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【ミストレ】君はプウネネを知っているか

ハワイ州・マウイ島の地名のことではなく(元ネタではあるんですが)、
サトウキビ栽培地のことでもなく(設定に組み込まれてはいるんですが)、
ミストトレインガールズのキャラ・プウネネの話をしようと思います。
まあ、要するに簡単なキャラ紹介です。

各レイヤーのキャラクターシナリオとか、イベント「爆誕!ネオドッガンシティ」とかのネタバレを含むのでご注意ください。
ちなみに、今から読みたい場合は
Aレイヤー:復刻待ちで入手不可
Sレイヤー:プレミアムガチャで入手可能 ミラクルステップアップガチャでも入手可能
SSレイヤー:限定なので復刻待ち ミラクルステップアップガチャでも入手可能
イベント:追憶の鍵で解放可能
という状況になっています。
動画サイトに大半上がっているので、もしもの時はそれで(?)

※2023/10/30 とあるキャラのキャラシナリオにてプウネネが登場しており、しかもちょっと重要な話をしていたので末尾に追記しました。

用語説明

白鯨

モ―ビーディックと読みます。
ドでかい怪物みたいなもので、人を飲み込んだり殺したりてんやわんやしていました。
その体内には小さな国が形成されており、プウネネ及び後述するホノルルはそこに住んでいました。
後に討伐され、その死体は船に改造された←???とのことです。

ホノルル

ルル姉、とプウネネは呼んでいます。
南の島のお姫様。白鯨の体内でウクレレを弾き、歌って踊って暢気に生活していたそうです。
プウネネが心から慕っているヒトです。

特鉄隊

これはもはやミストレそのものの説明なので簡単に。
ミストレの舞台となる大陸「イリスクラウド」は、深い霧に覆われています。その霧は幻霧と呼ばれ、中には魔物が棲み着いて人類の平和を脅かしています。
その幻霧に立ち向かうべく結成された軍隊こそが「特鉄隊」であり、本ゲームの主人公はそのリーダー。「車掌」と呼ばれています。
プウネネもホノルルも、白鯨が討伐されて外の世界に放り出された後、特鉄隊へと入隊しています。(時系列的にはホノルルが先)

砂糖

甘くておいしいです。
食べすぎると太ります。


どんなキャラ?

cute

とりあえず、ミストレ特有のやたら丁寧なプロフィールを見てみましょう。
一人称が「ネネさま」であるという癖の強さは置いておくとして、特筆すべき点としては

・「白鯨」育ちである
・砂糖を無限に作る能力があり、それ故に「女神」と呼ばれている
・砂糖でお菓子を作って、それを人に振る舞うのが趣味
・そして、自分の作ったお菓子で人を太らせるのが大好き

といったところでしょう。
行き過ぎたデブ専ぐらいの感じで微笑ましいですね。彼女自身は結構ほっそりしていますが、だからこそ、なんでしょうか?(?)
実際の所、ちょっと暴走しがちな所はあるのですが、明確に悪意を持った行動をすることはありません。
何だかんだで困っている人には手を差し伸べる、心優しい女の子です。女神と呼ばれるだけのことはあります。


プウネネの生い立ち

「白鯨」の外に出て以来、プウネネはセントイリスでパティシエとして活動していました。(※Aレイヤーのシナリオ参照)
彼女の作るお菓子はとっても美味しいのですが、食べた人間をどこかおかしくしてしまう妙な性質を持っていました。
結果、彼女のお菓子を食べた特鉄隊の面々がいがみ合い、お菓子を求めて暴れるような事態が起きてしまいます。
後に、それは彼女が無意識のうちに発動していた呪術が原因であると判明。そんなつもりはなかったのに、とプウネネは落ち込みます。力を制御する方法を学んでもらいたいということで、車掌は彼女を特鉄隊に誘いました。

そんな彼女ですが、白鯨に現れた頃は何もできない子でした。神殿で発見された彼女には、なぜだか記憶が全くありませんでした。(※Sレイヤー・SSレイヤーのシナリオ参照)
白鯨で疎まれることを心配したホノルルが、「女神」という役目を彼女に与え、プウネネは何とかそれに応えようと努力しました。
その結果生まれたのが「砂糖を無限に生成する」特殊能力。彼女の生み出す砂糖は、初めこそ確かに人々を幸せにしていました。
ですが、やがて人々はその砂糖に依存し、それを巡って争いが起こり、白鯨は内部崩壊を起こしました。
彼女が女神になるきっかけを与えたホノルルも、やがて災いの種を蒔いた彼女のことを憎むに至り……
そんな中で白鯨は突然に討伐され、彼女たちの白鯨での生活は終わりを迎えました。

白鯨の外、特鉄隊で再会した二人。
プウネネはホノルルとの別れを引きずっており、ホノルルはプウネネとの別れを悔やんでいました。
プウネネの暴走でまたも酷い目に遭いつつも(※Sレイヤーのシナリオ参照)何とかそれを切り抜け、絆を取り戻したのでした。

