わたしの血界戦線ベストスリーの話
こんにちは!
こんやは、血界戦線の最終回が放映されますね☆
(大阪 MBS 10月3日(土)27:58~28:47)
みんな、準備はいいかな?
待ちきれなくてウズウズしすぎてしまったので、待ち時間に私が好きなベストスリーの話数について、感想文を書いてみることにしました。
第1話 魔封街結社
なんといっても、血界戦線にすっころぶことになった第1話ですね。
ある日突然、現世と異界が混ざってしまった「ヘルサレムズ・ロット」。主人公レオの語りからスタートします。
まず、背景美術とモブキャラの美しさに見ほれてしまいました。町中、ライブラ本部・・・描き込みと懲りようがすごい。
次に、キャラの魅せかたの粋な感じに関心しました。
話運びのテンポ、引きの絵とアップを効果的に使っているカメラワークのカッコよさ、イカしてるBGM。
なにより一番トリハダものだったのが、13分過ぎから始まる、レオの静かな過去の邂逅から、派手なピンチの訪れ。戦闘が始まっていくシーンです。
物語の見せ場にかけて、血を沸々と沸き立たせるような展開され、もうたまらなく好きになっていきました。とくに、クラウスさんのこの台詞。
『 それと、ひとつだけ認識を改めたまえ、レオナルドくん 』
『 君は卑怯者ではない。 なぜなら・・・ 』
『 君はまだあきらめきれずにそこにたっているからだ 』
『 光に向かって一歩でも進もうとしているかぎり、人間の魂が真に敗北することなどだんじてない! 』
と語り、技を繰り出すクラウスさんに一目惚れしたのでした。
これが、血界戦線とわたしの初めての出会いでした。
第3話 世界と世界のゲーム
つぎは、クラウスさんのまっすぐな本質にふれた、第三話でした。
人類存続の鍵となる情報を相手から引き出す目的で、チェスに似たゲーム“プロスフェアー”を命をかけて対局するクラウスさん。
無謀にも先に挑んだ結果、瀕死になってしまった天才を助けるために、余分な戦いを強いられることになってしまいました。
対局相手の異界の住人ドン・アルルエルは、クラウスさんがなぜそんな無意味な枷を背負うのかわからず、クラウスさんに聞いてしまいます。
『 クラウスくん、ばかばかしいと思わないか? 君は本当にアレを救おうと思うのかね? 』
それを受けて、クラウスさんが答えます。
『 人は弱い。その弱さ故、時に矜恃を捨てた行動をとることもあるだろう。 』
『 だが、それがなんだというのだ、ご老体。 』
『 たとえ千の挫折を突きつけられようとも、わたしが生き方を曲げる理由にはならない。 』
・・・なんつーまっすぐさ、格好良さなんだろう。ここまでやりきれるのなら、それは、一周回って超かっこいいんじゃないかと思いました。
ゲームを対局するだけの話でしたし、そのゲームについても些細はわからないままにストーリーは進んで行くのですが、なぜこんなに白熱してしまうのか?と自分にびっくりもしましたね。
第4話 BLOOD LINE FEVER
3つめは、この世界の強敵である“血界の眷属(ブラッド・ブリード)”が初登場するお話です。
この話をきっかけに、クラウスさん好きだった私が、ライブラチーム全員に目を向けることになりました。
これは、レオくんの“神々の義眼”が本領発揮する回であり、ライブラのメンバーの血統術がうなる回でもあります。
そして、レオくんとクラウスさんの必殺技“ブレングリード流血闘術 999式 久遠棺封縛獄(エーヴィヒカイトゲフエングニス)”を使っての密封が炸裂する回でもあります。
テンポもBGMも台詞回しも完璧で、超かっこいいシーンは、19分頃から始まります。
『 なんだかがっかりだわ。あなたたち。 』
と、ライブラメンバーであるスティーブンさんを軽くいなしたブラッドブリードが残念そうな顔をします。それに答えて、負けてボロボロになりながらスティーブンさんがこう言うのです。
『 それでいいのさ、モンストレス。千年かかろうが、千五百年かかろうが、人類はかならず君たちに追いつく。死者を死なせるという矛盾を御する日が、きっと来る。 』
『 ・・・これは大いなる時間稼ぎだ。だがその時間稼ぎの中に、いま、エルダーズにすら届く牙があるとしたら、どうする? 』
そこで地下鉄に乗り、颯爽と登場するクラウスさん。そうです。敵に対抗できる唯一の牙をもつ彼がやってきます。
『 憎み給え、許したまえ、あきらめたまえ、人界を守るために行う我が蛮行を! 』
と祈るような台詞と共に、クラウスさんの密封があざやかに完了します。
人類の無力さと、それでもなお戦おうとするライブラメンバーの姿勢にチームごと惚れたお話でした。
・・・と、以上、私の好きな血界戦線のお話ベストスリーでした。こうやって、血界の深い沼に入っていったのですね。ありがとうありがとう。
しかし、好きな話はまだまだあります。
「アリギュラとレオのやりとりが超可愛い5話」
「レオとネジのバーガー泣ける6話」
「ステゴロ最高!クラウスさんの筋肉に見惚れる7話」
「ザップ兄さんのクズっぷりに感動する8話」
「ジャパニーズくず餅・・・いや、ツェットさんが愛しい9話」
「ランチ回なのに何故か食欲が減退してしまう、ダイエッターに優しい10話(ランチトリオ可愛い)」
・・・とか書くときりがないのですが、そろそろ今夜の最終回に向けて準備をしないとなりませんので、いったんこちらで筆をおきたいと思います。
血界戦線万歳!
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