今まで書いたSSの裏話や言い訳 最終更新:2024/07/11

もし今後もSS書くぞってなったとしたらこういう言い訳できる場所用意しとかないと気が狂っちゃうと思って
正直社会人になったら書くかどうかあんまり自信ないんですけども
ちなみにリンクは非公開にしてる作品とかあるし直接見に行かれたら震え上がっちゃうので載せません

今のところ全て二次創作で、文章で一次創作をやる予定はまだありません
いつかやりたくなったらそっちも頑張ります


1.たからもの(白猫プロジェクト リーゼロッテxコヨミ)

犯行時期:2014年冬ごろ
現在非公開 2018年、リーゼロッテ復刻を祝して一瞬だけ再公開

リーゼロッテの思い出ストーリーに、相棒のぬいぐるみ?のクマロンが突然意識を失って戻ってこなくなるみたいなくだりがあり、そこから着想して、落ち込んだリーゼロッテが部屋に引きこもってしまうお話
BUMPにかぶれたいお年頃だったらしく、ラフメイカーの露骨なオマージュ というかパロディ というかパクリ
酷く落ち込んだリーゼロッテをなんとか笑わせちゃるぞというコヨミのお話

これはもう本当に自分で読めない まあ10年弱も経ったらどんな創作物でも確実に見返せなくなってると思う 曲でも絵でもなんでも
そして話の好みもキャラの好みも全く変わっていなくて恥ずかしい
でもそんな安直な自分の事も好きになってあげたいね

なんだかんだで色んな人との繋がりを生んでくれた作品だったし、
これ読んでガチ泣きした(意訳)というちょっと刺激の強いリプライも頂いたことがあって、良い思い出にはなった

★書きながら聴いてた曲:ラフメイカー(BUMP OF CHIKEN)
元ネタそのものなので


2.ぬくもり(白猫プロジェクト リーゼロッテxコヨミ)

犯行時期:2015年春ごろ 
削除済

確かリーゼロッテのことをコヨミが看病するお話 だった気がする
一作目より変に慣れてきた二作目の方がハードル上がって余計恥ずかしくなったりするよね
これは特に元ネタとかなく、無から浮かんできた読みたいものをとりあえず書くぞ、とやっていたらしい
しかし悲しいことにもう何も覚えていない


3.※タイトルすら忘れてしまったやつ(白猫プロジェクト コヨミxコリン)

犯行時期:2015年夏ごろ?
削除済

これも思い出ストーリーから着想を得た気がする
とある目的で危険な任務に一人挑もうとしていたコヨミをコリンが必死こいて止める話

内容はもう殆ど思い出せないが、書いた記憶だけはあるので供養しておく
ちゃんとしたストーリーのある話書こうとして面倒くさいわ大変だわで発狂した ような気がする
しかし3年後の自分はここから全く学ばず、10000文字以上かけて素人には大変すぎるものを必死に書こうとしてしまう


4.雨が止んだら(同人音声作品「白い死神の森の歌」 エレナ)

犯行時期:2017年秋ごろ

作中のラストシーンを自分なりに解釈して書いたもの
日和りまくった結果、自分のブログでパスワード付けて公開するに留まった作品
当時はタイトルつけてなかったので今つけた

あくまで会話のやり取り(というか登場人物のの一方的な台詞)だけで物語を作るのが音声作品
ということで、勝手に補完しようとして良いのかなぁとは思いつつも自分なりに必死こいて心情を解釈し、書いてみた

本当に「白い死神の森の歌」を初めて視聴した時の衝撃は計り知れないもので、こんなにも自分を深く刺してくれる作品があったなんて、と感動してしまった
それで我慢できなくなってすぐにこれを書いた
とにかく原作に沿わせることを最大の目的として書いた結果、そこまで変なことにはならなかった と思う
久々に読んだらビックリするくらい全てが自分好みだった 言い回しとか文章のふんわり感(?)も全部
けど、これは100%原作の賜物なんだよな

何にせよ、ここでのインプット→アウトプットの経験は、確かに今活きているような気がする


5.Re:birth day(アズールレーン Z46x指揮官)