と、ここまでが彼女の表面的な情報です。


プウネネの過去


※未読の方へ
この先に関しては、こんな記事を読んでいないでシナリオ本編を先に読んだ方が面白いと思います。
もし興味があったら引くなり動画サイトで検索するなりして、SSレイヤー[『白鯨』の女神]プウネネのキャラシナリオを読むことをお勧めします。
是非。




彼女の正体。それは、

沢山の人を殺した、怪物「白鯨」そのものでした。

彼女の妙な生い立ち・振る舞いの全てが、一本の線で繋がります。

過去の記憶がなく、何も出来ない存在として生まれてきた。
人間に興味を持った「白鯨」が、それに触れるための端末として彼女を生み出したから。作られた人間には、当然記憶なんてありません(白鯨としての記憶があったとしても、それは人間のフリをさせる上で邪魔なので封印するでしょう)。

人を太らせるのが好きで、太った人間が好き。
太った人間を食べる方が、効率的に栄養を吸収できるから。怪物として生き永らえるための、極めて原始的な本能です。

砂糖を無限に生成でき、それを食べた人間は強烈に太り、強く砂糖に依存するようになる。
もう言うまでもないでしょう。白鯨は彼女の活動を通して、体内に住む人々を食糧にしようとしていたのです。



自分の趣味嗜好も、人の幸せのためだと思って取っていた行動も、全てが怪物としての本能から生まれたものだと知った瞬間。
自分を構成する全てが崩れ去るような感覚を前に、彼女はいったい何を思ったのでしょうか。

車掌に励まされ、ホノルルの優しさを思い出し、プウネネは辛うじて前を向きます。そして、かつての白鯨としての力を、今度は人々のために振るうことになりました。
恐ろしい喪失と絶望を味わいながらも、それでも「怪物」としての力を発揮し、人々の危機を救った彼女は。
果たして、今後どんな人生を歩むのでしょうか。


彼女のその後

イベント「爆誕!ネオドッガンシティ」を読んでみましょう。開催からしばらく経ち、いつでも誰でも読めるようになりました。
とっても良い気持ちになると思います。


まとめ

というわけで、今ミストレで最も熱い(当社調べ)キャラの一人、プウネネの衝撃的だったお話について軽くまとめました。
何だか最近のキャラはこういう凄い子ばかりで非常に読み甲斐があります。
ミストレの良さって遠慮のなさだと思うんですよね。

今後も何かあったら書いてみます。


余談

ここがかわいいよネネさま

セリフで「良い」と書いて「よい」と読みます。
かわいいね。

ゲームの性能的にはどうなんだい

まいてつで始めた→三か月で放置した→3周年で復帰した身なのでいまいち良く分かってませんが、おそらく結構強い寄りだと思います。
・何度でもばら撒ける魔防デバフ(倍率はそこそこ)
・リンク2種類どっちも高倍率のバフ/デバフ
・高難易度をやるなら替えの効きづらい速度デバフ(しかも種類豊富)
・再行動でデバフが2回入るので正月イズイズと一応噛み合う(ただし発動タイミング的に初手で行動させないと損なので、プウネネの速さを盛る必要がある)
・Aレイヤー(※復刻待ち)からSP0の魔符を持ってこられる+リンクスキルが無駄にならないのでママヅと相性が良い(こっちはガチ)
といった感じで、好み10割で採用した弊特鉄隊ですが恐らく一生編成から外さない気がしています。

疑惑

何故かAレイヤーだけちょっと盛られているそうです
理由はわかりません

勘の良いヤツが一人

プウネネの正体について、真っ先に感づいたトレインナイトがいます。


ずばり、その名はフュッセンです。
2023年2月、プウネネの3レイヤーが出揃った後、「爆誕!ネオドッガンシティ」が開催される前に実装されたキャラシナリオでのことでした。
[偏愛貴族のお忍び休暇]フュッセン(Sレイヤー、プレミアムガチャから排出)のキャラシナリオにて、なぜかフュッセンを尾行していたプウネネをとっ捕まえ、てんやわんやする話が描かれました。

・プウネネがフュッセンに対してちょっと過剰な怯え方(ロリコンに迫られて怖いという以上の)をしている
・フュッセンはプウネネのことを、「白」の名を持つ超生命体の同類なのではないかと推測している(フュッセン自身が白竜を従える魔物使いであり、その力に吸い寄せられたのでは?とのこと)
・上記の話について、ホノルルは「ネネさまは単なる普通の女の子で――」と語っていた辺り、この時点でルル姉はプウネネの正体をまだ知らない=ルル姉すら知らない以上、唯一これを知っている車掌が誰かに漏らしたとは考えにくい

プウネネ自身が最初に「白鯨の――」と漏らしてしまっていることを抜きにしても、フュッセンは自力でプウネネの正体を悟った可能性が非常に高いです。
侮れない存在ですね。

以上

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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