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日本で一番詳しいFX 今日の相場は?【追記アリ】

総じて月末ムード――やらないという判断もまたトレード

皆さん、こんにちは。今日は月末ということで、相場は少し静かな印象ですね。月末はトレードを控えるべきか、少しでもチャンスを探るべきか、迷うところではありますが、僕の見解をお伝えしておきます。


まず、ドル円についてです。現在、ドル円は先物価格の144.35円を下回ることなく推移しています。この価格帯での安定性を見ると、下方向への大きな動きは期待できないでしょう。むしろ、この辺りでの反発を考える方が自然かもしれません。

ユーロドルも同様に、1.1100ドルに収束しています。このレベルでの動きが続いている状況では、大きな変動を期待するのは難しいですね。もちろん、少しのレンジでの動きを狙うという選択肢もありますが、月末ということで、大きなリスクを取るよりも慎重に構えるべきタイミングだと感じます。

そして、金(ゴールド)ですが、こちらも2500ドルから下がらず、2525ドル付近で横ばいの状態が続いています。金価格がこのレンジを維持しているのは、やはり月末の影響が大きいでしょう。この状況では、新たなポジションを取るよりも、様子見を決め込むのが賢明かもしれません。

インジケーターやダウ理論、グランビルの法則だけでは勝てない理由


さて、これらの相場を見て、どうやって精度の高いトレードアイデアを立てるのかについて話しておきましょう。結論から言うと、インジケーターやダウ理論、グランビルの法則といった古典的な手法だけでは、今の市場で勝つのは難しいということです。

これらの手法が悪いわけではありません。むしろ、これらの手法を基礎にしたトレードを行うことはとても重要です。しかし、現代の市場は情報量が圧倒的に多く、インジケーターや古典的な理論だけでは対応しきれない部分が増えてきています。

では、どうすれば良いのでしょうか?僕が強調したいのは、**トレードアイデアを立案するために必要十分な情報を得る能力**を身につけることです。これができないと、いくら手法や理論を学んでも、実際の相場では活用しきれないのです。

トレードアイデアに必要十分な情報とは?


では、その「必要十分な情報」とは何か。これについて説明していきましょう。僕が考えるトレードアイデアに必要十分な情報は、以下の4つに集約されます。

1. 環境認識
2. 場所の情報
3. 戦略
4. 戦術

これらが揃って初めて、トレードアイデアが成立します。手法や理論は、この情報を集めるための手順に過ぎません。情報が不十分であれば、いくら優れた手法を使っても、成果は出ません。

まずは、環境認識について説明しましょう。環境認識とは、市場の大きな流れやトレンドを把握することです。これを理解していないと、どれだけ優れた場所の情報を持っていても、間違った方向にトレードしてしまう可能性があります。

次に、場所の情報です。これは、価格が集中するポイントやサポート・レジスタンスといった、チャート上で意味のある価格帯を指します。この情報が正確でないと、エントリーのタイミングを逃してしまいます。

そして、戦略と戦術ですが、戦略はトレード全体の計画、戦術は個々のエントリーやエグジットの判断です。戦略が曖昧であれば、戦術も迷走しがちですし、戦術がズレていれば、どれだけ戦略が良くても勝てません。

手法に違いがあってはならない理由


ここで大事なのは、これらの情報を集めるための手法に違いがあってはならないという点です。もちろん、トレーダーごとにスタイルやアプローチに個性はありますが、必要十分な情報を集める部分については、共通の基準が必要です。

なぜなら、市場の動きを理解するためには、客観的で統一された基準がなければならないからです。これができていないと、トレードアイデアがばらつき、結果として一貫性のないトレードになってしまいます。

例えば、Aさんが使う手法とBさんが使う手法が全く異なるものだった場合、同じ相場でも全く違う結論が導き出されることになります。これは、個々のトレーダーが持つ優位性の違いから生じるものであり、手法そのものが間違っているわけではありません。

しかし、必要十分な情報を得るための手法においては、全てのトレーダーが共通の基準を持つべきです。ここで差が出てしまうと、優位性を活かす前に、そもそもトレードアイデアが不十分になってしまうのです。

優位性がトレーダーの差を生む


では、トレーダーごとに差が出る部分はどこか?それが「優位性」の部分です。優位性とは、各トレーダーが持つ独自の強みや経験、スキルのことです。これがトレードの結果を大きく左右する要因です。

優位性は経験や学習、トレードの実践を通じて培われるものです。同じ手法を使っても、あるトレーダーが他のトレーダーよりも良い結果を出すのは、この優位性が影響しています。

だからこそ、僕たちは手法や理論だけでなく、優位性を磨くことに力を注ぐべきです。優位性が高まるほど、トレードアイデアの質が向上し、結果として利益も増えていきます。

最後に:今日の相場を見て考えること


今日は月末ということで、市場は静かな状態です。こんなときこそ、手法や理論に頼りすぎることなく、必要十分な情報を集め、それを基にトレードアイデアを立てる練習をしてみてください。

トレードは常に動きのあるものではありません。むしろ、動きが少ないときこそ、自分のトレードアイデアの質を見直すチャンスです。今日の相場を見て、自分がどれだけ正確な情報を集め、どれだけ質の高いトレードアイデアを立てられるかを確認してみてください。

皆さんが素晴らしいトレーダーになるために、僕はこれからもサポートしていきます。一緒に頑張りましょう!

追記(8月29日 22:00)

【速報】ドル・円145.32円、ドル買い加速、GDP改定値は予想外に上方修正:ドル・円145.32円、ドル買い加速、GDP改定値は予想外に上方修正 @ZAiFX zai.diamond.jp/list/fxnews/de… #zaifx #fx

米GDPが良い!ドル円はレンジが確定しておりました。145円を上辺ブレイクしタッチしていなかったピボットに向かっています。レンジブレイク戦術です。

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