癌になりました。 退院間近。

 もし、定期的に身体検査をしていたら今の状況と変わってただろうか。

肺腺癌で余命4ヶ月。癌になって全身転移でやばい状態だったがまだ、生きている。
少しでも早くわかれば全身転移まではなっていないだろう。

癌にならないと思い込んでいたのがそもそもの僕の勘違いだ。遺伝子で癌になる確率が上がる。とくに親戚付き合いがない中、親は母しかいない、じいちゃんばあちゃんは僕が産まれてくる前に亡くなっている。母も最後は老衰で特に癌とかの病気にはなっていなかった。
それに、タバコは吸わないしお酒もたまにしか飲まない。飲まない時は1.2ヶ月飲まないときもある。片寄った食事をしていたわけでもないし、どちらかといえば減塩の調味料で家のご飯は妻が作ってくれていた。辛いものや甘いものは好きだったのでたまに食べた。そんな生活をしていて、癌になった。
誰がいつから癌になる。全く予想できないです。
ああしといたらよかったとかあれが良くなかったなど特に思い浮かばない。
今の世の中、癌になることは珍しくない、誰でもなる。防ぎようが無い。
こうしたら癌にならないとか体にいいものだからとかそれで癌にならないことはない。
発がん性のあるものは控えた方がいいだろう。でも、そんなもの、今わかっているものもあるがこの先言い出すものもあるだろう。後出しされてももう遅いわ。ってなりますよ。
それでも、医療の進化のおかげで今も生かせてもらっている。
放射線治療に続き、約2週間後に化学治療をしていく。死ぬまでこの繰り返しになるだろう。治ることはないんだから。
生きるためにこれからもやれることをしていき、未来を見たい。楽しみがいっぱいだ。

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