犯行時期:2018年冬ごろ

アズールレーンには、「ケッコン」をすると相手の名前を自分でつけられるとても気の利いたシステムがある
そして、Z46という船は、史実上ドックから出たことがない幻の船のようなもので、姉妹と違って「名前が与えられなかった」(識別番号しかない)ことがコンプレックス、というキャラ付けをされている
よし!もうやることは一つだな

ということで、Z46と出会って、仲良くなって、彼女の悩みを受け止めて、めでたく結ばれて、彼女がずっと欲しがっていた名前をあげる、そんな話
題名の元ネタはもう見ての通り いい曲だよね

なんと4年前の作品にも関わらず未だに非公開にしていない これは奇跡
なんでかって、結構自分でも気に入ってしまったのと、ちょっと申し訳ないぐらい沢山の反応を頂いてしまったので
尺を伸ばし過ぎて気合を入れ過ぎていたけど、なんだかんだで最後までしっかり走り切れて偉かった
特に結婚式のシーンとその後の負けヒロイン明石の独白は死ぬほど楽しく書けたし、今読んでも割と良いかもしれんと思ってしまう
こんな良い記憶があったせいでまた4年後に文字を書くという暴挙に出てしまった

ちなみにうちのZ46には小一時間迷って「ノエル」と名付けた ラテン語の「誕生」という意味の言葉が語源

★書きながら聴いてた曲:Re:birth day(Roselia)
歌詞そのものというよりはとにかくこのタイトルを借りたかったのであんま内容には反映されてない Z46にとっては名前を付けてもらったその日こそが本当の誕生日なんだよみたいな意図を込めたらしい
★書きながら聴いてた曲:季節は次々死んでいく(amazarashi)
なんとなく後半の盛り上がりはこの曲の2サビ~Cメロ~ラスサビ~アウトロ、って感じと同じテンションで書いていた らしい


6.世界に一つだけの(ブルーアーカイブ イズナx先生)

犯行時期:2022年冬ごろ

イズナが先生に誕生日を祝ってもらう話
「ブルアカ概念祭」という、SSを一斉に投稿するイベントみたいなのがあって、それで初めて作品書きました!みたいな人を見てメッチャ楽しそうで羨ましくなったので書いた
ちょうどその時2日後にイズナの誕生日ということを知って、元々かなり好きなキャラの一人なので誕生日合わせで頑張ってみようかなとなったのが始まり

誕生日おめでとうって言ってもらっただけで感極まって半泣きになっちゃうような子(公式)なので、多分これぐらいのリアクションはしてくれるだろうな、というオタク的名推理の下に書いた
主殿にタックルする所とかなんなら公式のつもりで書いてる(公式ではありません)
この作品は本当に何一つ難しいこと考えてなくて、ただイズナさんのこういうところかわいくね!?という思想を3000文字分パンパンに詰めただけ 恥ずかしさと引き換えに己の好きを全力で表現できた らしい よかったね

2日じゃできることは限られすぎていて、本当に最低限のシーンしか書けなかったけど、すごい色んな反応貰えて舞い上がってしまった
そして調子に乗って次回作に続く


7.ユメのはこにわ(ブルーアーカイブ イズナx先生)

犯行時期:2022年冬ごろ

イズナが記憶喪失の先生を知らない部屋に連れ込んでフワッと監禁してしまう話

大問題作
この話には明確な元ネタがあって、Keyのとあるゲームのとあるシナリオの舞台設定をたっぷり使わせて頂いた 7割ぐらい一致してる
そのうえでイズナさんのつらすぎるセリフの数々はKeyのとあるゲームのとあるシナリオ(2)に影響されながら書いた

元々はヤンデレものを書きたいというモチベーションで始めたんだけど、最終的にその面影は全部なくなってしまった
ゆるふわ監禁ものということにしつつも、その監禁すら殆ど描写がないので、もはやただワンルームで二人が幸せに暮らしてるだけ
これはある程度意図したことなんだけどある程度は単純な筆者の技量不足

