SNS投資詐欺に引っかかる奴が悪い
免責事項:本文は投資詐欺を容認するものではありません。あくまでも法律を順守しない行為は犯罪であり消費者は法に守られるべきです。
投資詐欺に引っかかる理由とその判断基準
最近、投資詐欺、ロマンス詐欺、オレオレ詐欺、闇バイト詐欺が多いですね。ニュースでもしょっちゅう報道されていますが、驚くべきことに引っかかる人も後を絶ちません。何でだろう?と考えてみると、それは詐欺かどうかの判断基準が曖昧だからだと思います。ほんとは学校で教えるべき事だと思うんですけどね笑
ひとは感情を揺さぶられると判断力が鈍ります。トレーダーが正しい投資知識を学ぶうえでも、絶対に必要な判断基準になるので最後までお読みください。
そもそも、詐欺とは何でしょうか?一言で言うと、詐欺とは「最初から望む成果が出ないことを認識した上で明確に金品奪取を目的として心理手法を悪用する行為」のことです。つまり、詐欺を働く人は最初から騙すつもりで接近してくるわけです。
よく「結果が出ないから詐欺だ」とか「内容が薄いから詐欺だ」とか「高額だから詐欺だ」という声を聞きますが、これは必ずしも正しいとは限りません。また、「成果が一過性のものだった」という場合も同様です。これらの理由で一概に詐欺と決めつけるのは早計です。
昔アルバイトをしていた富士山の頂上ではインスタントのラーメン(袋麺)が一杯500円ですし、水も1リットル500円以上しました。今はもっとするのでは。原価の数十倍の値段をつけているのに誰一人詐欺だというひとはいません。言う方がおかしいと思われますよね。
効果の無いサプリメントを平気で売っている企業もありますし、健康に悪い食べ物を売っている企業だってあります。それも詐欺ではないんです。購入した消費者が何かしらの満足を得ているからです。
本当に重要なのは、詐欺かどうかを見極めるために冷静な判断を下せるかどうかです。感情、例えば「儲けたい」という心や「すぐに利益を出したい」という欲望を抜きにして、冷静に判断することが求められます。そして、その上で「これは本当に信頼できるものか?」を見極める必要があります。
例えば、ある商品やサービスを購入する際に、「これは詐欺じゃないか?」と疑ったとします。その時、以下のポイントを考えてみてください。
1. **提供者の信頼性**:その提供者は信頼できる人か?過去の実績やレビューを確認しましょう。
2. **内容の具体性**:商品やサービスの内容は具体的で実現可能なものか?曖昧な説明や過剰な広告に注意しましょう。
3. **価格の妥当性**:価格が極端に高すぎたり安すぎたりしないか?市場価格と比較してみましょう。
4. **契約条件**:契約内容に不明瞭な点や不利な条件がないか?細かい部分までしっかり確認しましょう。
これらのポイントを冷静に考えた上で購入を決断したならば、後で結果が出なかったり、商品が届かなかったとしても、それは自分の責任であるという覚悟を持つべきです。これが「自己責任」の原則です。
詐欺を訴える時点で、この自己責任の原則ができていないことが多いのです。「儲かると思ったのに騙された!」と言う前に、自分自身が冷静な判断を下せていたかを振り返ることが大切です。
特に若い時にこの判断基準を身につけておくことが重要です。なぜなら、歳をとってからロマンス詐欺やSNS投資詐欺に引っかかるリスクが高くなるからです。若いうちから正しい判断基準を持つことで、将来的なリスクを回避することができます。
詐欺の被害に遭わないためには、冷静な判断力を養うことが何よりも大切です。感情に流されず、常に冷静に、そして慎重に物事を見極める力を身につけましょう。それが、自分自身を守る最善の方法です。
判断力を養うための具体的なステップ
ここからは、具体的にどのようにして判断力を養うかについて説明します。スケベ心があると変な女性に引っかかってしまうように、「感情」は判断を鈍らせますので自分をしる事も重要です。
1. **情報収集**:
まずはしっかりと情報を収集しましょう。投資に関する本や信頼できるウェブサイト、経験者の意見などを参考にします。情報が多ければ多いほど、冷静な判断がしやすくなります。
2. **比較検討**:
複数の選択肢を比較検討します。一つの情報だけに頼らず、他の選択肢と比較することでバランスの取れた判断ができます。
3. **専門家の意見を聞く**:
信頼できる専門家やアドバイザーの意見を聞くことも重要です。自分だけでは気づかない点を指摘してもらえることがあります。
4. **小額から始める**:
初めての投資は小額から始めるのが良いでしょう。いきなり大きな額を投資するのはリスクが高いです。まずは少額で試し、経験を積んでから徐々に額を増やしていきます。
5. **感情をコントロールする**:
投資は感情に左右されやすいです。「儲けたい」「失敗したくない」という感情をコントロールし、冷静に判断することが求められます。これには自分自身をよく知り、ストレスや焦りに対処する方法を学ぶことが重要です。
6. **定期的な見直し**:
一度決めたら終わりではなく、定期的に見直しを行います。市場の状況や自分の投資スタイルに合わせて、戦略を調整することが必要です。
これらのステップを実践することで、詐欺に引っかからないための判断力を養うことができます。
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実際の詐欺事例から学ぶ
ここでは、実際の詐欺事例をいくつか紹介し、それから学ぶポイントを考えてみましょう。
1. **高額配当を謳う投資案件**:
高額な配当を約束する投資案件は要注意です。例えば、「月利20%保証」といった案件は、非常に魅力的に見えますが、現実的にはあり得ません。高額な配当を約束することで投資家を引きつけ、最終的には資金を持ち逃げする詐欺です。
**学ぶポイント**:現実的に考えて、異常に高い利回りを約束する投資案件には疑いの目を向けること。適正な利回りを知っておくことが大切です。
2. **SNSでの投資勧誘**:
最近ではSNSを利用した投資勧誘も増えています。魅力的な写真や成功談を投稿して、投資家を勧誘する手法です。これに引っかかると、後で連絡が取れなくなり、資金を失うことがあります。
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