立ち上がれ!養命酒

養命酒をときどき飲んでいる。

理由は単純、わたしの好きな漫画家・凸ノ高秀がTwitterで勧めていたからだ。

牛乳割りや豆乳割りで試してみたところ、確かにチャイ好きのわたしには好もしい味だった。
おかげで今や養命酒を飲んでは「チャイみたいでおいしい〜」と喜び、微妙なチャイを飲んでは「養命酒みたいでおいしくない……」とションボリするという歪みが生じている。


そして漫画内で触れられている効能についてだが、言うまでもなくわたしは「持たざる者」なのでどうしても実感のしようがない。残念な限りである。

今年の1月に、大阪でBAR凸凸の開催があり、凸ノさんと直でお話しできる機会があった。

凸ノさんはそこでも、養命酒を飲み始めたという女性に「あ、そうなん?チンチン勃った?」と声をかけ、(普通に「勃つものがないんですよ」と言われていた)養命酒トークの挙句に「養命酒も広告に『チンチン勃ちまっせ』って書けばエエのになぁ!」とおっしゃっていて、この人は本当にTwitter漫画とラジオと実際にお会いしてとのイメージが全部全く同じ人だなと感動した。
孔雀王さんも後日「アイツそれずっと言っとんな、よっぽど勃つんやろな」とおっしゃっていて、それを聞いてまた爆笑してしまった。
なにより「チンチン勃ちまっせ」という凸ノさんの関西弁の汚さに感動した。たぶんだが、そんなことを広告に書いていい国はどこにもない。


そして持たざる者のわたしはといえば、養命酒は美味しいが特にこれといった劇的な変化は感じていない。勃ってたら面白かったのにな、チェッ、という気持ちも大いにある。

しかしお酒というより健康食品寄りの養命酒、これといって体感している効能もないのに、いつまで続ければいいのだろう。

現状、特に健康のために続けるでもなく、ただ美味しいリキュールとしてチンザノロッソらと一緒に置いてある。

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