しかしここに至るまでの経緯とかSF的展開とかには一旦目を瞑って頂いた上で後半の雰囲気だけでウオーってならせる そういうものを目指した
いつかもっとわかりやすく書き直せたらなと思いつつ、イズナの台詞回しの青臭さとか、先生の真っすぐすぎる独白とかああいうのは今じゃないと書けなさそうだなあとも思ったりする
なんか全体的に物凄くKeyの影響を受けている文章

仮にもメチャクチャ好きなキャラであるところのイズナをあんなに追い詰めてあんな自己否定の呪詛みたいな言葉を吐かせる作品を書いた時点で、自分はろくな死に方をしないと思う
でも、この作品の中でのイズナの行動は全部彼女の優しさ故のものという気持ちで書いたし、イズナってこういう時こういうことしてしまいそうなのが愛おしいよね、というテンションで書いたことだけは確か
いやこんなものを愛情表現って言って出しちゃだめだけどね

★書きながら聴いてた曲:Diabolic Swing(t+pazolite)
なんか泣きメロかつ勢いある曲聴いてテンションを上げたかったらしい イズナの独白のシーンとか書く時ずっと聴いてた
★書きながら聴いてた曲:For フルーツバスケット(岡崎律子)
ラストシーン書く時にこういう温かいものを表現できたらいいよなあと思いながら聴いていた


8.朝が嫌いだった(ブルーアーカイブ ホシノ)

犯行時期:2023年1月

朝が来るたびに憂鬱になるホシノの話

なんと7作目にして初めてヒロインを泣かせないという大きな挑戦をした
自分にとっては何よりも大変なことだった
意図的に話の抑揚も抑えて、ただ「すぐには無理だけど、いつか変われたらいいなあ」ぐらいの淡白めなオチにして、これ果たして素人が書いて面白くなるのか……?という気持ちは全部押し殺して書いた

結果的に自分の中での賞味期限は長くなりそうな作品
1ページ目の自己嫌悪と現実逃避を絡めた話はちょっとだけ自己開示的な要素も含んでいる 自己=今これを書いている自分
夜という時間をひたすら要らないこと考えて引き延ばして、朝が来るたびにはあ、また現実と向き合う時間か、と気分が下がる感じ きっとわかってくれる人もいるよね

一方で2ページ目は、ホシノに対する希望というか願いを素直に書いた
一度定着してしまった性格ってなかなか変わらないものだとは思うけど、それが少しずつでも良い方向に向かっていってくれたらなという感じで
祈りを込めた

面白いのか、読んでくれた人に何かを与えられる作品なのか、全部わからん
暫く経ったら読み返してみたい
とりあえず2ヶ月経った現時点ではまだまだ問題なく読めている 長持ちするといいな


9.望遠、夢の終り(ブルーアーカイブ イズナ)

犯行時期:2023年1月

大切な人を失ったイズナの末路についての話 所謂「死ネタ」であり「曇らせ」
これは自分一人の作品ではない サークルの後輩の子たちと皆で2時まで語り明かして生まれた最低なプロットを元に自分が最低な文章を書いた そんな感じ
tsukiくん・RAMjetくん本当にありがとう 君たちも道連れです

もう二度とこんなこと書かないので本当に許してほしい
それこそ最初に誕生日SS書いたころに言ってたことって全部嘘だったんですか!?!??!!ってなりかねないような内容だから

ただ、これは本当に残念なことではあるんだけど、あの子は絶対先生の死を乗り越えられるタイプではないという事だけは主張したい
万が一そういう状況が起きたとして「そうはならんやろ」とはならない話を書いたつもりではあるので
精神的に依存できる対象が少ない(人然り趣味然り)子、先生に対する好感度が高すぎる子ってどう考えても危うくて、
加えてイズナの場合は「元々一人でも平気だった」ことを先生とか周りの人と共有してしまったせいで、余計に精神的に脆くなっているきらいがある
だからイズナはまず事実を受け入れられないし、受け入れられたとしたらそれはそれで何の躊躇いもなく自分の意志と心中出来てしまうだろう という感じで考えた

しかし、
・仮にも好きなキャラを病人みたいに書いたこと
・仮にも好きなキャラがトラウマに悶え苦しむ様を妙に長々と書いたこと
・好きなキャラであんなオチを平然と書いたこと
そもそも死ネタなんか考えたこと
以上の事実を加味し、リアン先生には死刑が言い渡されました

