2023年5月 ぶらっと名古屋メシ旅
GW5連休、さてどう過ごす?
今年のゴールデンウィークは5連休、コロナへの警戒感も薄れてみんなかなり活発に動き出しそうだけどどうしよう。どこへ行っても人ごみで料金も高いからこの時期は例年大掃除してたりするが(笑)、1日ぐらいはホテルの大きな風呂、広いベッドでくつろぎたい。
ひとり旅好きからするとコロナ期間中は人出が減って、おひとり様客も大事にしてくれたから悪いことばかりじゃなかった。行動規制がなくなるのはいいことだけど、どこもかなりの混雑が予想される。
連休中は市場も休みなので、新鮮な魚も入荷がなかったりするから、ぶらっとB級グルメの名古屋メシツアーでもしますか。ホテルは1泊2万5千円ぐらいするけど、ポイント1万円分使って安く抑えることに。
台湾ラーメン発祥の店に直行するが…
まずは台湾ラーメンの味仙へ。前に名古屋に来たときに矢場店と名駅店には行ったけれど、今回は先日亡くなった台湾ラーメン生みの親の店、今池本店を目指す。
味仙は東京にも出店しているので何回か食べているが、兄弟それぞれが経営するお店ごとに味が違うらしく、本店の味に心躍らせながら向かったが…
あちゃ〜
夜営業のみだった。完全に昼もやってると思い込んでたよ。せっかく朝飯抜いてきたのに…
しかし既に味仙が食べたい口になっているので、ここは作戦変更して2回目にはなるが矢場店に向かおう。
矢場に移動するも大行列
地下鉄を乗り継いで矢場駅に到着、矢場とんも凄い人だなぁ〜と思いながら通り過ぎて味仙に向かう。
で、ほどなく味仙に着くが、こちらも並んでるなぁ〜と列の後ろを探すが、何と、店の周りを一周しようかというほどの行列ではないか!これは2時間待ちを覚悟しなければならかも。
GW明けにはコロナも季節性インフルエンザと同じ扱いになるとのことだが、この連休でマスクを外す人の比率が少し高くなったかも。行列の半分はマスクしてない感じ。ここはニンニクタップリ効かせた料理が売り、名古屋市内にニンニク臭警報発令だなこりゃ(笑)
しかし、さすがは席数364席の大店(食べログ調べ)、調理の早さも有名なお店なので回転が早く、小一時間で席に案内された。
まずは瓶ビール(大)を注文。人気ユーチューバーの某たっちゃんの必勝パターンを踏襲するなら青菜炒めとコブクロから入るところだが、味仙は以前名古屋にも食べに来たし、東京でも新橋店で何度か訪れているので、今回はパターンを変えてアサリ炒めと酢豚をチョイスした。
アサリ炒めはニンニク醤油、鷹の爪で炒め、炒め汁にアサリの旨味が沁み出した逸品。以前味仙のアサリラーメンを食べたが、台湾ラーメンの激辛を抑えた感じで気に入ったのだが、単品だと想像以上にシビ辛だった。
酢豚はあんかけではなく、ニンニク醤油の効いたさっぱりした特製タレがかかっている。とにかくここの料理はほとんどがニンニクと鷹の爪が効いていてビールが進む。
中ジョッキ追加して仕上げは台湾ラーメンにしよう。
そして〆の台湾ラーメン、ここまでで結構辛さを堪能したので、ヘタレな気持ちが首をもたげ、辛さ抑えめのアメリカンを注文(ちなみに辛い方はメニューにはないが、イタリアン、アフリカン、エイリアンとあるらしい)。
しかし、やはり台湾ラーメンは辛くないとダメだなと感じた。ミンチの量も少なくて辛さほぼなし、これは辛いもの苦手だけど友達に付き合わないといけない人向けだね。
それでも先に食べたものの辛さが尾を引いてビールが尽きたため、水を注文。
ここは水はビール瓶に入ったものを冷蔵ケースから出してくれる。味仙は水も美味しい(笑)
まだニンニクチャーハンあたり食べれれそうだったけどここまで。お会計は3,860円と決してコスパは良くないけれど、名古屋に来たらまた寄りたいお店でした。
夜は幻の手羽先、「世界の山ちゃん」へ
予定変更と行列待ちで時間を食ったので、少し街を散歩したらホテルにチェックインの時間。今回は「ドーミーインプレミアム名古屋栄」へ。最近外国人観光客が戻っていることやゴールデンウィークというのもあって、1人1泊料金が2万5千円ぐらいと恐ろしく高い。
まあこの時期仕方ないと割り切って、dポイント1万ほど使ってここにした。連休中ということで子連れも多く、朝食バイキングの列でグズって流れを悪くしている子供が挙げ句の果てに食べ物を乗せた皿をぶちまけて割ったりとなかなか賑やかではあったが、おじさんは自分で自分のご機嫌をうまく取りながら、キレることなく天然露天風呂、湯上りサービス、夜鳴きそば、朝食バイキングと至れり尽くせりのサービスを満喫させてもらった。
