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「 #VALU 」が"日本の株式市場を超えた"理由?教えてあげるよ

どうも、くまさんです。
この記事はもちろん中嶋よしふみさんの、この記事を読んでの感想記事です。

「VALU」が開始から2か月で日本の株式市場を超えた理由。

 「日本の株式市場を超えた」 のは、上場数のことでしょう。上の記事に、大切なパートが欠けていると思ったので記事を書きます。大切なパートとは「日本の株式市場を超えた理由」です。

 もしかするとどこかに書いてあるのかもしれませんが、私の読解力では読み解くことができませんでした。おせっかいかもしれませんが、代わりにこの私が「VALUが"日本の株式市場を超えた"理由」を解説しようと思います。

*1万もの上場を達成できたのは、審査基準がザルだから
 当たり前すぎて、書いていてアホらしいですが、理由はズバリ「上場審査基準の欠如」です。日本の証券取引所には、東証一部・二部、マザーズ、JASDAQなどがありますが、それぞれに「形式要件」が課され、それを満たさないものは上場ができません。いまのVALUでの審査落ちは、話に聞くところによると「SNSでのフォロワー数」と「運営でのチェックで弾かれた方」(*1)ではないかということですが、日本の取引所ではさまざまな点から、上場が適切かをチェックしています。
 例えば「見込み株主数」「流通株式数・流通株式率」「時価総額」「事業継続年数」などです。VALUでも時価総額は50000VAから100VAまで、VAの発行数で調整しており、事業継続年数では、作ったばかりのSNSアカウントではリジェクトされるなど、証券市場を参考にした部分も多々あるでしょう。

控えめに言って実態に近い上場数は3000前後です。嘘はやめよう
 例えばベンチャー企業が多く上場するマザーズでは、流通株式比率が上場株券等の25%以上という要件が存在します。取引所によって上場要件はマチマチ( *2)ですが、このテックモリさんのソースによると全体の77%が一度も取引を成立させていません。厳しい基準を設ける必要はありませんが、市場に株式(VA)を放出していないものをカウントして「日本の株式市場を超えた」と言ったら大げさすぎです。わたしの、考えるところによると、VALUは日本の株式市場を超えていません。残念ですけれど。(*3)

*今後への提言
 一度でも取引があったVALUを運営でカウントして「現在の上場数」として閲覧できるといいと思います。審査通っても75%が売買ないんだったら、一度でも取引したユーザのほうが実態に近いです。
 しなくていいと思うけど、上場後取引が3ヶ月なかったら自動上場廃止とか。ワンクリックで再審査できるようにして。めんどうかな。

*おわりに
 中嶋よしふみさんの記事は面白いので今後も期待しています。

おわり

*1 審査落ちの、公式なソースは探したのですが、VALU社が公開していないこともあり、正確なところはわかりません。言いたいのは「形式的な基準を公開していない」ことです。
*2 札証アンビシャスなんて参考になると思うんですよね。東証一部二部、みたいな上位下位のどちらを参考にすべきかと言えば、もちろんVALUは下位を参考にすべきで。開発のみなさんはいろいろ見ながら作っているはずなので、どちらかというとユーザのみなさんは下位の証券取引所を参考にするといいと思います。ちなみにアンビシャスは流通取引量に制限設けてないのでVALUと一緒ですが、普通は流通させるので、おかしいジャン!と思って書きました。*下位とか書いてすいません、わかりやすく。。と
*3 上場数じゃなくても、何かしらで超えるものがあるといいですよね。今後

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