あと、今作ではナレーターに徹してもらった千鳥ミチルさんだけど、最近かなり気に入りつつあるので今度普通にミチルについて1作書きたい
それもとびっきり真面目なやつ ミチルっちには一つだけメチャクチャ真面目に書けそうなことがあるんだ

投稿した直後よりも「曇らせ」タグをつけた最近の方が明確に反応が増えていてなんだか面白い
そっち方面の読者の方にもちゃんと美味しく頂いてもらえたようで何よりです 次こういうの書く日がまた来るかはわからないけど

★書きながら聴いてた曲:My Time(Bo en)
タイトルの「望遠」はまさしくBo enから取ったもの
OMORIは正直ゲームとしてはそんな好きではなかったけど、ただあのラストシーンを見られただけでもやって良かったって思ってる


10.天邪鬼のステラ(ブルーアーカイブ ホシノx先生)

犯行時期:2023年2月

恋を捨て去りたいホシノの話
或いは幸せになりたくないホシノの話

タスクからの逃避がてら書いていたら思いのほか自分好みのものが出来てしまってそのまま投稿した経緯がある
創作は追い詰められた時や参っている時にこそ輝くものなのかもしれない

いつも小説に関しては曲より遥かに悩んでタイトルを付けているのだが、今作はやけにすんなり浮かんできた
「星(ステラ)」、「天邪鬼」、この作品の主題を端的に表現出来ているし、語感も見栄えも結構気に入っている。今まで9作の中で一番しっくりきた

前作のホシノはかなり淡々と書いたが、今作はもう目一杯に書けることを書いた感じ
「終わる瞬間が怖いから、幸せになんてなりたくない」彼女に対して、「終わった後に残るのが、悲しい思い出だけの筈がない」ことを説くというのが今作の主題なんだけど、最初はもっと呆気なく強引な話だった
自分の見たかったものはこれなのか?と首傾げながら書いてたら突然先生が「ホシノに、知ってほしいことが沢山あるんだ」って喋り出して、そこからは今まで詰まってたのが嘘みたいにすんなり書けた
それまでは単なる「うるせェ!いこう!ドンッ」で解決する話にするつもりだった(今もちょっとその成分残ってるけどね)。それはそれで、今まで何悩んでたんだろうってホシノが吹っ切れる様も見てみたかったなと思うけど、やっぱり書き終わってみたらこれで良かったなと思えた

ホシノの解釈は前作とかなり似ている
筆舌に尽くしがたい喪失を知ってしまった彼女は、失う事以前に得ることを恐れるようになってしまって
それが厭世家っぽい振る舞いとか、後輩や先生に対する心理的な障壁の原因になってるんじゃないかなと
でも、そのままでいるなんて悲しすぎるし、きっと本人も心のどこかで変わりたいと願っている 願っていてほしい そんな思いがこの作品を生んだ と 思います タブンネ

今作は参考にした、というか影響を受けた作品が数えきれないぐらいあるので、音楽に限らず下に羅列していく
さよならの朝に約束の花をかざろう : 人生で一番泣いた映画と言っても過言ではないやつ ホシノの苦悩に対する答え、という最後の1ピースがどうしても埋まらなかった中、ふとこの作品のことを思い出した
まさしく全力で人を愛した後の喪失というものが描かれた作品だけど、それでも「愛してよかった。」んだよ。本当に

・Keyゲー全般 特にRewrite Hfの小鳥アフター : ホシノをジェネリック神戸小鳥と呼んでいる人が居てそれやん!!となったため 結果的に全然違う内容になったけど、天邪鬼な子って幸せになるのにも勇気が要るんだよねとかそういうエッセンスだけ頂いた

・須藤まゆみ「蛍火」 : 大事な人を失ったことで、むしろ不安から解放されて安堵してしまう、という一節がある この思想そのものが今作の土台なので、一番大きく影響を受けている
元々ホシノで死ネタを考えていたことがあって、そのタイトルはまさに「蛍火」にしようとしていた ろくに書けなくてお蔵入りになったが、いつか形にしてみたいなとちょっとだけ思っている

