見出し画像

私は鈴菌

今回は鈴菌について語ってみよう。
私が感染したころは鈴菌というものは認知されていなかった。
スズキを選ぶのは変わり者っていう目で見られていたのだ。
感染したきっかけはやはりGSX1100S KATANAであろう。
しかし実際に症状が表面化したのは88’GSX-R1100とうい名だった。

88'GSX-R1100

これに関しては意図したものではなかったが、このバイクを手に入れたことによりここから重篤化していく。
翌年に新型が出るというので予約してしまったのだ。
このR1100と共に10代の終わりを迎え、移ろっていく。
こいつに関しては友人に一度譲ったが、カリカリに弄ってあったので乗りこなせないと戻ってきた逸話がある。
このあと友人が事故った新型のFZR1000を引き取り自分で直して乗ってみたり、初のカワサキとしてZZR1100(D型)を経験したが鈴菌は依然と猛威を振るっていた。
その時分に興味のあったオフロードに手を出しすことになったが、初のマシンがTS200Rという。

これスズキのバイクなんだけど、狙ったわけではなく安かったから。
スズキということで他より安かったんだよなぁ、当時のマツダみたいに。
そこでオフにハマっていく過程で友人がモトクロッサーを買ったのがきっかけとなりRM125を購入したけれど、これもスズキ。
ほんとうのところは人気だったCR125(友人はこれ)が欲しかったんだけどねぇ、店にRMしかなかった。
最初がこれなんで普通に乗ってたんだけど、たしかにピーキーだとは思ってた。
スタートなんてパワーバンド付近まで上げないと素人さんでは出れないみたいで、音が半端ないからビビる。
ビビるとクラッチ繋ぐのに躊躇するからエンスト、スタートできない。
そんな鈴菌なバイクだった。
でも逆になれるとアクセルのオンオフに追従するから自分の意志で走らせてる感が素晴らしい。
これに慣れた状態で友人のCR借りたらバイクが勝手に走っていく感じで怖かった記憶がある。
逆に友人にRM貸したんだけど、これ無理!よう乗ってるなと言われた。
でもねその分アクセルワークめっちゃ鍛えられたから。
みんなが埋まるマッドな状態でも走らせられるくらいになったし。
他にカワサキのKR250もあったけど、これはパワーありすぎて125でいいわとなったけど、特性としては乗りやすかった。
まあスズキのピーキーなドッカンパワーに染まると鈴菌になるんだなぁと。
当時はキャブだから今のインジェクションやコンピュータ制御だとわからんけどね。
デザインが特徴的でもあったけど、変わったことするのもスズキだしね。
近年はお金ないからあんまり尖ってない気がするけど。
CBR1000RR-R買う時もスズキが新型出してたらそっち買ったかもしれん。
そのGSXR1000Rも国内終わっちゃったしね。
ぶっ飛んだ新型を出してほしかった。
最近ではGSX-R125を買ってみたりしました。
このクラス唯一かな?DOHCというね。
オールドKATANAから40年以上ですが、鈴菌という形で認知されたのは僥倖です。
鈴菌の輪をこれからも広げましょう。
ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?