南国のホットカーペット

私の地域は暖かいとされている。南国だ。
しかし、いくら南国でも冬は寒い。でも寒いのレベルが低いことは否めない。
今年に入り大寒波がここ南国にもやってきた。最低気温が10～12℃だったか。最高気温が14～15℃。これは大変なことだ。どうにかしなければいけないということで、とうとう我が家はホットカーペットを買った。実は昨年は対流型の石油ストーブも買ったのだけど。
買う前は「ちょっとおおげさかなぁ？」とか、「短い冬に何度使うことがあるだろう」と思いはしたが、我が家の長男は御年15歳のシニア犬である。冷えは大敵だということで、思い切って“ホカペ”を買ったのである。そう、一応息子たちのためという名目で。
ところが、我が家の人間はあっという間に“ホカペ”の魔力に取りつかれた。
なんと暖かいのだ。ポカポカホンワカで快適！
気が付くと、人間二人と息子たち４頭が所狭しとホカペの上に大集合しているのである（我が家のホカペは２畳用のけして広いとは言えない）。
今までは、リビングの好きな場所に点在していた犬の島がホカペに大集合している。一番愛用しているのは二人の人間。
もう手放すことのできない“ホカペ”。購入後2週間たった今は25℃の夏日になってしまったが、この冬あと一回くらいは出番がくるに違いない。
ホカペLOVEな我が家である。

追記
ホカペを買った2日後、我が家の四男坊がホカペの角をガジガジして破壊未遂をおかした。発見が早く大事には至らなかったが、5歳になって落ち着いたと思った人間が甘かった。ソファ2台をダメにしてしまった経験を忘れてはいけなかった。