・ツキミ(CV:佐藤聡美)「月のあなたへ」 : なんと白猫のキャラソン 「終わり」や「別れ」というワードがやけに際立つが、これは完璧に彼女のキャラクター性をなぞったもの
思えば人の生き死にが云々出会いと別れが云々みたいな話ばかり読むようになってしまったのは鍵ゲー以前に彼女のせいだった かもしれない

・セカオワ全般 : 優しい気持ちになるために聴いていた それだけ(?) でも、「Hey Ho」とか「プレゼント」とか、人に手を差し伸べること、繋がりの大切さを歌った曲には実際のところ影響を受けていそう


なんかこの作品だけやたら後書きが長いな
それだけ己の持てるものを詰め込んだ作品ということなのかもしれないけどね

この作品を境に、「これは自分ではなく自分の友人の作品なんですけど~」みたいな、変に逃げ腰なスタンスをやめた
当たり前だけどRin=リアンです 当たり前です
これからは堂々と宣伝するし堂々とSS書きを名乗ろうかなって
今日に至るまで目一杯創作という行為を楽しんできたし、創作を楽しむ同志のような人たちに対して誠実でいたいし、もうそろそろ胸を張っていいころかなと思った
多分この先はどこまでもしつこく書き続けるんじゃないかな ペースは落ちるかもしれないけど


11.追憶に誓う(ブルーアーカイブ ホシノ、過去ホシノ)

犯行時期:2023年2月

ホシノが過去の自分に詰められたり過去の自分を突き放したり過去の自分を受け入れたりする話

設定のKeyっぽさ、話のややこしさ、あとヒロインを泣かせない話作りなど、今まで試しつつも上手くできなかったこと、及びまたやってみたいなと思ったことを盛り込んだ作品
あと今回はまた一人称視点にした 文章のノリを大切にするためらしい

ぶっちゃけるとあまり芯を食っていない作品かも
やったことあるコンセプト+結構書いたことあるキャラの書いたことある部分ばかり書いてしまったのでそれが原因かなあと思っている
とりあえず設定をややこしくするのもページ数増やしまくるのも暫く控えようかなと思った作品だった
それはそれとして最後の2ページだけは非常に気持ち良く書けたし台詞回しも結構気に入っている これ前も他の作品で言ったな
あとタイトルもなんか気持ちの良い付け方が自分でわかってきた(?)

BUMP OF CHICKENのrayという曲にそれはもう強く影響を受けている
読んでもらえたら多分意味わかるんじゃないかなと
それが痛みとか辛さっていう形だとしても、大切なものを忘れないための印があることは喜ばしいことだよねという
後はamazarashiの曲をいっぱい聴いてたけど、こっちはどの曲がモチーフになったとかあんまりない
いつかamazarashiじゃねえか!って内容の文章書きたいなという欲求が少しある
→次の作品で早速やったらしい


12.紛れもなく、天使だった(ブルーアーカイブ セリナx先生)

犯行時期:2023年3月

先生がセリナに看取られる話
また死ネタを書いてしまったけど、今回の作品に邪な気持ちはありません 断じて


無敵時間が終わるまでにどうしても形にしておきたかった作品の一つ
珍しく難産だった、色々納得いかなくて結構な回数あらすじを書き直した
原型を留めているのはせいぜいタイトルと1ページ目ぐらいのもので、その先は相当変えた
初めて書くキャラで、初めて書くような雰囲気のものをやろうとしたのでそれは勿論難しいよなと
その割に、終わってみたらあまりにも「いつもの」内容になっていたのでちょっと笑えた
でもこれでいいんだ 否 これがいいんだ

セリナという人物ってなんなんだ……?と、それが一番難しいところだった
でも各種ストーリーを何度も読んで必死に頭を捻った結果、やっぱりただの年相応の女の子として書こう、と
色々知ろうと調べ回った結果、むしろ変に捻ったことを書こうとせず、目の前に見えていることだけを素直に書こう、となったわけですね
どんなに不思議なところがあったって、やっぱり彼女の立ち居振る舞いは年相応の、愛すべき教え子のそれだと思ったし、それを変に脚色すべきではないと思ったのです

