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クラフナ (Krakhuna)

マイナーですが定評のあるジョージア原産品種で、フレッシュでフルーティーな白ワインが造られます。

主要なシノニム:Chkovra, Krakhuna Shavi

起源と家系:クラフナは西ジョージア中部のイメレティ地方の土着品種で、18世紀にはすでに知られていたことが分かっています。

植物学的特徴:果皮が薄く、中サイズのコンパクトな房。収穫量は中程度から高収量で、発芽は中程度、成熟は遅め。果実の糖度が高い。うどん粉病に弱いが、ベト病に耐性がある。

栽培地域とワインの味わい: クラフナから造られるワインは一般的に熟した洋ナシの風味に加え、より風味豊かでハーブのニュアンスとフレッシュな酸を持ち、最高のものになると瓶内で熟成されます。2004年の栽培面積はわずか35 ha(86エーカー)で、主に西ジョージア中部のイメレティ地方ディミ(Dimi)とスヴィリ(Sviri)村で、ハレバが素晴らしい品種のサンプルを生産しています。この品種はまた、高品質の酒精強化ワインが造られるポテンシャルを有しています。

※この文章は、「ワイン用葡萄品種大事典(Kindle版)」ジャンシスロビンソン他2名の英語版からの翻訳です。

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