深夜のひとりごと
歌詞を書くのも仕事の結果も、評価する側の意見が100%だと思っているので
自ら、こう作ってここがこうでと語るのは無意味だと思っているのですが
ライブを観ていて、改めて
「花のかわりに何を贈ろうか」が非常に良く書けてるなと思ったのでお酒の力も借りながら、制作の話を書かせていただきます笑
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まずどの曲も初めに曲とメロディーが先に届き、
そのメロディーに沿って歌詞を埋めていくのですが
この曲を発注するときは、人生観を描くような作品をイメージしていたたものの、
最初に聞いた時にポップで前向きだけれど、どこか後ろ髪を惹かれるような印象を受けて、これならば片思いの話が合うのではないかと、書き出しました。
最初に設定したキーワードは頭から書き始めたのではなく、1コーラス目終わりの「同じ歩幅で歩こう」で、
それを軸に
君のペースに合わせて、同じ歩幅で歩くことが、僕の想いそのものなんだよというストーリーを展開していきました。
さらに日常の中で、芸能人の裏の顔や居酒屋の原価とか、そういう「知らなきゃよかったな笑」
と思うことがたまたま制作期間中に多くあって、
でもこれって凄く「片思いの気持ちとリンクしてるんじゃないか」と思い、サビが決まっていきました.
日頃、それほど深く恋愛や人と人との関わりについて考えることはないのですが
この作品を機に、そういえば別れる寸前のカップルが「付き合う前が一番楽しかった」と口を揃えていうのは
結局は自分が求めていたものではなかったという意味だよな、とか
あるいは、
友達と絶縁するのもギブアンドテイクが、噛み合わなくなった時が多いなと
向き合うきっかけになりました。
人間と人間の繋がりの強さには数値を付けられないからこそ、大切なのは相手がどう思っているかではなく
自分がどれだけ無条件に想ってあげられるかでしかないと思いますし、
決めるべきではないかもしれませんが、
友情も恋愛も、着地点をどうにか作るならば
相手が幸せかどうかがゴールだと勝手に決めつけています。
少し話がズレてしまったのですが、
そんな気持ちを決められた文字数の中で
表現したのが「花のかわりに何を贈ろうか」で、
とても思い入れのある1曲になりました。
その他の曲もそれなりの想いを込めて描いているので
ぜひそういうところにも着目して聴いていただけると幸いです。
これからもルルネージュの応援をお願いいたしますm(_ _)m
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