI

この調査によると、「好き」というのは永続的なものではないということ。そのため、好きなものが好きじゃなくなることもあれば、その逆もまた然りということである。

結果、好きか否かは割り切って、給与のため、キャリアのためと考える方が結局、幸福度が高いのである。

やるべきこととやりたいことで迷った際、やるべきことは何かのためにやるべきだと考えていることが多い。もし、そうであれば、やるべきことは目標に対して掲げられる。

ということは、目標設定が非常に大切である。目標次第でやるべきことも変わるからである。

・まとめ

画像4


新しく社会人になる身として、NCGの一員として、大切にしたいことは3つある。
1つ目は意思決定までに悩みすぎない。やるかやらないかを迷っている暇があったら、とりあえず挑戦してみる姿勢を大事にしたい。
2つ目は好きか否かは可変的であるからやることになった物事を好きになる努力をする。これは嫌いと投げ出すのではなく、やっているうちに好きになる可能性もあるため、好きになろう、面白い点を見つけようと探す努力を惜しまない。
3つ目はやるべきことは目標に依存するため、目標を適宜見直し、その都度再設定する。これはやるべきことだと認識したものの、いつまで、どれくらいやるべきなのかわからなければ「今を生きている」のに、今が変化しない。やるべきことをやっていて、「今」が充実していたら問題ないが、それは基本やりたいことであることが多い、やるべきことを放棄しているので、それでは、最後充実度が下がってしまう。そのため、やるべきことを目標から明確化する作業を怠らないようにしたい。