というわけで、自分史上最も真っ直ぐな話になった
この直球も、いつか投げられなくなる日が来るかもしれないと思ったので
もっと平坦な話にしようとしていたのを全部やめて、書けること・書きたいことを全部書いたつもり
結果、また(x4)生徒を泣かせてしまったけど、この話に対しては絶対にこれしかなかったと言い張れる 言い張っていいのかは別として

それにしても「痛いの痛いの、飛んでいけ」は自分で読み返しても不思議で、これどこから降ってきたんだろうな、と
色々とその場にそぐわなさそうだけど、何故だか腑に落ちる そんなシーンが書けたと思う
例えるなら某人生のゲームの団子の歌とか某夏休みのゲームのむぎゅぎゅぎゅぎゅ~みたいな、そういう温かさがちょっとだけ宿った気がする
文字を書いていると、時折言葉が自分の思考を離れてひとりでに溢れ出す時があって
何となく、こういう瞬間があるから文字を書くのはやめられないよな、というところがある

さて 今回もリファレンスについて語りたいことが山ほどあるのでやっていこう
・amazarashi「エンディングテーマ」
この作品が生まれたきっかけとも言える曲 モロとまでは言わないけど、相当影響を受けているのは確か
曲中の彼と比べて本作の先生はずいぶん満たされているけど、そこは自分なりの味付けみたいな感じ
余談だが、先生が口に出した最後の言葉には「ありがとう」が入っている

・同人音声サークル「Re:sound」様の作品全般
やっと語れる時が来たとウキウキしている
自分はこのサークルさんの作品を食べて育ったと言っても過言ではない
好みにハマっていただけでなく、当時ぼんやりとしていた「自分の好きなもの」に対する解像度を上げてくれた存在
展開の作り方と言葉選びに関して、知らず知らずのうちに相当影響を受けていたと思う
彼らの作品は極上の切なさと温かさを教えてくれた そしてヒロインを泣かせることの意味も教えてくれた
これは余談だけど「白い死神の森の歌」が一番好き、本当にこの作品の全てが好き
好きすぎるあまりSSも書いたしエンディング曲のリミックスも作った
考えてみたら創作のルーツって色んな所にあったんだなあ、と

・同人音声サークル「オミ・オクル」様の作品全般
看取られというワードを広めた立役者
自分にとっては革命的な概念だった
看取られが何をもたらすのか、どういう感情のこもったものなのか、色々と味わえて良かった
今作では先生が体験するすべてのことを一人称視点で書いてみたわけだが、そこでひたすら音声作品を聴いていた当時の経験が活きた気がした
当時の感覚や感情を覚えてくれていた自分にちょっと感謝した


またしても後書きが長すぎる
まあ今までで一番悩み抜いて産んだ作品なのでやむなし

あとこれは完全な余談だけど 勝手にテーマ曲をつけるとしたらこの曲がいいなあという妄想をしていた


13.アフターワード(ブルーアーカイブ ホシノxノノミ)

犯行時期:2023年6月
サンアカ3にて頒布 後にboothにて無料公開

思い出の一冊であり文字書きとしての自分を詰め込んだ一冊
意図的にやっているんじゃないか、と思ってしまうぐらい内面の掘り下げが少なかったノノミというキャラを、そんな性質ごと丸々飲み込んで書いた
他のnoteで散々語ってきた為割愛。まだまだ語れてしまうけれど

14.アカツキノソラ(ブルーアーカイブ レイサx先生)

犯行時期:2023年7月
せんアカ9にて頒布 後にboothにて無料公開

一番書きたいキャラで一番やりたいことやって一番気持ち良くなった作品。
ここで気持ち良くなりすぎたせいでしばらく筆を取らなくなったのかもしれない。何事もやりすぎはよくない。
内容自体は本当になんてことなく呆気ない話なんだけど、自分の好きな美少女ゲーム的様式美をたくさん詰め込めた。満足。
これも散々語ったので割愛。

15.ブランクノート(ブルーアーカイブ ヒヨリ)