夜は「幻の手羽先」を食べに
ひと風呂浴びてしばしホテルでくつろいだら晩ごはんへ。ビールやハイボール片手に楽しめる名古屋メシといったら手羽先が代表格。「風来坊」、「世界の山ちゃん」が有名どころでどっちにしようか迷ったが、何となく山ちゃんのほうが気軽に入れそうな気がした(あくまで個人的なイメージです)ので山ちゃん本店を目指す。ホテルから向かう途中に、「女子大店」もあったが行列、そして本店に到着するが、もちろんここも行列。手羽先以外にも居酒屋メニューが揃っているとはいえ、回転は早そうなのでここは素直に並んで待つことに。そして15分ほどで入店。
入店してまずはハイボールと幻の手羽先1人前(5本)、と馬刺し、山キャベちゃん(塩だれキャベツ)を注文。
待っている間、カウンター席の前やアクリル板に貼ってある解説、かわら版などをながめる。手羽先の食べ方は張り紙のほか、箸袋にもしっかり書いてあった。まぁ骨までしっかりしゃぶるのが一番美味しい食べ方だよね。
かわら版を見てると、結構東京大阪でも新規出店してるんだなと思った。確かに東京でも見たことあるし。で、調べてみたらタイや台湾にも出店してるらしい。山ちゃんすごいんだ!
で、お待ちかね幻の手羽先登場。味の決め手はコショウなんだとか。コショウの量を「なし」、「少なめ」、「基本」、「多め」の4段階から選べる。
初めてなので基本にしてみたが、塩分摂り過ぎ注意のおっさんには背徳感が味わえるスパイシー加減。手羽先ってそんなに腹に貯まるもんじゃないから、1人でも2人前、3人前食えそうだけど、ドリンクが止まらなくなりそうなので1人前でやめておいた。山キャベちゃんが結構量が多くて、手羽先の塩辛さを中和するのにちょうどよかった。
結局ドリンク3杯、手羽先、キャベツのほかに馬刺し、チャンジャをつまんでお会計は3,740円、ごちそうさまでした。
ちなみに名古屋でちょくちょくみかけるこのお店、山ちゃんのパクリだよねって思ったら同じグループの経営だった(笑)
食べ終わったら軽く散歩して、ホテルの夜鳴きそばを食べてぐっすり休めました。
2日目、ランチに釜炊きご飯とハンバーグのお店
2日目、ホテルで朝食をいただいてから午前中はのんびり過ごす。バイキング形式の朝食はひつまぶし、きしめん、そしてエビふりゃ〜(笑)といった名古屋メシもしっかり揃っていて、朝から食べ過ぎた。
12時まで滞在できるプランだったが11時ごろチェックアウトしてランチへ。いわゆる名古屋メシではないが、先日YouTubeでみかけた釜炊きご飯とハンバーグのお店「タイチ食堂」へ。
開店直後の訪問だったが、かなりの人気店らしく、すでに100分待ちの表示。食べる以外のスケジュールは何も決めていないので、迷わず順番を待つ(笑)待ちくたびれて脱落する人もいるので、1時間ほどで入店できた。
席に案内されると店員からメニューの説明を受ける。メニューは釜ハンタイチ定食1メニューのみで、ハンバーグのサイズやトッピングが選べるようになっている。
ビールを飲みながら説明書きを読んでしばし料理が出てくるのを待つ。瓶ビールは赤星なのがまたいい。
そしてビールを半分飲んだぐらいで料理が到着。ハンバーグは食べやすい大きさに切って、好みの焼き加減でいただく。白いご飯のおともに、明太子、海苔の佃煮、漬物、生卵、とろろなどが脇を固める。ご飯は到着したらさっとかき混ぜないと釜にくっついてしまう。炊き加減は硬めで美味しかった。ハンバーグの増量、トッピング無しでお願いしたが、量的にも満足できた。お値段は1,980円、ビールと合わせてお会計は2,728円と安くはないが、インスタ映えもするし、人気があるのもうなづける店だった。
帰りの新幹線でも名古屋をつまみに飲む
お昼を食べたら少し市内をぶらついて新幹線で一路東京へ。
帰りの新幹線でも「山ちゃん」の柿の種で一杯。あと名古屋メシで食べてないのってあんかけスパゲティと矢場とんの味噌カツあたりかな。また旅のネタがなくなったらぶらっと来よう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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