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シャフカピト (Shavkapito)

再発見された有望な果皮が濃いジョージア品種。

起源と家系:シャフカピトは、ジョージア中南部のカルトゥリ地方の土着品種です。

植物学的特徴:中芽で熟し、湿度の高い条件を好まない。小さな厚みのある果実で、中位のサイズの緩い房。収量は少ない。

栽培地域とワインの味わい: 近年再発見されたシャフカピトは、トビリシの北西に位置するカルトゥリ(Kartli)地方のメテーヒ(Meteekhi)、ヒディスタヴィ(Khidistavi)、ムクラニ(Mukhrani)、オカミ(Okami)村の非常に限定された範囲で栽培され、樽の影響なしでもスモーキーな風味を持つ赤い果実味のあるワインが造られます。自家栽培のものを除けば、現在の栽培面積は約10 ha(25エーカー)ほどです。フェザンツ・ティアーズではクヴェヴリ発酵のワインを、シャトー・ムクラニでは樽を使用したヨーロピアンスタイルのものを造っています。

※この文章は、「ワイン用葡萄品種大事典(Kindle版)」ジャンシスロビンソン他2名の英語版からの翻訳です。

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