犯行時期:2023年11月
せんなごにて頒布 boothにてDL版頒布中

私生活が最悪だった時期に書いた作品。
えふさんが全力で重くしてくる読みで、自分が書いて美味しさが出るであろうギリギリの重さに留めて書いてみたつもり。
なんか自分でも何書いたのかよく分かってないけど、普段使わない脳の部分を使った感じがしてとても良い経験ではあった。
いつか改めてちゃんと振り返りたいね。


16.**********(ブルーアーカイブ ***) ※R-18

犯行時期:2024年1月

勃ってきちゃった 勃ってきちゃった
勃ってきちゃった 勃ってきちゃったあよ
勃ってきちゃった 勃ってきちゃったあよ
あぁ 勃って 勃って 勃ってきた

月裏×ニャン・トンロン - ゴー・トゥ・大都会

自慰。R-18。そこそこに特殊性癖。
内容が恐ろしすぎた為、サブアカウントを作ってそこで投稿した。
正直、今までで一番楽しく書けた。
性癖が暴発しすぎていて、書いた本人以外誰も美味しく読めない疑いがある。諸説ある。
もうやりません。

気が向いたらこのアカウントはリアンのサブ垢ですって書いてもいいかなと思っていたけど
多分そんな日は永遠に来ない

17.黒崎コユキの幸福論(ブルーアーカイブ コユキx先生)


犯行時期:2024年1月

コユキと二人真っ直ぐに向き合う話

5時間で前作を書き、1日だけ間を空け、2日で本作を書いた 多分前回のアレは今回のための予行演習だった
後にも先にもこのペースで文字を書くことはもうない気がする
ちょっと自分でもビックリするぐらい夢中になってしまった

物語的な起伏を抑えて変に頭を捻る余地をなくし、とにかく書きたいことだけを全力で書いたけれど
それにしたってよく12000文字も書いたものだ
自分の熱量に笑ってしまったし、まだもう少し元気でいられそうでよかった
美少女ゲームでしか許されないような超弩級の長台詞をこれでもかと書けて、最高に楽しかった

黒崎コユキ。とても面白い子だなあと思う
あまりにもバニーチェイサーの印象が強すぎて、ただの倫理観がぶっ壊れた悪童、みたいな扱いをよく受けている気がするが、その先のこともぜひ知ってほしい
別に悪いことがしたくて悪いことをしているわけではないというか、単に善悪の定義が曖昧なだけで決して思いやりのない子ではない
もし彼女をお迎えしているのなら、贈り物や固有武器を渡してみると大変良く分かるだろう
自分のことに関しては、むしろとっても慎み深く、遠慮がちな子なのである

お話自体は先述した通りあっさり目の内容なのだが、ノアの視点から感情的にコユキのことを語らせる発想、あと最後の花言葉に絡めた締め方、の2点は結構お気に入り
ただまあ、今回のメインはやはりキャラ解釈と言葉のやり取りの方にある
実際に、台詞回しにはもう滅茶苦茶に心血を注いだつもりだし
作品そのものは荒削りだけれど、コユキの中にある遠慮と自己否定の気持ち、及びそれにどう向き合うか、という所だけは出来うる限り繊細に表現したつもりだ
結局のところ自分は人間の心の機微というものをどうにか描き上げたいだけなのだ
今も愛してやまない美少女ゲームのように

そうそう、正直な話をすると「ブランクノート」を書き終えた時点でもう文字を書くモチベーションは尽きかけていて、この辺で終わりかなあと思っていたんだけど
やっぱりもう暫くやってみたいなと思ってしまったわけですよ
色々と投げ出していた間に山ほど遊んだ美少女ゲームが、またハートに火をつけてくれたんだろうなあって 主にさくら、もゆ。なんだけども

ともかく
書いていて心から満たされたし、そんな感覚を思い出せてよかった


18.開かずの間の少女(崩壊:スターレイル フォフォ)

犯行時期:2024年5月

仕事が忙しいしブルアカのモチベも枯れたしで本当に終戦の雰囲気が出かかっていた中
とうとう掟を破ってブルアカ以外の作品を書いたという
ただし書く内容があまりにも「いつもの」過ぎて特に変化はなかったという

今回に関してはもう表現したかった物も伝えたかった物も全てお話に書いた通りというか、それ以上でもそれ以下でもないというか
別に彼女に盛大に幸せになって欲しい訳でもないし、今までの薄暗い暮らしを捨て去ってほしい訳でもないし
ただ、彼女の狭かった交友関係がほんのちょっと広がって、それで友達が差し伸べてくれた手をちゃんと取れるようになってくれればそれで良いなって
いうだけのお話だった

無理な変化を強要したくはないし、そうして捻じ込まれた幸福に対して自分はどうしても魅力を感じられないし
やっぱり、そういう子にはそういう子の方法がある筈だから、ゆっくり幸せになって欲しいと思う
フォフォとシッポ、二人の関係にはまだいくらでも掘り下げられる余地があって、もう一個書きたいネタがあるんだけどそれはまたの機会に

はい 2か月空けてから更に4か月空けてしまったんですが
文字を書くのはびっくりするぐらい楽しかったです
書いたことのないジャンルを書いたことによって、今まで自分の文章を読む機会が無かった人にも文章を読んで頂く機会が出来たんですが(勿論、ブルアカに比べたら人数は少ないはずだけれど、それはこの際どうでもいい)
今の自分の人格形成に多大な影響を与えたとある人に、自分の文章の本質そのものを良いと言ってもらえて
それがとっても嬉しかったですね

また小説書きたい 書こうかな

19.*******(ブルーアーカイブ ***)

犯行時期:2024年6月
※公開は2024年8月予定

生まれて初めて合同誌に誘って頂きました!とっても嬉しい!
ボカロ曲をモチーフにして書くというお題だったので13年前の大大大好きな曲を引っ張ってきて書きました!とっても楽しい!

文体もストーリーラインもめちゃくちゃリアンっぽい作品になったが、最終的な着地点は若干リアンっぽくないかもしれない
詳しいことは公開されたら書きます


20.おおかみとひとりぼっち(ブルーアーカイブ 1年生シロコx2年生ホシノ) ※R-18

犯行時期:2024年7月

突如訪れた発情期
発散の仕方を知らず苦しむシロコを、ホシノが文字通り救ってあげるお話

こういうのこそ「犯行」と言って差支えないだろう
タイトルのふんわり感(?)、切羽詰まった導入(?)、本番とか無くただ一方的に与えるだけの性行為(?)、精神的充足感に強く重きを置いた行為の進め方(?)、それから賢者タイム(?)
初手から締めまで全部手癖そのもの 生憎好きなものは好きなのだ
濡れ場の描写に関してはノウハウなんて全く有していないので、シンプルにあってほしいもの全部詰め込んだ それ以上でもそれ以下でもない
前回のR-18は名義隠したり特殊性癖的な要素に全振りしたりで程良くぼかしに行ったのだが、今回は一般的なR-18モノと遜色ないであろう派手な内容な上に、投稿者名にデカデカと「リアン」の文字が出ている
こんなの出したら文字書きリアン先生のイメージ大爆発しちゃうんじゃねえかなあと、びくびくしながら投稿ボタンを押したのだけ覚えている

シロコの純真無垢さが好きだ
特にアビドスへの入学直後、記憶の無い迷い子として迎え入れられた頃の彼女には色々と想いを馳せずにいられない
シロコ→ホシノは、混じり気無くかけがえのない想いを抱いていそうで良い
ホシノ→シロコは、彼女を拾った時点から今に至るまでホシノ自身がどうしたいのか、己の本意を己がわかっていなさそうなのが良い それでいてシロコを想う気持ちだけは極端に強そうなのが良い
ということでそういう感じのお話になった

アビドス……というかホシノを中心とするノノミ・シロコの関係性があまりにも好きだなあと改めて実感してしまったので、
今後も文字を書き続けるのならいくらでも掘り下げていきたいなと思っている
シロコについては初手からこんなことになってしまったけれど

スッキリしたな
書いてて普段以上に楽しかったな
でもまた書くかというとそれはわからないな
この記事を書いていて通算20作目がこれだったことに気づき、大悶絶


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